2007年01月04日(木)
Shareの危険性
 「Shareの危険性」だった。昨年はWinnyやShareを媒介とした情報流出が大きなニュースとなった。その結果個人PCで会社の仕事をするのは厳禁という企業もあるようだ。個人PCであろうが、会社のPCであろうが、暴露ウイルスはお構い無しである。Symantecやその他のウイルス対策ソフトも最新データに更新していなければ新種のウイルスには無効である。また、ネットに接続していないから大丈夫かというとそうではない。CDやフラッシュメモリーから感染し、いずれは二次感染を起こすことになる。
 私はどうしてWinnyやShareのユーザーが後を絶たないのかわからない。タダで最新の音楽や映画、ドラマが入手できるらしいが、タダ程怖いものは無いということだ。何よりも不特定多数の人間が自分のPCにアクセスしてくることが何よりも気持ち悪く、そして極めて危険だ。
 私の場合ファイル共有はMacOS8.6でShareWayIPを使っている。同時にDoorStopFireWallを用いて特定のクライアント以外にはポートを開かないようにしている。またメールもWindowsでは受信せず、まずMacOS9で受信し、添付ファイルは検疫の後にNetBIOSを使ったLANでWindowsに渡している。この時にも開く前にNAVで検疫をする。もちろんインターネットへの接続にはFireWallを立てているが、たまにAutoStart9805などの古いMacウイルスに感染したファイルが見つかったり、Macでは検疫できなかったワームがWindowsで見つかったりする。そしてWindowsのキャッシュであるTemporary Internet FilesのなかのクッキーにWEBからキャシュされたワームが見つかったりする。いずれも感染せずに検疫できるために被害は無いが、Mac/WinともにNAV(NortonAntiVirus)が入っていなければ大変な事になる。
 確かにインターネットは便利で画期的なものだが、コンピューターは我々に対して決して優しいものではない。それどころか、そのコンピューターで走るプログラムの種類(ウイルスプログラム等)によっては危険極まりないものになる。
 今回のこの記事を書くにあたって「shareを使って、DVD、映画、音楽、アプリ、コミックをGet!」というサイトを参考にさせていただいた。
 この中でも
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5・著作権に注意!
 shareで入手できるファイルの多くは著作権が絡んでいます。匿名性が高いshareだから『何をやっても構わない』ということはありませんので無茶は止めましょう。
 
6・ウィルスに注意!
 今回は、shareの使い方を分かりやすく説明する為に、ルータの説明はしていませんが(インターネット回線に直結で行っています)、この方法はあまり良くありません(外部からの進入に無防備です)。安心して使用するにはルータが必要ですが、IPアドレスの手動設定やポートの開放が必要になりますので、心配な方は少し勉強してルータを導入しましょう。

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という注意がきがある。
 ナイフや包丁はスーパーに行けば誰でもが手に入れることが出来る。また自動車も同様だ。しかし使い方を誤れば一瞬で凶器になる。使用する者は注意ではなく、自覚が必要である。
2007年1月4日 | 記事へ | コメント(2) |
| コンピュータ・IT系 |
2007年01月03日(水)
HDV移動撮影システム
 「HDV移動撮影システム」という検索だ。私の会社では一昨年から「HDVキャメラを使ったお手軽特機撮影」を推し進めている。これまで予算の都合で導入しにくかったレールやクレーン、ステディーカムなどをキャメラのコストが下がった分を特機に廻すことで実現しようというものだ。
 昨年末に東京の制作会社から話があり、今回はステディーカムを使いたいということだった。もちろん大きなキャメラにステディーカムSKやEFPを使用すれば非常にきれいな移動撮影が出来る。しかし機材やオペレーターのコストを考えると予算オーバーである。ところが監督から「HDVを使ってみたい」との希望があり、話はとんとん拍子で進んだ。従来の予算枠でステディーが使えるのは良いが、オペレーターまでは予算がない。ということはキャメラマンがステディーカムのオペレーターを兼務しなければならない。かなり昔だが、私自身がベーターカムをステディーカムに乗せて撮影したことがある。一応必要なカットは撮ったが、体は大変だ。普段使わない筋肉を使ったため、数日間は筋肉痛に苦しんだ。
 そこで登場するのがabcプロダクトのHandyManSet-SとEasyFlexだ。HDVクラスのキャメラに合わせて作られたもので、総重量はステディーカムSKの1/5程度だ。これなら筋肉痛に苦しまずにオペレートできそうだ。年末に無理を言って機材屋さんからお借りしてきた。正月休みの間にテストとトレーニングである。1/13にロケハンとキャメラテストを行うが、それまでには実用レベルに追い込めそうである。
 そして別なプロダクションからも同じくHDV移動撮影の依頼があった。こちらの方はレールを使った撮影だが、従来のレールのようなスタイルでは不可能な内容である。これについては現在私の頭の中にあるイメージを具体的なものにしなければならない。アイデアは画期的なものだが、精度などで解決しなければならない問題がある。特機開発部?の想像力にかかっている。
 下の写真はabcプロダクトのHandyManSet-S+EasyFlexだ。
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2007年01月02日(火)
年頭挨拶 2007年
 「年頭挨拶 2007年」や年頭挨拶に関する検索が無数にあった。他にも「代表取締役年頭挨拶」である。元旦は現場に居てブログを更新できなかったため、会社の年頭挨拶を掲載する。
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 2007年、代表取締役年頭挨拶
 株式会社千里ビデオサービス 代表取締役 笹邊幸人

