2008年04月09日(水)
EDIUS Pro4
 EDIUS Pro4 for REXCEEDが届いた。ターンキーモデルだったため、今までアップグレードせずにいたのだが、他のマシーンが全てEDIUS Pro4.6に移行したので、互換を保つために4.6にアップデートした。
 届いたのはcanopusのロゴが印刷された段ボールで、中には真っ白な箱。かなり安っぽい。白い中箱にはシールが1枚貼られていて、これでEDIUS Pro4であることが辛うじて判る。
 価格は一般のEDIUS UGの3倍もするくせに貧弱である。要は中身なのだが、もう少し色気があっても良さそうだ。
 4.03へのアップデートは直ぐに完了し、ダウンロードしたアップデータで一気に4.6へバージョンアップ。P2オプションやバリカムオプションのUSBキーを4.0に更新してEDIUS 4のUSBキーと統合して完了。約1時間ほどの作業である。

 これでEDIUS 4の環境が整ったわけだが、やはり私は使い勝手の良いPremiereProを選んでしまう。そろそろEDIUSに慣れなければいけないのだが・・・それについ先日Premiere® Pro CS3の入ったAdobe Creative Suite 3 Production Premiumを購入したばかりだ。EDIUSは若い者に任せて、私はやっぱりPremiereで続けよう。
2008年4月9日 | 記事へ | コメント(0) |
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2008年04月08日(火)
メーカーのサイトに弊社制作のビデオがアップされていた
 先月制作したローランドの新製品であるR-44ビデオがアップされていた。
 撮影は2月末でデリカに冬タイヤを履いての長野ロケである。この時に同時制作したHD-SDI⇒HDVコンバーターのVC-300HDビデオもアップされている。
 このビデオのナレーション録りの様子はこのブログにもアップしている。
 今度また新製品のビデオを作る事が決まったが、ローランドという会社は我々技術屋が望むものを次々に具現化してくれる素晴らしい企業だと思う。VC-300HDはビデオ制作を受注するよりも以前に使用し、その素晴らしさは承知していたが、まさかそのビデオを作らせていただけるとは思いもしなかった。
 Field Reportの2007/7/19の記事で紹介している。自分が気に入った製品のプロモーションを作ることが出来たことは技術会社にとって最高の喜びである。
VC-300HDについて補足しておこう。
このコンバーターは単にHD-SDIをHDVに変換するだけではない。左の図(VC-300HD)のように、既存のフォーマットが自由自在に変換出来、さらにアップコンバート、ダウンコンバートの際のスケーリングも可能だ。そしてVer.2になって24p、23.98p、25p、30p、60pなどのフレームレートに対応した。また4点式ガンマ補正機能が追加され、映像の諧調調整も出来る。至れり尽せりのバージョンアップである。
 また、このVer.2での追加機能はすでにVC200HD/300HDのVer.1を購入済みのユーザーにも有償ではあるがアップグレードとして提供されている。企業の品質保証にたいする姿勢が嬉しい。内部処理はVer.1もHDCAM-SRと同じ4:4:4で高画質だが、Ver.2ではプロセッシングを強化し、アルゴリズムの最適化によりアップコンバート、ダウンコンバート、クロスコンバートの画質が向上している。
 映像機器に限らず、普段使用しているコンピューターもOSやアプリケーションのアップデート、アップグレードによって最新機能が追加されて第一線で活躍できる。ソフトウエアで制御されるデジタル機器ならではのバージョンアップである。
 我々人間もデジタル機器のように常にバージョンアップして新しいものに対応していくわけで、昭和29年生まれの私は今年でVer.54である。しかし昭和29年製のCPUの処理能力はどうだろうか。一応複数のタスクを処理する能力と、並列処理にも対応するマルチコアであることは自負しているが、どうも最近メモリーのエラーが出るようだ。ここらでメモリーを・・・・そんなことが出来て嬉しいのは私ではなく、周りのスタッフだろう。最新式のメモリーが欲しいこの頃である。
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2008年04月07日(月)
五条軒
 「五条軒」だ。北海道ロケのページが検索されていた。
 歌手の金田たつえさんのお薦めのラーメン屋で場所は帯広。帯広なのに「さっぽろラーメン」である。そういえば近頃はチリチリ太麺の札幌ラーメンを見ることが無くなり、細麺の白いスープが主流のようだ。細麺と白いスープが苦手な私はついついうどんを食べる事になるが、若いスタッフはやっぱりラーメンが好きで、仕方なく私は細麺でも許せる冷麺を食べている。ところがこの冷麺も殆どのラーメン屋では「夏季のみ」ということになっている。ザル蕎麦が年中あるのに、どうして冷麺は夏しか扱わないのか?冷たい水に手を浸すのが億劫なのか?と勘ぐってみたりする。
 写真は五条軒の冷麺だ。冷麺もザル蕎麦同様に通年食べたいのは私だけではない。
 これは五条軒の店内。決して広くは無いが、美味しいラーメンが食べられる店である。
http://hokkaido.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/300561.html
2008年4月7日 | 記事へ | コメント(1) |
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2008年04月06日(日)
春の上高地
 打ち合わせがスムーズに終わり、そのVPで使用する素材を「せっかく長野に来たのだから撮って帰ろう」ということになった。もちろん登山の準備など一切用意していない。ホエブスやコールマンといったストーブはおろか、雨具さえ準備していないのだ。靴は私が安全靴で他のスタッフはスニーカー。普通の人はこの時点で上高地などへは行かない。
 まず天候の判断。天気図や気象衛星の情報では絶対好天である。気温もほぼ氷点下。日帰りなら雨具は不要。雪が解けて靴が濡れる不安も少ない。防寒ということでは夜の松本を歩く程度のコートは所持している。それと一応ザックは車に積んでいた。これならコンビニで食料さえ調達すれば何とかなるだろうと、お気楽パーティーは出発した。

