撮影技術 フィールドレポート   LIST view  RSS
撮影技術会社の代表が現場で印象に残ったことなどを写真やビデオキャプチャーで綴る撮影技術日誌
(WEBへの公開は制作会社、クライアント、出演者の許諾をいただいておりますが二次利用はご遠慮下さい)
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■2012年06月30日(土)  ロケハン隊の写真
笹邊は昨日から編集ですが、別班がフィッシング関連のVPのロケハンに行ってきました。

阪和自動車道の有田です。梅雨の中休みか、まるで真夏のような日差しです。

大手清涼飲料メーカーかと思いきや、農園という文字がついています。みかんの里有田です。土産にいただきましたが美味いです。

ロケハンの目的地はここです。映画の舞台になりそうな風景です。

映画によく出てくる外国の島のような感じが気に入りました。

風景はとてもよい感じですが、フィッシング関連のVPということで実際に釣れなければNGです。

夕方から釣り始めた成果は・・・・ままあというところでしょうか。ただし目標のタチウオは当りだけでした。ただ周りの人は数本あげていたようです。

朝方まで何箇所かロケハンしての帰路は美しい朝焼けだったそうです。編集で徹夜した笹邊も事務所の窓から同じ朝焼けを眺めていました。ロケハン、編集も無事終えて、今日は納品です。

■2012年06月27日(水)  CINEKINETIC シネサドル活躍
今日はアウトドア関連の新製品プロモーションビデオの撮影でした。何かと便利なCINEKINETIC CINESADDLEは今では撮影に必要不可欠のアイテムになっています。今日は少し変った使い方をしたのでご紹介します。

カメラはHDW-750でファインダーモニターはTVLogic VFM-056WPで、サクラーのVIDEO18PLUSの上にシネサドルを置いて撮影しています。VFM-056WPは波形表示、ベクトル表示、フォーカスアシストなど非常に多機能でかつ高画質です。このときはHDSDIをPOVCAM→HDSDI REGZAに繋いでTVLogic VFM-056WPにはSDIから接続しました。もちろんHDSDIのスルーアウトもありますが引き回しの関係(POVCAMに5CFBで接続するため)でそうしました。SD接続していても十分に高解像なのがTVLogic VFM-056WPの凄さでもあります。

何をしているかというと、電動回転台に乗せて水平方向に回転する商品垂直方向に回転させて撮影しています。90度倒したカメラのファインダーでの撮影は無理なのでモニターはPico Flex Table Dollyに附属していたアームで普通の角度に合わせました。ただヘッドをパンさせると画面は上下に、チルトさせるとパン動作するという不思議な感覚です。Video18Plusの上にフネ→シネサドル→HDW-750→サンドバッグの順で乗っています。

サンドバッグを外して見た様子です。HDW-750はこんな感じで乗っています。このときクロジールのオイルダンプズーマー(Fluid Zoomantriebe)はズームロックとして機能しています。のドラグ調整用ダイヤルを逆方向(緩む方向)に止るまで回すことでズームのロックとして使用できます。

下のYouTubeはCINEKINETICのオフィシャルプロモーションです。



■2012年06月24日(日)  休みの日に突然
今日は日曜日。事務所のPCの前で邑久が先日請けたWEBの仕事をしていると、開け放した窓の向こうから「よ〜〜!私だ」の声が聞こえました。
邑久が私に「先生が!先生が〜・・・・。」と叫んでおりました。確かに聞き覚えのある声。

道路に出てまず目に入ったのは黒のハーレー。ピカピカに輝いています。
詳しくは知りませんがモデルは【ソフテイルデラックス】のようです。

フルフェイスの向こうにうっすらと見えるその顔は・・・・
そう、いつもお世話になっている楽器奏者のあの先生です。40年ぶりに乗る鉄馬だそうです。

いいなあぁ・・・・
笹邊もまたバイクに乗りたくなってしまいました。

あっけにとられる私達を「ちょっと寄っただけ」とニコニコしながら走り去るカッコイイ後ろ姿。
ご自宅に到着された先生はすぐにこの写真を見ていただけることでしょう。

■2012年06月22日(金)  今年もまた株主総会の中継です
今年もまた株主総会中継です。

ここ数年ほとんど同じシステムですが、毎年少しずつ変化しています。ただHDではなくSDという状態は変りません。ただしこれも時間の問題ではないかと思います。PPTはPCからの送出ではなく、すでにPPTをBDに落とし込んだハイビジョン動画になっています。

送出先がSDですからカメラはもちろんSDです。ただしレンズは1カメも、2カメも放送用のJ16aとJ20aを使用しています。

ベースで少し変った部分はVE卓のコントローラー部にタリーランプが点くようになったことでしょうか。些細なことですがとても使いやすくなっています。そして音声ミキサーはやはりTAMURA。もうそろそろ更新したいのですが、トランス式バランス入力でヘッドが広いTS-4000Sに変る適度なコンパクトミキサーやフィールドミキサーが無いことも更新できない理由でもあります。

