撮影技術 フィールドレポート   LIST view  RSS
撮影技術会社の代表が現場で印象に残ったことなどを写真やビデオキャプチャーで綴る撮影技術日誌
(WEBへの公開は制作会社、クライアント、出演者の許諾をいただいておりますが二次利用はご遠慮下さい)
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■2010年06月27日(日)  Luigi Velatiさんのビンテージバイクギャラリー
Luigi Velatiさんのビンテージバイクギャラリーへ行ってきました。
【BI・CI・CLASSICA】大阪市中央区瓦屋町にあります。

1960〜1990年を中心としたクロモリロードバイクのギャラリーです。オーナーはイタリア人の建築デザイナー【Luigi Velati】(ルイジ・ヴェラーティ)さん。降りしきる雨の中、枚方のご自宅から愛車で走ってこられずぶ濡れのルイジさんに出迎えていただきました。

1961年イタリア・ミラノ生まれ。'82年にミラノ ブレーラ国立芸術学院を卒業。'86年までスタルク建築設計事務所(ミラノ)に勤めた後、来日してスタジオ・ヴェラーティを設立ということですが、イタリア時代はレーサーでした。また、本業の建築デザインだけではなくこういったものもデザインされています。




下は笹邊のビンテージバイク。1987年に千里ビデオサービスを始める前に設計したものです。
ビルダーはナショナル自転車(現パナソニック サイクルテック)の小野氏。コンポーネントはシマノジュラエース、サンツアースプリント、スギノマイティー、吉貝ロイヤルグランコンペ等で構成。


昼食は豚公司 銀呈で頂きました。

目的は新メニューの【帯広豚丼】
一階に大きな目印の飛豚?店舗は地下になります。

左はえびクリームコロッケ定食、そして右が【帯広豚丼】です。十勝に居た頃に食べた味にとても満足しました。

■2010年06月24日(木)  今日は屋内で
先週は雨降る中でのロケや医学系の動画編集、生命科学の実験映像などで色々楽しませてもらいました。そして今日明日はスイッチングの現場です。梅雨の合間の日本晴れ、とても気持ちのいい朝でした。

事務所の傍のアジサイも朝日を浴びてとても爽やかです。雨の似合うアジサイですが、朝日を浴びた姿も美しいですね。

気持ちのいい日差しを他所に、今日の現場は屋内。あの会場で毎年行われるイベント。日本全国いたるところで同様のイベントが開催されますね。

明日がそのイベントの本番で、今日はそのリハーサル。ライブカメラは2台。
今回はカメラへ返すリターンを普段のカメララインのプログラムリターンの他にもう一系統、シームレススイッチャーで切り替えられたPPTやブルーレイ等の送出映像もダウンコンバートして送っています。カメラマンがスクリーンに出ている映像をファインダーで確認できる、いわばオンエアリターンです。

リハーサルを終えて事務所に戻ると見事な夕焼けでした。どうやら明日は天気が崩れてきそうです。
明日の現場は昼過ぎには終了し、その後ポスプロでHDCAMのコピー作業を行います。来週はCM編集とMA、そして別件の医科学系の編集作業。けっこう月末も忙しそうです。

■2010年06月23日(水)  WANTED MACRO NIKKOR
写真はニコンマクロニッコールレンズ。 マイクロニッコールではありません。
左後ろから12cm F6.3マクロニッコール (2本写っています)右後ろが65mmf4.5マクロニッコール
手前左35F4.5マクロニッコール、そして右手前19mmF2.8マクロニッコールです。

(写真はeBayから転載しています)

1960年頃から90年頃に販売されたマクロ写真装置「マルチフォト」のセットレンズです。
使われずに眠ってる「ニコン・マルチフォト」がありましたらぜひご一報下さい!

「大学とか研究・教育機関にいる方にお願い」もちろんお付き合いのある先生方にもお願いします。
古い光学機器(顕微鏡やカメラ、半導体製造)などを廃棄する時はこっそり教え下さい。
大事に末永く活用させていただきますので、どうかご一報を!

他にも半導体のフォトマスク製作に使用されてUltra Micro Nikkor(これはマイクロです)や製版用APOニッコールなども。
古いレンズでも使い方次第ではまだまだ現役復帰させられるものがいっぱいあります。廃棄する前に、是非とも連絡をお願いします。

■2010年06月17日(木)  インスピレーション!【里街みのお】構想
ふとある言葉を思いついてブログに書きました。
【里街みのお】です。里街を検索してみたところ里街という単語自体無いようです。大辞林 第二版 (三省堂)でも【里街】はありません。【里街みのお】【里街箕面】も的中するのは笹邊が今日書いたブログです。
何故里街なのかといえば、千里ビデオサービスの有る箕面って【里山】なんだろうか?という疑問が発端になりました。笹邊の母親は箕面の旧家の出身で屋号は布屋といい、笹邊も子供の頃から水車小屋で遊んだり、山や川、池を自分の庭のようにしていました。しかし今ではその面影は残すものの、千里ビデオサービスのある小野原界隈はとてもハイソな町並みになっています。当時村の墓地があって焼き場(火葬場)だったところには有名なレストランが建っています。当時の里山は大きく変貌し、今も北部ではどんどんと開発が進んでいます。にもかかわらず、現在の箕面都市部でもホタルなどの昆虫類や鳥類、そして両生類や爬虫類、哺乳類が数多く見られます。