 車をターミナルに置いて釜トンネルを目指す。昔のトンネルは閉鎖され、一応近代化されたトンネルは「雪ん子」の歌さえ口ずさまなければ何の不安も無く大正池まで行ける。しかし以前のトンネルとは違い、一度入れば出口まで景色は見えない。もしかしたらこのトンネルにこそ「釜小僧」が居るかもしれない」と思ったりする。

 以前(2005年頃)は覆道付近からは写真のように梓川を見ることも出来たが、今は工事用のダンプカーの轟音に恐怖しなければならない。私が始めて上高地に来た30年ほど前は春の連休と秋の土日を除けば一般車も通行でき、自家用車で河童橋まで行くことが出来た。しかし自然保護の目的で今は通年一般車は通行不可だ。もちろんバイクも不可。バスやタクシーも4月後半から11月半ばまでしか通っていない。つまりGWまでは歩くしか無い。

 20分ほど歩くと出口に達する。新鮮な空気が嬉しい。そしてこのトンネルを抜けると春夏秋冬を問わず、別世界が待ち受けているのだ。

 トンネルを出ると風景は一気に冬。まだまだ雪がいっぱいだ。ちなみに私たちのパーティーが釜トンネルを通ったのは4月5日である。おもわず4日でなくて良かったと思う。

 トンネルを出てすぐに見える焼岳を撮影。大正の大噴火で泥流が梓川をせき止めて大正池が出来たことは有名。昭和37年には中尾峠の焼岳小屋を破壊したそうだ。その後登山規制されていた。私が北アルプスによく通った頃はまだ登山禁止だったが平成3年にこれが解除になっている。今は2455mの頂上(南峰)は立入禁止だが2393m(北峰)のピークまではOKということだ。今度は是非登ってみたい。

 道草をしたが目的の上高地を目指す。大正池までは工事用の車両がひっきりなしに通るので轢かれないように注意しなければならない。幸いこの現場の運転手さんたちには歩行者優先が徹底されているらしく、泥はねにも気を遣いながらゆっくりとすれ違ってくれた。

 今回の撮影機材はハイビジョンのHVR-Z1Jとビンテンのビジョン3、そしてセンチュリーのワイコンとフィルターが数枚。もしこれがHDCAMだったらこんなお気楽ロケは絶対出来ない。

 大正池ホテル(閉鎖中)を過ぎると重機が除雪作業をしていた。今年の上高地公園線開通は2008年4月24日ということだから、まもなく一般客でごった返すことになる。ウエストンが見た静かな上高地を楽しむなら今しかないだろう。