こちらは最初に設置したスピーカー向けのC-38Bです。ラインの万一に備えたバックアップになり案巣。しかし質疑応答のマイクがスイッチ付きになったため、オーディエンス用のショットガンマイクを追加して、ラインのバックアップはC-38BからECM-23F兇吠儿垢靴泙靴拭これは本番中無効にしておき、万一ラインが途絶えたときにアサインします。
この会場で嬉しいことは自販機のコレです。【ふってふってゼリー】美味しいですね。

そして制作会社さんが用意してくださったスタッフ弁当。このほかにも数種類用意していただいた気配りに頭が下がります。休憩中も現場から離れることができない会場では弁当は命です。

■2012年06月18日(月)  和歌山のナイトロケ
進行中のVPで18〜19日に和歌山マリーナシティーへ行ってきました。

ポルトヨーロッパです。以前ホラーアトラクションの映像を作るために深夜にロケしたことが思い出されます。昼間は賑やかなアミューズメント施設も夜になって人が居なくなると不気味になります。

撮影準備中です。照明はHMIのマイティールポで960Wのインバーター発電機で駆動しますが、万一に備えてシネキンバッテリーを3セット用意しました。出演者は4名プラスクライアント2名。それに制作・技術の3名を加えて9名の現場はマリーナシティーの岸壁での撮影です。カメラは今回もHDW-750を使用しています。今日も台風が心配でしたが、4号は和歌山の南を駆け足で通り抜けていきました。準備時にはレインカバーをかけていましたが、本番では小雨も上がってドライコンディションで撮影することが出来ました。

HMIにはビニール傘をかけて雨対策としました。カメラにはTVLogicの5.6インチマルチフォーマット液晶モニターVFM-056WPを取り付けています。電源はもちろんHDW-750のDタップからの供給です。

マグパッチマスターカートに乗せた発電機や電源リール。上のジュラはHMIマイティールポのもので1台は使用し、もうひとつのジュラには予備の灯体とバラストが入っています。950Wの発発はマグパッチにすっぽりと収まってくれるのでとても便利です。そしてロケの必需品となったシネサドルもぶら下がっています。

照明を照らすといろんな虫たちが集まってきます。

深夜の海辺の虫たちです。名前は調べていませんがそれぞれ美しい体を持っています。世間では臭いと嫌われるカメムシもとてもきれいな緑色をしています。

撮影は明け方まで続き、帰路はロケハンをかねて加太から岬町を帰りました。

関空手前から阪和道に入ってちょっと休憩。ドライバーも交替します。岸和田SAは城のイメージを演出した作りで、自販機もご覧のとおりです。
↓↓↓



■2012年06月15日(金)  神戸のスタジオで【2】

スタジオ2日目の今日も天候は良好。こんな日ですが今日は外光を遮ったホリゾントスタジオで撮影です。ある意味贅沢な現場だと思います。

香盤は食品中心のブツ撮り。昨日ラストに役者のスチル撮りを行い、今日は最初にスチルのブツ撮りでスタートします。昨日は人物だったので大型ストロボで照明を組みましたが、今日はムービーと同じハロゲンでの照明で撮影します。

カメラはフルサイズのNIKON D700に60mmマクロと105mm、70-180mmマクロズームです。

昨日はフードコーディネーターさん1名でしたが、今日は手タレ兼の助手のフードコーディネーターさんも加わっていただきました。

スチル担当は雑誌なども手がけている弊社の木原カメラマンが担当しています。

1時間の昼食休憩を挟んでいよいよムービーの撮影です。ブツ撮りでは昨日の待機用三脚のVinten Vision 10ではなくSachtlerの太いカーボン三脚を使用しています。

今日は録音が無いので昨日録音部担当だった今西さんが今日は撮影部でVEを担当します。そして昨日HDW-750のファインダーになっていたVFM-056WPはベクトル専用となりPOVCAMが波形モニターになっています。

カメラリモートはRM-B750を使用し、食品がより美味しそうに写るようにマトリクスやガンマを調整します。

今回演出としてこだわったシーンがドリーの使用です。ズラッと並んだ商品を画像のモーション処理ではなく実写で行います。単に作る側のこだわりですが、カメラが移動すると商品のパースが変化し、商品同士の前後関係も変化します。立会いのクライアントさん「もなるほど!」と喜んでいただけまた。こだわってよかったと感じる瞬間です。

カメラ側から最終の微調整。
レールドリーは笹邊製作の千里ビデオサービスオリジナルのAYUドリーです。

さて週明けは釣のロケですが台風の動向が気になるところです。それにしても晴れたり降ったり、嵐になったりと不安定な天候です。

■2012年06月14日(木)  神戸のスタジオで【1】
120秒のインフォマーシャルの撮影で神戸のスタジオPIXさんに来ています。先般東京で制作会議を行った案件の撮影現場です。

