撮影技術 フィールドレポート   LIST view  RSS
撮影技術会社の代表が現場で印象に残ったことなどを写真やビデオキャプチャーで綴る撮影技術日誌
(WEBへの公開は制作会社、クライアント、出演者の許諾をいただいておりますが二次利用はご遠慮下さい)
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■2011年08月24日(水)  NEX-VG20発表です
噂のNEX-VG20が正式発表されました。




60pモードでの高精細映像や、24pモードとシネマトーンガンマ(TM)・シネマトーンカラー(TM)でのフィルムテイストな映像記録など、さまざまな映像表現が楽しめるようになりました。加えて、最高約6コマ/秒の高速連写機能やRAW画像撮影機能も搭載しているので、高画質な静止画撮影も楽しめます。

31段階の音声レベルコントロールが可能になりました。液晶パネルに表示されるレベルメーターにより音量調節も可能です。

グリップ上部にある2nd S/Sボタンや4倍の拡大フォーカスボタンを使えば快適に撮影できます。

露出をフルマニュアルコントロール可能です。また、ゼブラパターン表示にも対応。さらにマニュアルフォーカスによるピント合わせも、ピーキング機能に対応するなど、充実のマニュアル機能で独自の映像表現を追求できます。

外部モニターなどへのHDMI出力時においても、液晶画面の表示を消すことなく撮影することが可能です。

約3倍のAFの高速化(*2)を実現。Eマウントレンズは、マクロレンズやポートレートレンズなど新開発レンズ4本が加わり、計7本とラインナップもますます充実。さらに、「トランスルーセントミラー・テクノロジー」とAFモーターが搭載されたマウントアダプター「LA-EA2」(別売)を使用することで、Aマウントレンズ(*3)にも対応し、フルタイム・コンティニュアスAFを実現。動きの速い被写体も確実にAF追随し、スムーズで高速なピント合わせを可能にしました。

とても楽しみなソニー新製品です。ただしVG20の三脚ネジ穴やHDMI端子はVG10と同じだということです。やはりコンシューマーモデルの宿命でしょうか。発売までにはなんとか改善してもらいたいものです。
また他のNEXシリーズやアルファシリーズでも新しい機種が発表されています。
下のYouTubeはNEX-7のプロモーションです。


かっこいいですね!
ただしこのプロモのように(0:27のシーン)レンズ交換していると撮像面に塵が付着して後で苦労します。ミラーレス一眼のレンズ交換は細心の注意が必要です。交換の際にはローパスフィルターの塵を確認して、必要に応じて清掃しましょう。
※無地の白紙を最小絞り(F16〜22等)でクレーに写る様にシャッター速度を合わせて撮ると塵がよくわかります。

■2011年08月20日(土)  お客様のお客様に満足していただける映像づくり
今年からWEBのトップに掲載している弊社の標語
”お客様のお客様に満足していただける映像づくり”

とても嬉しい出来事です。目標に一歩近づくことが出来ました。
それは神戸にある女子大学のVPの代理店に大学から感謝状が贈られたことです。

この大学に入学された学生さんが満足されれば、まさに”お客様のお客様に満足していただける映像づくり”の実現です。

代理店さんからのメールの一部です。
皆さまのおチカラ添えのおかげで、○○大学さんはことしの志願者が倍増(93%増)しました。
その結果を「ひとえに広告のチカラ」と、大学に非常に喜んでいただき、感謝状をいただきました。
(中略)
じつは、感謝状と一緒に金一封を頂戴しました。
ぜひ、皆さまと集まり、多いに飲みたいと思います。
なにぞ、万障繰り合わせていただき、全員の方がご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
なお、僭越ながら金一封でまかなわせていただきますので、会費は無料です。
仕事をする上でこういったことは大変大きな励みになります。
照明、録音など全てのスタッフに感謝し「みんなで楽しく飲もう会」を楽しんでもらいたいと思います。

■2011年08月10日(水)  NEX-VG10のHDMI端子・・・強化対策完了
先日書いた2011年08月03日(水)  NEX-VG10メンテナンスで宿題になっていたHDMI端子の強化対策が完了しました。
対策に使用したものはオーム電気の180度可動式HDMI-mini変換コネクタです。品番はVIS-C0205です。