 除雪されていない道も堅雪になっていて芦峅やスノーシューも不要だ。もちろんラッセルの必要も無い。お気楽春山登山にはもってこいのコンディションである。スニーカーで来た木原も何の不安も無く春山を満喫している。ただし山はいつもこんなに優しい表情ではないことを認識しなければならない。若い頃から北アルプスを庭のように歩き、幾度もの単独行で山の辛酸を味わってきた私が「今日なら大丈夫」と判断した日だからここまで来れただけである。


 これが今回の撮影機材。ビンテンは手提げ部分をショルダーにして背中に背負って歩いた。もしビンテンのバッグを車に積んでいなければ背負うことは出来なかった。ということは三脚無しのロケは無意味となり中止だ。この青いバッグがあったからこそ出来た上高地ロケである。汗をかかないように上着を着たり、脱いだりしながら雪道を進んで目標の河童橋を目指す。着替えがないので、こまめな防寒調節は大切だ。

 我々を迎えてくれた河童橋。シーズンにはまず見ることが出来ない無人の釣り橋は明神様に良く似合う。

 早速河童橋の上からパノラマを撮影。誰も渡ってこないので揺れは皆無。シーズンに橋の上で三脚を使えば揺ればもちろんだが、観光客にも迷惑をかけることになる。今が一番いいときである。

 河童橋から望む穂高連峰だ。画像をクリックすると大きなサイズで開く。

 梓川の河原に下りて撮影。川の水は限りなく清らかだ。

 今回の日帰りロケで回したテープは約50分。まあまあの収穫である。最後は河童橋と穂高を入れて記念写真。いかにも軽装であることが顰蹙を買いそうだが、私の観天望気に免じて許していただきたい。重ねて言うが、GW前の上高地はまだまだ冬である。もしこのブログを読んで「行ってみたい」と思った方は十分な装備、服装、食料をもって出かけていただきたい。

 来たからには帰らねばならない。現場用のマグライトは常時携行しているが、雪洞など掘って楽しんでいては明日の仕事に穴が開く。日のあるうちに釜トンを抜けなければならない。と大正池ホテル付近まで戻ったところで風が凪いできた。もしかすると穂高が水面に映りそうな予感。

 すこしだけ下山を遅らせて、大正池でしばらく休憩。ただしじっと待っていると手がかじかんで来る。やはり上高地はまだ冬の続きなのだ。

 これがこの日のラストシーンだ。同じくクリックすれば大きな画像が開く。気楽に、というか無謀極まりない春の上高地ハイキングだったが、山の女神は我々に優しかった。今回収録した素材は次に作るVPのイメージ映像で使用する予定だ。つまりは今回のお気楽ハイクは遊びではない。無謀なようだが、私的には緻密に計算した結果であり、真剣勝負だった。それに対して女神が微笑んでくれただけである。あらためて女神とスタッフに感謝している。
(※写真は2005年のアーカイブを除いて全て制作技術部の木原が撮影したものである)
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2008年04月04日(金)
昨日から長野
 昨日から長野に来ている。打ち合わせの合間に雪の見えるところへやってきた。さすがに信州である。松本市内のさくらもまだつぼみが膨らみ始めた程度で、おそらく開花はだいぶ先になりそうだ。

 仕事は今度のNABショー(2008年4月14日〜17日ラスベガスにて開催される全米放送協会主催の放送メディア総合イベント)で発表される新製品のVPの打ち合わせだが今は発表前のため公表できない。


 新製品の制作スケジュールが予想以上にスムーズに決まったので、明日は久しぶりの休日を楽しむことにした。先月は何度も東京へ行き来し、タイトなスケジュールを潜り抜けてきた。ここらあたりで休養も必要だろう。明日は新しくなった釜トンを歩き、すこし上高地を歩いてみたい。そして同行の木原とゆっくり温泉に浸かって帰ろう。私は帰阪後すぐにに編集があり、木原達は日曜日にレギュラーの撮影でATCだ。つかの間の休養だが、出来る限りゆっくりしたい。
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2008年04月01日(火)
HVR-Z7J
 知り合いがHVR-Z7Jを買った。