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上の写真は小野原付近の神社の境内で見られるヒメボタルです。箕面川や箕川、勝尾寺川ではゲンジボタル、そして周辺の田圃や側溝ではヘイケボタルを見ることが出来ます。

こちらは千里ビデオサービスの近くの神社で毎年子育てを行っているアオバズク。冬季になると東南アジアへ南下し越冬するそうですが、夏季には日本などで繁殖、子育てするそうです。


昨年撮影したアオバズクの子育ての様子です

次は近くの公園にやってくる小鳥たち。
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公園に梅が咲き始めると冬鳥の【ジョウビタキ】がやってきます。「人間が近づいても逃げない」のでバカヒタキとも言われるそうでだそうです。実際にレンズを向けてもすぐに飛び立ちません。

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昔は「焼き鳥」といえばツグミが最高だったそうですが、今では獲っても駄目で、もちろん食べてはいけません。ツグミも千里ビデオサービスの裏の公園へやってきます。

次は箕面で見られる特別天然記念物です。
梅雨時に卵を産むモリアオガエル。少し山に入ると煩いほどの鳴き声が響きます。YouTubeの動画に鳴き声も入っています。



大型の両生類オオサンショウウオです。箕面の滝道や滝の上の川の中に入る姿を観察できます。

どんどんと都市化されていく箕面ですが、それでもなお様々な野生が身近で見られる状況が里山でもなく、田舎でもなく、かといって都会でもない。そんな箕面に【里街】という呼び方が相応しいのではないか?とふと思いました。
【里街みのお】【里街箕面】いかがでしょうか。

■2010年06月13日(日)  オンボードカメラ GoPro HDを検証中
先月購入したオンボード用カメラのGoProHDの検証を始めました。
検証といってもたいしたことではなく、どのレベルの仕事に使えるかということです。
EL Nikkor 135mm F5.6 / PB-4 Bellows / NIKON D700 大きなサイズの写真はコチラにあります。

マッチ箱ほどのHDカメラのGoProHDは小さいながらもHDで170度の画角が撮影できるカメラで、動画だけではなく静止画の記録も可能です。シンプルなデザインの中に秘めたパフォーマンスは驚きです。笹邊がGoProHDを導入するきっかけとなったPVがこれです。そして複数購入した理由もこの映像の中にあります。

他にも様々な映像がYouTubeのGoProチャンネルにアップされていますので是非ご覧下さい。CMOSのライン読み出しによるコンニャク現象が気にならないわけではありませんが、写っているものの素晴らしさとのバランスを考えれば許容できると思いますがどうでしょうか。
この小さなHDカメラが今後の映像作りにどう役立つかはアイデア次第です。背面のマルチコネクターで接続する拡張バッテリーや、LCDモニターも間もなく発売されるようです。また拡張バッテリーやLCDモニター装着時用のハウジング裏蓋も同時に出るようで期待できます。GoPro HDはスポーツ用品でお馴染みのエバニューで取り扱っています。

■2010年06月09日(水)  ハイテクを支えるローテク撮影技術
バイオテクノロジーを研究されている最先端の研究機関からの撮影依頼がありました。撮影内容は学会発表前のため伏せておきますが、この撮影には弊社の保有する日本光学工業製ニコンレンズ(ニッコールではなくニコンです)のなかでも非常に珍しいと言われるものを使用しました。WEBにも上がってこない珍しいレンズなので少し紹介します。画像も大変少ないので各画像をクリックしていただくと大きな画像をご覧いただけるようにしています。

Nikon 5x F2.6 Ophthalmology lensという、おそらく眼科用のマクロ撮影レンズをベローズ(蛇腹)ユニットを介して取り付けています。カメラはNIKON D700ですが、ベローズユニットは笹邊がPB-4とともに昔から使っているPB-5といタイプです。レンズをスイング(アオリ)させる必要が無い撮影のためPB-5を使用しました。カメラをD700の代わりにC/Nマウントアダプターを介してCANON EOS5D mark兇鮗茲衂佞韻譴丱侫襯魯ぅ咼献腑鵑瞭芦茲盪1討任ます。
(NIKON D300SやD3Sの動画機能は露出シミュレーションが無いため、動画撮影ではEOS 5D mark兇7Dが適していると思います。またNIKONはフルHDのACVHDではなく、1280×720/24fpsのMotion-JPEG AVIです。)

カメラを取り付けたベローズユニットをコピースタンドに取り付け、撮影倍率が変化しないようにフォーカスはコピースタンドのエレベーターで行います。この頑丈かつ高精度なコピースタンドも弊社設立時に購入したもので、イメージスキャナーな無かった頃は三管式や三板式の大きなビデオカメラを取り付けていました。商品名はSUPER REPROというものでイタリアIFF(スタジオ照明システムを作っているメーカー)製らしいのですが、千里ビデオサービスの社名のルーツであるOSカメラサービスで25年ほど前に購入したものです。