構造は下の図のようになっていてHDMI-miniのオスと標準HDMIのメスが付いたものです。

このコネクターを下の写真のようにNEX-VG10に切削加工したアクリルブロックを台座にしてインシュロックで固定しました。ブロックはNEX-VG10のグリップ部分スコッチの強力両面テープで貼り付け、さらにM2のネジ2本で固定しています。(1本はコネクタに隠れて見えません)
ブロックのグリップに接する面はグリップのRに合わせて切削し、先端部はNEX-VG10のコネクタ周辺の凹にかみ合うように切削整形しています。

HDMIケーブルを挿すとこんな感じになります。変換コネクタが動かないのでNEX-VG10のHDMI-miniコネクタが接触不良を起こす不安は無くなりましたが、変換コネクタが接触不良を起こした場合を想定してコネクタは予備も購入しました。というのもこのコネクタは現在廃番となっていて購入にいたるまでにかなり苦労したからです。どこかで見かけたときにはさらに予備を購入しておいた方が良いかも知れません。

今回行った対策では問題が二つありました。
第一の問題はグリップ部のベルトに指を通してハンディー運用が出来なくなること。
この点はこれまでのNEX-VG10の運用では常に三脚に乗せていたことと、ハンディー運用ではAHEADCAMを用いていましたのでベルトに指が通らなくても良いということでクリアーです。
第二の問題は強力とはいえ両面テープだけの固定では不安があることです。そのためにはNEX-VG10本体に何らかの加工を施す必要がありました。
そのことの判断の決め手はやはり現場第一ということから今回は無傷だったNEX-VG10のグリップ部にピンバイスで穿孔することに・・・・でも現場でコネクタがNGになることを考えればグリップの穴は価値あると穴だと思います。(実際に開けてみた穴は実際にはグリップ表面のゴム材にカバーされて目立つものではありませんでした)

8/11追記
アクリルブロックの固定に若干不安があり、精神衛生のためにアクリルブロックを約2×3cm/1mm厚のL型に曲げたアルミ板2枚で上下からはさむようにしてスコッチの超強力両面テープで固定しました。
これでNEX-VG10のHDMI-miniコネクタの強度に対する不安を拭い去ることが出来ました。
とはいうものの、こういったコネクタの強度、耐久性は製品になる前に十分検討し、想定外も想定するような「日本の職人気質」を感じる製品にしてもらいたいものです。「半田接合部の強度不足による断線、接触不良」は現場では通用しません。
・・・・忘れてました。NEX-VG10やEOS7Dって民生機なんですね。でも民生機と業務機の境目が曖昧になって来たことを考えると、民生機だから云々という言い訳よりは耐久性を重視した設計が望まれると思います。

■2011年08月06日(土)  NEXの面白アイテム
NEXのことをもうひとつ、専用ストロボの話。

上の写真はNEX-5に付属している専用ストロボですが、レンズにフードを付けた場合や、長いレンズを使用するとケラレが起こってレンズの影が写ってしまいます。

これはSony Nex E 18-200/3.5-6.3 OSSに添付されているストロボのエクステンションアームです。これを付けると下の写真のようにストロボが少し高くなって前に出てきます。

しかしベローズユニットやマクロレンズを取り付けたNEXではもう少し高くしないとケラレが残ってしまいます。
そこで考えた方法はエクステンションアームの二連架けでした。部品発注したエクステンションアームでしたが、そのままでは二連に出来ないことが判明。しかし少し加工するだけで間単に二連にすることが出来ました。

左側がオリジナルのエクステンションで右が加工したエクステンションです。
よく見ていただくとオリジナルに付いている二箇所の突起が加工品にはありません。突起はニッパーか爪切りで間単に切断できます。下の写真がエクステンション二連架けの状態です。
※この改造はソニーでは動作保障していません。加工される方はあくまで自己責任においてお願いします。
とはいってもしくじったとしてもエクステンションだけですが・・・・


事務所にクマゼミが迷い込んだのでメディカルニッコールを装着して撮影してみました。ストロボはメディカルニッコールのリングライトではなく、NEX付属のストロボを二連エクステンションで発光させています。




クマゼミの写真はクリックしていただくと大きなサイズでご覧いただけます。

■2011年08月06日(土)  NIKONOS+NEX-5=NIKONEX-5
水中フィルムカメラ「ニコノス」の奇跡!
ニコノス用のレンズが本家ニコンFマウントで不可能だったデジタル化が、NEX−Eマウントと融合してデジタル対応になりました。