 なかなかいい風貌をしていた。一通り触ってみての印象はちょっとNGである。ズームが機械式マニュアル操作になったのは良いが、粘りが全く無い。これでは思い通りの手動ズームが出来ない。素早いズームはこれまでのZ1Jとは違い、一瞬で寄り引きできるが、滑らかなスローズームは不可能だ。電気を使えば良いといわれるかも知れないが、電動ズームをカメラマンは望まない。サーボコントロールを使うカメラマンもたまに見かけるが、一般撮影でズームリモコン(※ステディーカムやクレーンではズームリモコンは必須)を使う人の殆どはアマチュアか駆け出しのカメラマン、もしくは国営放送のカメラマンくらいである。Z7Jが完全マニュアルズームということであれば、設計段階で粘りに拘ってもらいたかった。マニュアルズームの操作性については改善すべき項目であることは否めない。

 もうひとつ気になる点があった。それはABのショットトランジションである。Z1Jではオートトランジションのイーズイン、イーズアウトが設定できた。「HVR-Z1Jに搭載されていたショットトランジションが、さらに進化。」とういうことだが、Z7Jではトランジションのメニューの何処にもトランジションカーブ(リニア/ソフトストップ/ソフトトランジション)の設定が見当たらない。
 ゆっくりと動き出して最後はゆっくりと停止する。これはスローズームの基本である。今日手にしたZ7Jは唐突に動き出して唐突に停止する。もしかすると何処かのメニューにトランジションカーブの設定があるのだろうか。この点については無責任なことは言えないのでソニーに問い合わせて結果を報告したい。
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 昨日の件をソニーに問い合わせた結果報告である。
結果は「ソフトトランジションは割愛されている」そうだ。下の図はXDCAM EXの解説だが、これは民生器のFX1や業務用のZ1Jと同様の機能で、図のようにズームやフォーカスがスタート時にゆっくりと加速し、停止時にもゆっくりと減速して停まる。

 この機能がZ7Jで割愛された理由は「判らない」ということだが、もしかするとレンズ交換式になったことが要因なのかもしれない。いずれにせよ、マニュアルズームが軽すぎることと、ショットトランジションのカーブ設定が無いことが私にとってZ7Jを選択肢から外す大きな理由になることは確かだ。同時にここにきて再びXDCAM EXに食指が動き始めたことも確かだ。特にXDCAM EXにHDRを搭載して長時間記録を可能に出来ることを考えれば益々XDCAM EXの魅力が一層増してくる。
 ソニーの担当者は「トランジションとズームの粘りについては技術に報告しておきます」ということだが、はたしてそれが反映されるのかどうかは判らない。また、ズームを電動モードにした状態でリングを手動で回すことはメカに悪影響があるということで「お薦め出来かねます」という回答だった。
 後日、システムファイブからもショットトランジションについての資料が届いたが、やはりソフトトランジション等の項目は無かった。そしてここ最近、このブログのアクセスログにSONYの非公開IPを持ったサーバーからのアクセスが50件以上ログされている。もしかすると何らかの進展が期待出来るかもしれない。

2009.1.5追記
HVR-Z7Jの購入も検討してきたが、幸いにも友人の他レンタル会社にも数機導入されたため私の会社ではHVR−Z5Jを12月に導入した。それはZ7Jを否定するものではなく、Z7Jの魅力はなんと言っても機械式マニュアルズームである。一瞬で思ったサイズに画角を決めることが出来る点だ。Z5Jには絶対まねは出来ない。しかし20倍を備えたZ5JのまねもZ7Jには難しい。つまり使い分けが必要である。ちなみにZ7Jの1日のレンタルは1万〜1万5千円。必要に応じてレンタルで足りるのである。
下記にZ5J関連記事をアップしているのでご覧いただくと幸いである。