神戸PIXのモデルルームスタジオとホリゾントスタジオを使用し、初日は役者がらみのシーンを撮影します。

今回の作品では笹邊は撮影監督ではなく総合演出、つまり監督というポジションです。この作品では作る側のこだわりを許していただき、役者がらみのシーンの撮影は三脚を使わずハンディーにしました。子役2名とお母さんのシーンに臨場感を持たせるためのハンディーですが【微妙な揺れ】あるいは【ゆらぎ】を演出するためにイージーリグを選びました。イージーリグとは【男たちの大和】や【誰も守ってくれない】などで使用されたものですが、ステディーのような防振機構はありません。ただ、手持ちや肩乗せのハンディーほど揺れなく、かといってステディーのような浮遊感のない独特の映像になります。日本では珍しい機材ですが、海外のPVやTVドラマシリーズでは多用されている機材です。

撮影はHDCAM HDW-750を使用し、PANASONICのPOVCAMにバックアップ収録します。ファインダーとしてTVLogicの5.6インチLCDモニターVFM-056WPを取り付けています。電源はHDW-750のDタップから取り出していますのでモニターの重量は300gと極めて軽量です。LCDパネルは1280×800でHD信号のモニタリングに不満はありません。またモニター上に波形やベクトルモニターもオーバーレイ表示でき、メニューを切り替えると波形専用のモニターにもなります。さらになんと(通販番組のようですが)入力はHDSDI/SDSDI/HDコンポーネント、HDMIなどに対応していてHDSDIに変換して出力できるコンバーターも内蔵しています。そして入力は4Kを除けばほとんど全てのフレームレートの表示が可能です。素晴らしいモニターです。そして画質はマスモニ並みといっても許されそうな高品位なものです。

この日の現場はとにかく大人数。撮影部3、録音部1、照明部3、俳優部5、制作部3、ヘアメイク、フードコーディネーター、クライアント、代理店などで用意した昼食は20を越えました。大変ですがとても楽しい現場です。

外光の入るモデルルームスタジオでは照明にHMIやキネフロライトを使用します。

技術モニターのD9H1(CRTモニター)を確認する照明部のMさん。HDSDI入力できるD9H1は画質評価モニターとして今も現役です。

制作モニターはオンエアを見る環境に合わせてやはり市販のREGZAです。ただしSVS仕様のREGZAはHDSDIコンバーター内蔵の特別仕様でHDW-750→POVCAM→D9H1→REGZAと同軸一本で繋がっています。
現場プレビューはPOVCAMのサムネイルを選ぶだけで巻き戻しや頭出しの必要なしに即再生できます。そして画質音質も24MbpsのPHモードならHDCAMと比べても遜色無しです。
照明準備に時間がかかるシーンではHDCAMをを三脚に乗せてカメラマンも体力温存につとめます。

子供目線のローアングルもイージーリグでご覧の通りです。無理のない姿勢で安定でありながら1/fゆらぎを残した映像が撮影できます。このアングルのためにTVLogic VFM-056WPを用意したというのが実際のところです。

子役に演技の狙いを伝える笹邊のオッチャンです。子供といってもさすが役者、一生懸命役作りをしてくれます。

本番を見守るスタッフ、クライアント達。
おかげ様でこの日の収録を無事終えることが出来ました。

■2012年06月13日(水)  TVLogic VFM-056WP





■2012年06月10日(日)  生中継の現場でした
空撮や水中撮影など連日バタバタしていてほとんど更新できていませんでした。写真だけですが現場をアップします。


















今週はオンエアインフォマーシャルをイージーリグとHDCAM、レールドリーなどを使ってスタジオで撮ります。その後は釣ロケ、水中撮影、などなど。梅雨時ですが忙しく過ごさせていただいております。

■2012年06月06日(水)  和歌山で夜の水中撮影
現在進行中の新商品プロモーションの撮影。5日夜から6日朝までの深夜ロケです。

日中に次回のHDCAM撮影のポイントをロケハンし、夜が水中撮影です。

何箇所かロケハンを終えた後、夜の撮影のための船が出る港へ向かいます。

いつものようにマンホールを撮りました。「ほんと、マンホールって面白いですね」・・・

今夜チャーターした船です。撮影は陸上からは行けない場所です。

台風が近づいているということで風とうねりが心配ですが、どうやら大丈夫の様子。

小さな船にもGPSが搭載されています。海といえば霧笛を思い浮かべますが、GPSの発達で各地で霧笛が廃止されているそうです。

夕闇が迫りましたが、雲間に明るさが見えます。台風は駆け足で日本の南岸を通り過ぎました。

このときの様子はお伝えできませんが、今回の撮影のために笹邊が考案したビスオリジナルの水中カメラスタビライザーを使用しました。スタビライザーは大阪湾や和歌山港で「まめカムHD」でテスト撮影を行い良好な結果を得て、本番の今日はケーブルの長いPOVCAMを使用し15mの深さまでハウジングを降ろました。撮影は24時まで行い、その後陸に上がって朝5時まで続けました。

台風一過の帰路はご覧の通り晴れ渡りました。まるで秋空のようです。

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