これがRED BOOK NIKKOR AID INTERNATIONALMike Symons's Mysterious 2 Strange Nikon Medical Micro Lensesとしてカナダのニコン史研究家のマイク・サイモンズさんが情報を探しているレンズです。マイク・サイモンズさんはNHS(The Nikon Historical Society)でも有名な研究家の方のようです。
バブリーな時代のレンズらしく洗練されたデザインで、作りは大変重厚かつ高精度なものです。重量は500g強と標準レンズの約二倍ほどで、F1.2のAiノクトニッコールよりも重く、AFニッコール85mmF1.4やAiニッコール200mmF4並みです。

この珍しいレンズですが、拡大撮影において大変優れた描写を見せてくれます。今回の撮影ではこの他にEL-NIKKOR 50mmF2.8、135F5.6やリバースリングを付けた28mmF2.8なども用意しましたが、結局このNikon 5x F2.6 Ophthalmology lensが高倍率でのワーキングディスタンスも大きく取れて全てこれ1本で済ませることができました。
タイトルに書いた「ハイテクを支えるローテク撮影技術」ですが、撮影現場は30年前の技法と何ら変わることは無く、違いと言えばカメラの撮影メディアがフィルムからデジタルに変わったくらいで、露出はマニュアルですし、フォーカスももちろんマニュアルです。バイオサイエンスの最先端の研究ですが、それを支える撮影技術は数十年前に構築されたローテクでした。撮影は超アナログ的な手法を多用したもので、写真は掲載していませんが極めて地味なスタイルで行いました。ただし撮影した写真は今風に現場で先生のコンピューターに落とし込みます。このあたりはさすがにデジタルスタイルです。画像を確認された先生からは「素晴らしい」というお言葉を頂きました。
ちなみに今回の撮影は弊社のホームページを見ていただいてのご依頼でした。最先端の研究のお手伝いが出来たことを心から喜んでおります。

■2010年06月06日(日)  天気がいい日に屋内で撮影
昨日の予定通り今日も大変良い、というか良すぎる天気でした。撮影は日舞の2カメです。
昨日仕込、リハーサルを終えているので今朝はカメラを乗せるだけ。10〜16時の本番もつつがなく終了できました。

今日はビデオの撮影だけではなく、写真の撮影も行っています。客席中ほどからの撮影ではAi Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8Sが標準になりますが、今日は客席最後部がポジションになっているため少し長めで高倍率ののAi Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5Sです。46〜8度の画角はこういう撮影ではとても便利です。また引きから寄りまでF4.5一定という明るさがとても使いやすいです。カメラはもちろんフルサイズのD700でした。

■2010年06月05日(土)  いい天気でした
今日は朝から明日行われる日舞のリハーサルでした。休憩時間に暗い舞台から出てみるとご覧の通り。
【雲ひとつ無い】ではなく、飛行機雲だけが見える空でした。

エクスペリアの気象レーダー画像を見ると沖縄を除けば殆どが快晴。明日の撮影はもちろん屋内。でも天気がいい日に現場に向かうのはやはりいい気分です。職業にもよりますが、私たちの仕事はやっぱり晴れがいいですね。

■2010年06月03日(木)  OPERA Ver.1060にしました
WEBブラウザをこれまでのOPERA 10.10から10.60にしました。10.60はまだα版ですが不具合も無く良好です。α版のためアップグレードにはならずに新しいフォルダにインストールされます。インストール前に以前のブックマークを事前にエクスポートし、インストール後に不可視ファイルになっているクッキーやパスワード情報を以前のバージョンのフォルダから10.60のフォルダに移せば全て以前のバージョンどおりになります。

スピードダイヤルは10.00以降と同様ですが、全体的な処理速度は体感として速くなっていることがわかります。IE8もいいんですが、スピードダイヤルと横配置(上にも設定できます)のタブになれると大変便利で後戻りできません。

10.51でアイコンに格納されていたメニューバー項目が10.60では再び10.00以前と同様にメニューバーに戻りました。やはりこの方が使いやすいです。

OPERAを最初に使ったのは2000年初め頃のMacOS版でしたが、当時はIEやネスケ、iCabとは違ってシェアウエアでした。今ではエクスペリアにもアンドロイド版のOPERA MOBILEが搭載されています。
スキームはMOZIRAなどと同じく様々なスキームが提供されています。上の画像はBeOS風のスキーム。BeOSはこれもMac時代に4.0、5.0を使いました。Beは今もローランドのビデオ・キャンパス DV-7などで使われていますが、OSが顔を出すのは起動と保存、終了時くらいです。

こちらは標準のスキーム。とにかく使いやすいOPERAでSPEED DIALです。もちろんフラッシュ、PDF、WMV、QTなどの各種プラグインにも対応しています。β版がリリースされるのが待ち遠しいOPERA 10.60のお話でした。

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