http://blog.zaq.ne.jp/senri/article/796/
http://blog.zaq.ne.jp/senri/article/801/
http://svs.ne.jp/hibi/058.html
2008年4月1日 | 記事へ | コメント(10) |
| 写真撮影・カメラ機材 / NEX・HDV・HDCAM |
2008年03月25日(火)
再び東京
 昨日東京から戻った。そして今は次の現場「東京国際アニメフェア」の素材編集をやっている。
 出発は今日の午後。現在深夜1時だが、まだまだアニメスタジオから送られてきた素材の編集があり、さらにアニメフェアのオープニングムービーや授賞式のムービーの編集がある。確実に徹夜である。もちろんナンチャッテ管理職の私には残業など付かない。現場への責任感だけが原動力である。
 徹夜で終わらなければ現場に構築する編集システムで行う。一見離れ業のようだが、PC1台の中にフルデジタルのポスプロが入っているから何でも出来てしまう。忙しそうに見えるが、そうではない。退屈な現場よりもよっぽど楽しい。
 東京が終われば月あけすぐに長野が待っている。先日仕上げたメーカーの新製品の打ち合わせだ。前の作品ではNTSCとPALのDVDの他にPAL等のDVCAM納品が70本近くあった。先日導入したEDIUS 4.6が大活躍だった。今度の長野では1日余分に泊まってゆっくり温泉に浸かって帰ろう。
2008年3月25日 | 記事へ | コメント(2) |
| 映像制作・撮影技術 |
2008年03月22日(土)
笹邊@東京
 撮影で吉祥寺に来ている。昨日車で移動し、夜到着。今日は吉祥寺シアターでアニメフェアの現場だ。もう1班も昨日からビーチサッカーの取材で沖縄ロケ。けっこう忙しい。
 来週はいよいよ東京国際アニメフェアの現場が始まる。今回も吉祥寺の撮影後に打ち合わせをし明日帰阪する。
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| 映像制作・撮影技術 |
2008年03月16日(日)
明日はオペの撮影
 明日は某病院にてオペの撮影だ。脳外科では全国にその名を馳せる知名度の高い病院である。今回この病院であるオペを撮影する。
 上の写真はイメージであり、他の撮影の際の流用だが、内視鏡や透視を使ったオペはこの様な雰囲気である。
 今回の撮影は学術用ではなく、いわば営業用で、内容はかなり企業VPといったものになる。撮影は16:9のDSR-450とHVR-ZJで行い、透視や他の機器の映像は本体に直結したDVDレコーダーである。時代が変化し、病院も医療技術レベルによって患者の数が大きく変わる。さらに高度な医療を施すための透視や画像処理システムは1基数億もする。やはり病院も映像を用いた営業ツールを作らねば生き残れない時代である。
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| 映像制作・撮影技術 |
2008年03月15日(土)
BIOSアップデート
 CPUを新しくしたが、何と、起動できない。???
販売会社に聞いてもはっきりしない。困った。ボードメーカーのASUSのサイトで調べて見ると、今度のCPUのりビジョンはBIOSをアップデートしなければ動作しないということだ。
 よくBIOSの変更、アップデートは危険だ!とネットで書かれているが、動かなければ仕方ない。古いCPUの戻してBIOSをダウンロードし、ROMの書き換えを行った。古いCPUで再起動したが起動時のBIOSのバージョンはアップデートされている。アップデートに伴い、設定が初期化されているので起動ディスクの設定などを私の環境に変更し起動させたが問題は無い。早速新しいCPUに換装して起動させてみる。CPUが変更されたので設定しなさいというメッセージが表示され、再びBIOSに入って新しいCPUを設定。なんとか無事BIOSのアップデートに成功した。
 よくBIOSのアップデートには起動用のFDDを用意など、ややこしいことが記されているが、ASUSでは便利なツールが用意されていて私のような素人でも簡単にアップデートが出来た。これでPCの安定度が向上してくれればありがたいのだが、どんなものだろうか。

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| コンピュータ・IT系 |
2008年03月14日(金)
EDIUS Pro 4
 EDIUS Pro 4を購入した。現在はPremiere Proがほとんどで、HD編集のみREXCEEDに組み込まれたEDIUS Pro 3.6を使っている。しかし最近まわりにEDIUSユーザーが多くなり、ついに私の会社もEDIUSが主力にせざるを得なくなった。