なかなか見かけることに無いNEXとNIKONOSレンズの組み合わせです。マウントアダプターのKIPON社がNEX-NIKONSアダプターを発売したことでNEXシリーズのレンズ選択肢がまたひとつ増えました。


マウントアダプターの精度もよく、使い勝手はたいへん良いものになっています。
35mm/f2.5の対角画角は44度でNEX-5のAPS-Cサイズを35mmフルサイズの焦点距離に換算すると52.5mmとなります。標準レンズとしてピッタリの常用レンズになります。

左のレンズがNIKONOS用W-Nikkor 35mm f/2.5です。そして右がKIPONのレンズアダプターです。
実はニコノス用「W Nikkor 35mm F2.5」は、S / L 用として発売していた「W-Nikkor 3.5cm F2.5」の光学系を基により高性能にガラス種などを改良設計されたものです。35mmという焦点距離ながらミラーが無いレンジファインダー用として構造は絞りを挟んで対称のガウスタイプになっています。水陸両用ですが、陸上用レンズとしての描写は定評があります。

このレンズは新品元箱入り保証書付きのデッドストックをある筋から入手したものです。NEXと組み合わせられることで未使用で廃棄される運命から光学レンズとして再起しました。
黒いツマミが絞り調整、白いツマミガフォーカス調整です。絞りを調整すると距離目盛表示部にある赤い指標が動いて被写界震度を表示します。どことなく八セルブラッドのレンズに似ていますね。

アタッチメントサイズは58mmになっていますが、このレンズ専用のフードを取り付けることでニコン標準のφ52mmになり、最新型のレンズキャップなども装着できます。レンズフード、キャップを取り付けたNIKONEX-5の姿です。


液晶フードを取り付けたNIKONEX-5の運用スタイルはこんな感じになります。


ニコノス+NEXに興味のある方はデジカメWATCHの陸にあがった水中カメラをご参照ください。

次の写真はNEX用として気に入っているもうひとつのレンズEL-NIKKOR 63mm f/2.8です。

ELニッコールの名の通り引き伸ばし用レンズですが、実は撮影用レンズとして究極の描写性能、解像度を誇ります。
もともとフォーカス調整の無い構造のためペンタックス用のヘリコイドエクステンションチュープを使用しています。Lマウントの63mmF2.8をNEXで使用するために以下のようなリングを使用しています。
35mmフルサイズに換算すると63mm×1.5=94.5mmとなり、105mmマイクロレンズと等価で使用できる超高解像望遠マクロレンズになります。


こういった少し変わったレンズもEマウントとしてNEX-VG10やNEX-FS100で使用出来ます。レンズ交換式大判意メージャー搭載のデジタルビデオカメラ。どんどん面白くなります。

■2011年08月03日(水)  NEX-VG10メンテナンス
先日不具合を起こして修理に出していたNEX-VG10が修理から戻ってきました。
修理箇所は以下の2点です。

ままずひとつがHDMIコネクタの接触不良。これはコネクタ基板の交換でしたが、返送されてきた交換前のコネクタはこんな感じです。先日交換したHVR-Z5Jのものよりもさらに華奢な感じでした。現在Z5Jと同様に強化対策を検討中です。

そしてもうひとつが三脚ネジ穴の膨らみによるガタツキの修理。これは購入早々に生じた不具合でしたが、膨らみはそのままにマンフロットのプレートで二点止して対応していました。しかし間もなく発売から1年となるためにこの際修理して初期状態に戻しておこうということです。
上の写真は交換済みのNEX-VG10の底面部。交換された部分は下の写真のとおり底面部全体の交換でした。

交換前と交換後を比較して見ました。左が不具合を称している交換前の三脚ネジ穴部。右が交換されて三脚ネジ穴部です。少し形状が異なっているようです。計測していませんが、交換されてものは少し肉厚が増しているようで、強化対策がなされているように思います。

修理&強化されても15mmF2.8や85mmF1.4、135mmF2.0などレンズに三脚座を持たない大口径レンズの装着に対応するためにはやはり2箇所止めで対応する方が安全です。重量級のレンズに備えてこれまで同様に前後二箇所で三脚プレートを取り付けています。

レンズ交換が売りのNEX-VG10やNEX-FS100などでは三脚ネジ穴や底面プレートの強化は絶対条件だと思います。そして唯一の映像出力であるHDMI端子は強化はもちろんですが、消耗品としてコネクタを自分で交換出来るような形にしてもらいたいものです。

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