撮影技術 フィールドレポート   LIST view  RSS
撮影技術会社の代表が現場で印象に残ったことなどを写真やビデオキャプチャーで綴る撮影技術日誌
(WEBへの公開は制作会社、クライアント、出演者の許諾をいただいておりますが二次利用はご遠慮下さい)
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2015年05月10日(Sun) 

会社の近くの池で営巣するアオサギ。
子育ての真っ最中です。
Sony A7R/Nikkor ED50-300mmF4.5Ais
HDボタンをクリックしていただくとハイビジョンでご覧いただけます。



■2015年05月07日(Thu)  ECM-MS2
ECM-MS2が2本あります。
このマイクはステレオマイクなんですが、Lch(白)にだけファントムを送るとモノラルマイクになる。つまりRch(赤)のXLRを抜けばLchは正面に指向性が向いた通常のモノラルマイクとして使える。
ところが現場ではch2に鼻マイクを繋ぎ、音声さんからのラインはch1に入れるのが習慣。ソニーさん、なんでR側をモノラルにしてくれなかったの?と思ったけど、そこで解決策。
どうするかと言えば、赤いRchをch1に繋いで、白いLchをch2に繋いで使えばいい。そうすれば音声さんのミキサーからのラインを繋ぐ時に赤い方を抜いて(Rchへのファントム電源供給が止まってモノラルになる)カメラのch1の入力設定をMIC+48VからLINEに切り替えてミキサーと繋ぐ。
ここで問題になるのがステレオ使用の場合にL/Rが逆になって音場が反転してしまうこと。それはマイクを天地反転、180度回転させて付けるだけで解決。ついでにノイトリックのカラーブッシュも赤白を付け替えれば白L/赤Rというオーディオの習慣とも一致します。一応マイクには事故防止のためテプラでTOP側の表示を貼っておきます。
http://www.sony.jp/pro-audio/products/ECM-MS2/feature_1.html


■2015年05月06日(Wed)  キャプチャー大会
ゴールデンウィークキャプチャー大会実施中
4KのXQDカードや128GBのフラッシュメモリーなどなど。
これ以外にもまだまだ山ほど。


■2015年05月05日(Tue)  S270/Z7Jスカスカズーム改善

Z7やS270ユーザーさんもまだかなりいらっしゃるのでスカスカズームの解消法をもアップしておきます。
方法は至って簡単で、ズームリングを距離目盛のリングに連結してドラグをかけているだけです。動画は電気で動かしていますが、手動で粘りが付いていい感じに動きます。
レンズ側のAF/MF切り替えは前方(AF側)に固定して目盛とは切り離した状態にします。そしてAF/MFの切り替えはアサインボタンに割り当てます。実はこれがワンプッシュで便利です。


■2015年05月03日(Sun)  長丁場も無事終了しました
長い1日が終わりました。
いつもは私が連続10時間以上やるんですが、今日は途中休憩させてもらいました。
プロの歌い手にはカットが一番いいと言うんですが、どうしてもディゾってしまうのは経験が浅いからかもしれません。特に歌い手が写っていない画をフレームインで繋ぐ場合はカットは怖いらしい。カメラマンを信頼していいきっかけでボタンを押せばいいだけなんですが。
VTRを使ったインサート編集や、8mmフィルムを繋いだ経験がなければ仕方ないかも知れません。
とにかく現場を重ねることです。


写真をクリックしていただくとスライドをご覧いただけます。


■2015年05月03日(Sun)  HS50のVEセレクタ
AUXセレクタが無いHS50でも出力設定を変更して裏録り出来ました。
HDSDI-2をPSTにしてレコーダーとTVLogicを接続。マルチビューはDVIをHDMIに変換してZEGZAに接続。
これでPSTをグリーン収録にして波形も見られる。ディゾルブした場合のPST出力はトランジション終了まで前の選択CHを維持。とても便利な機能です。
なお、OSDはDVIにのみ割り当てておかないとボタンの長押しでキャラが裏に出てしまうので注意。それと撤収時にOSDの設定を戻しておかないとHDSDI専用のモニターの現場でOSDが見られないので必ず設定を元に戻すこと。
それとHS50のコンパクトさを生かしたもう一つの使い方は対談などのパラ集録の際に、HS50を4分器として使用します。同じ液晶画面上に同時表示出来るので色の確認をA/B切り替えで行う必要は無く便利です。
また、3カメまでの時は1つをPGMにしてワイプで確認したり、スイッチングしたりと便利です。
機材費はスイッチャーでは無く分割器として計上するのでモニター3台程度のコストでHS50と20インチクラスのモニターが行きます。もちろんモニターのB入力にHS50のPGMを入れておくと選択カメラを全画面で見ることもできます。