 EDIUS Pro 4は現在Ver4.6になっているが、製品版は4.1で販売され、アップデートをダウンロードして4.6にすることになる。しかし先月末に4.6統合アップデータが公開され、4.6への移行は手軽になった。
 とはいえ、やはりAfterEffectsやAudition、Encoreとの連携等の便利さからPremiereからも離れられない。そしてこれまで1.5だったPremiereProもこの際ということで、Adobe Creative Suite 3 Production Premium を購入した。こちらはビデオバンドルからのアップグレードで負担も少ない。ただし今の環境ではCPUの負担が大きすぎていささかストレスがたまる。そんなわけで、アプリケーションに要求されて現在クワッドコアを検討中だ。新しいPCが完成すればまたブログ等で紹介するが、その前に今抱えているHD編集やCMを片付けなければならない。作業はもちろんPremiereProで行っている。
 
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2008年03月09日(日)
Windows2000の時計
 久しぶりにWindows2000のコマンドプロンプトをいじった。私の会社でもほとんどのパソコンがWindowsXPになってしまったが、一部2000でなければ走らないソフトが有り、今なお2000のままになっているものが数台ある。
 普段コマンドプロンプトは使わないが、時にDHCPを開放したりするときに使用する。今回はWindows2000をXPのように時計をタイムサーバーに自動同期させるためにこの作業を行った。この機能は2000が元々持っている機能で、2000をベースにしたXPではそれが使いやすくなっていただけである。
 まず管理ツールのWindows Timeを起動させる。

 起動してきたものがW32Timeである。これを自動に変更し適用をクリックする。

 最後にスタートからプログラムのアクセサリーにあるコマンドプロンプトを起動させ、
net time /setsntp:"ntp.ring.gr.jp"
と入力する。

ntp.ring.gr.jpは指定ではなく、
ntp1.jst.mfeed.ad.jp
ntp2.jst.mfeed.ad.jp
ntp3.jst.mfeed.ad.jp
などの独立行政法人通信総合研究所のNTPサーバでもよい。

確認は下記のコマンドを入力する。
net time /querysntp

以上でWindows2000がXPと同様に自動時刻同期が可能になる。
まだまだ使えるWindows2000である。
2008年3月9日 | 記事へ | コメント(2) |
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2008年03月08日(土)
POTENZA RE-11
 ファミリアのタイヤを更新した。スリップサインが出てきたので同じ品番のRE-01Rを頼んだのだが、すでに完了商品になっていて全国在庫無しということで新製品のRE-11になるそうだ。BSのWEBには今現在も載っているのだが・・・?まぁ、入らないものは仕方ないので、お薦めのRE-11に履き替えた。
 WEBにRE-11とRE-01Rの比較ページがあり、メーカーの説明ではすべてにおいてRE-11が勝っていた。この際素直にメーカーの公開データを信じることにしよう。サイズはこれまでと同じ205/50R15 86Vである。最近の傾向からすれば細めだが、私のファミリアクラスなら十分以上のオーバースペックである。私がこれまで載って来た車に行ったチューニングの順序は 1.タイヤ 2.ブレーキ 3.前照灯 4.サスペンション である。 つまり止まることに対するチューンが最優先事項になる。走らせることは簡単だが、突然であっても意図どおりに正しく止めることは難しいのである。止めるためのチューンを行った後に走るためのチューンを行うこと、これはモータースポーツの基本である。以前乗っていたスーパーシビックではダートチューンを施していたのでサスペンションやブレーキの他にアンダーガードを装着していた。
 上の写真はRE-11のトレッドパターンだ。左右非対称の逞しいデザインである。
 下の写真はRE-01Rを装着したときの写真だ。かなり性格が違って見える。
 今回のRE-11に換装する際にフロントトウとリアトウの調整も行った。7万キロを超えてそろそろブッシュの交換時期になっているが、今回はアライメント調整の範囲で規定に収まった。  さて、このRE-11の印象だが、約100キロ走行後のフルブレーキの性能は大変よかった。 ※何故100キロかといえば、ミシュランタイヤの注意事項を引用すると 新品タイヤ装着時にはタイヤが慣れるまで、100km前後の慣らし走行を行ってください。特に装着直後は、ワックス分がとれてグリップが安定するまで、アクセルやブレーキ操作、コーナリングは注意してください。 ということである。  そしてタイトコーナーが続くルートを若干攻めてみたが、コーナーリング中の切り足しにも素直に反応し、私の運転レベルでは一般舗装路で限界点は見出せなかった。とわいえ、基本的なグリップが高いだけに、コーナーリング中に塵や砂が集積している部分を踏めば、突然ににグリップを失うだろうことは予想できる。高性能タイヤほど路面の変化に注意しなければならない。  講釈はこのくらいにして、今回のタイヤもRE-01Rと同様、大変気に入った。このRE-11はファミリーカーを安全に操舵するためには十分以上だ。ただし経済型タイヤにくらべて遥かに磨耗が早いPOTENZAは毎年交換することを余儀なくされる。前回交換したのは昨年の4月だった。ちょっと贅沢だが、それはそれで交換の楽しみを与えてくれる。硬派としては用品やアクセサリーに費やすことよりはオイルや足回りに費やしたい。
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2008年03月07日(金)
PALのDVDで再生動作検証
 昨日作成したPALのDVDの動作検証である。
簡単な方法としてはパソコンのDVD再生ソフト(WIN DVD等)だが、やはりPALのDVD Playerによる検証が確実だ。
 最近では輸入版のDVDを再生するリージョンフリープレーヤーがネット安く購入できる。
 それにしても便利な時代になったものだとつくづく感じるこの頃だ。今では第一次産業〜第三次産業まで、全ての業種においてIT化が進み、この先も留まることはなさそうだ。
 今朝見ていたテレビで鋳物の長寿産業が紹介されていた。その社長の話では「今後製造管理の90%はコンピューターによって制御されるだろう」ということだった。そしてさらに究極までコンピューター化が進んでもどうしてもコンピューター化されない2%があるということだった。それは「丹精」という言葉である。パーセンテージの根拠はわからないが、というかかなり曖昧だが、説得力はあった。

「丹精で繁盛 〜物づくりの現場を見にゆく」
(ちくま新書 瀬戸山 玄:著)から引用すると
「丹精とは『まごころをこめて物事をすること』。」
「受け止める相手の立場を思い、自分から一生懸命に手足を動かして、できる限りを尽くす。丹精こめた物は口にすればおいしく、使えば使うほど体によく馴染む。そうした物を生みだせる人の心の奥行きと行動力を、丹精というのだと、私なりに理解してきた。」


 今朝の番組で2%が丹精であると表現していたが、コンピューター化、IT化もすべての本質は丹精ではないだろうか。ものづくりもプログラミングも、そして営業活動も根底に丹精がなければいい物、いい結果は生まれないと思う。
2008年3月7日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2008年03月06日(木)
PALに変換
 先月から取り掛かっていたVPが完成した。収録は先月HVR-Z1Jで行った。2商品の8分尺のプログラムが2本だが、それぞれに日本語版、英語版、そして英語版はNTSCとPALをそれぞれ作る。単純計算で6本。それをオーサリングしてDVDまでの作業だ。だが出力はそれだけではない。レターボックスのDVCAMをナレーション有り、無しをPALとNTSCで合計60本である。編集ソフトでPAL変換の後PALのDVCAMに書き出し、その後はVTRを2台iLinkで接続してコピーをとるか、編集タイムラインから何回もDVCAMに出力することになる。いずれにしても1本ずつしか作業できないので480分のプリント作業を行わなければならない。
 この記事を書いていてふと思いついたが、PAL対応のDVCAM VTRが2台あるわけだから、テープへの書き出し作業を2台のコンピューターから行えば時間は半分で済む。幸いCANOPUSではEDIUSの無料お試し版を公開している。Ver.4だが機能制限は無い。そして試用期間は30日。そんなわけで早速他のマシーンにもEDIUS4.0をインストールした。動作は問題ない。
 しかしこの無料お試しというのは考え物である。先月の長野ロケで世話になったデリカD:5の無料お試しの結果がこの記事である。一度手に入れた快適な環境は底知れぬ魔力を持っている。おそらくEDIUSも新たに購入することになりそうだ。そのためにはもっともっと稼がなくてはならない。物欲パワー全開である。
2008年3月6日 | 記事へ | コメント(2) |
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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