■2015年05月02日(Sat)  明日カメラを立てて繋ぐだけ
収録ベースのみ設営しました。あとはカメラを繋いでカメラ調整。
色調整を行うリモートはRM-1000BPが3台です。
収録はPOVCAMで本線PGMを2台で同時収録し、裏録りはPSTをSDI-2に出してマルチビューはDVI→HDMI変換でREGZAでみます。VEのモニターはPGM/PSTを選択して見られます。


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■2015年05月01日(Fri)  写真はこんな感じです
ニコンD700を2台に50-300mmF4.5と24-70mmF2.8
メーカーはサポートしていませんがレキサーの32GB、シリコンパワーの64GBは問題なく使えるのでメモリーの交換は不要です。消音モードが無いので消音ジャケットを被せています。
メチャメチャ古いレンズですがよく写ります。AI-SのものとAIのものがありますが、今日は木原の好みで細身のAI-Sです。300mmまで寄れるレンズでは無く、50mmまで引ける300mmというのがこのレンズの特徴です。
一度NPSで28-300mmを借りて比べてみましたが、結果はこうなりました。




■2015年05月01日(Fri)  シズちゃん大活躍
千里ビデオオリジナルのカメラ重量増加プレートのシズちゃんが活躍しています。
軽いカメラを軽い三脚に乗せるのではなく、軽いカメラを重くして標準的なENG三脚に乗せています。
vision11には6kg、vision10には8kg、そしてvideo18plusには4kgで完全バランスです。


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■2015年05月01日(Fri)  仮設収録ベース
バックヤードに仮設した収録ベース。狭い場所に長机ひとつで4カメスイッチングの収録ベースがベースが組めるのも液晶モニターとマルチビューのおかげだと思います。CRTだと長机を前後に二つ並べなければなりませんでした。
PXW-FS7のHD出力もスイッチングソースに使いますが、4Kをダウンコンなんですが、NX5JのHDSDIがSDに見えてしまうほど差があります。驚きました。
もちろんFS7で4Kはパラ収録します。
それとFS7はRM-1000BPですべてのコントロールができます。現在5芯マルチの2本をXLR変換して60mのリモートです。


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■2015年05月01日(Fri)  4Kカメラ PXW-FS7 デビュー
先月購入したSONYの4Kカメラ、本日から運用します。
初めてなのでドキドキしましたが、事前の連続稼働、RM-1000BPでの遠隔操作、XAVC-Lでの4K長時間記録などは十分に行ってきましたので、本番までに逝ってしまうことは無かったです。
DUO150はバックアップ用で、本番はACで駆動しています。収録はSWに入る前に分配してPOVCAMでHDアイソ、本体内のXQDカードで4Kアイソです。カードは128GBで全編収まりました。他のNX5Jも万一に備えてFMUでアイソを撮りましたが、お陰様で使う必要の無いスイッチングが出来ました。カメラマンに感謝ですm(_.._)m
音声は収録ベースから2chマルチケーブル60mで+4dBのL/Rを送り、出先で2分配してCAM-2のNX5JとCAM-1にしたFS7に入れています。
タイムコードはPOVCAMもNX5、FS7もドロップフレームのフリーランで実時間にしていますが、REC開始後順次ムービースレートで実時間を写し込んでいます。写し込みは同時に行う必要な無く、編集のタイムラインを記録開始時刻にして、スレートの表示が一致する場所に素材を配置すれは簡単に同期できます。



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■2015年05月01日(Fri)  安全第一
客席内ケーブル周りの引き回しは安全第一でやってます。ケーブル長が長くなっても必ず角と通したり、吊ったり、養生マットを被せたりします。今回は3C2Vの5芯マルチケーブル40+20m=60m×2本、40m×2本で引きました。この長さだとリクロッカー無しでHS50に届きます。
本線、リターンビデオ、タリー、インカムが通って、固定のFS7についてはリターンがHDSDI-2になり、インカムの代わりにLANCが通り、アイリス、ズーム、トリガーなどが行えます。



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