 新年あけましておめでとうございます。皆様方には平素より格別のご高配を賜り深く感謝申し上げます。2007年の年頭にあたり、本年の抱負とこれからの業務展開について申し述べさせていただきます。
 昨年を振り返ると様々なことがありました。ビジネスに関連したニュースを挙げると、
  ・ライブドア事件で堀江貴文前社長が逮捕される
  ・ミクシィが東証マザーズに上場
  ・SNSが浸透
  ・インターネットトレードが定着
  ・ソフトバンクがボーダフォンを買収し携帯電話事業に参入
  ・Winnyなどを介した情報漏洩が相次ぐ
  ・携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度が導入される
  ・ブログが定着
  ・「村上ファンド」の村上世彰氏が逮捕される
  ・GoogleがYouTubeを買収
などがありました。そういったニュースの中、何の成果も上がらなかった6カ国協議は我々が暮らす極東アジアの治安に関わる重大問題です。経済や外交において大転換期と思われた21世紀はスタートから様々な問題を抱えながら進んでいます。

 私は2007年の初めに「人が人の心を信じることが出来る社会」について考えてみました。社会というと大げさになりますので、家庭や会社といった方が適切です。家族や近隣の人々同士、社員同士が互いに相手の心を信じることは極めて難しいことだと思います。しかし、かって阪神淡路大震災が起こった時や、大水害が起こったときには一時的ではあっても人々は互いの心を信じることが出来たのではないでしょうか。ではどうして天変地異が起こった時にはそうなれて、平常時には難しいのでしょうか。私は「共通の目標や目的の有無」ではないかと考えます。目標を共有することが出来た時、人は互いに信じ合い、脅威の潜在能力を発揮できるのだと思います。昨年私は年頭挨拶で「2006年に笹邊が求めるものは高価な機材や編集室ではありません。作品に挑むキャメラマン、スタッフの『いきざま』です。」と書きました。今年は「いきざま」に加えて「共有」を掲げたいと思います。
 最近教育関係やリクルート関係で「夢の実現」という言葉が言われています。「夢の実現のために努力する」「夢があるから努力できる」耳障りのいい言葉です。100人いれば100の夢があり、1000人いれば1000の夢があります。しかし夢は人に語ったときから夢では無くなるのではないでしょうか。夢を夢で終わらせるのではなく、人生の目標とすれば、自ずと進むべき道が見えてくるものだと思います。
 経営者の使命は「スタッフが仕事をしやすい環境を整備する」ことだと確信します。設備だけではなく、人間関係や金銭関係においてもよりよい環境を作ることが重要ではないでしょうか。2000年に森元首相が所信表明演説で掲げた、全ての国民が情報通信技術を活用できる日本型IT社会を実現するための「Eジャパン構想」はかなり整備が進みました。それによって産業分野での国際競争力の強化や経済構造の改革、国民生活の利便化などは大きく進んだように思います。そして昨年は大手企業において「日本の景気拡大は戦後最長の『いざなぎ超え』を記録、企業の業績は上向き、経済界には明るいニュースが飛び交う。」といわれました。さて本当にそうなのでしょうか。昨年11月に発表された1世帯あたりの消費支出は11カ月連続の減少ということです。庶民の財布のひもはまだまだ固いというよりも、支出する余裕がないというのが実情ではないでしょうか。企業の業績アップの背景には低賃金に耐え忍ぶ人々が数限りなくいるということです。
 新春から話が膨らんでしまいましたが「スタッフが仕事をしやすい環境を整備する」ということに必要な「共有」についての考えに戻します。仕事を進める上で情報の共有は非常に重要です。また「よりよい作品」をめざす「目的の共有」も重要です。しかしそれよりも重要なものは「問題の共有」ではないでしょうか。人は仕事上の問題を人に語ることを嫌います。しかし「問題の共有」が出来てこそ「仕事をしやすい環境」ではないでしょうか。技術的な問題、人間的な問題など、問題には様々なものがあります。問題を共有することで問題に遭遇しなかった人も追体験が出来、問題を防げることになります。「問題の共有」が出来れば「人が互いに相手の心を信じること」に繋がるように思います。その結果として「目標の共有」が出来れば理想的ではないでしょうか。
 「仕事をしやすい環境」を目指すとき、C.E.O.の職務は執行責任です。スタッフが問題に直面した時に矢面に立ってこそC.E.O.だと考えます。2007年の初めに株式会社千里ビデオサービス代表取締役としてこのことを肝に銘じて業務を推進して行く所存です。そしてお客様とともに「よりよい作品」を目指し、「お客様と目的の共有」が出来る企業として、お客様によりよい技術を提供して行きたいと思います。皆様には今後も千里ビデオサービスをお引き立て賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
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2007.1.1箕面にて
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2006年12月30日(土)
金閣寺の初雪

 「金閣寺の初雪」というキーワード。昨日「金閣寺の初雪」がニュースになっていた。今回このキーワードをピックアップした理由はSEOである。これまで日々好日はCGIで書いていたが、過去ログをhtmlで記述するようにしてから少しずつGoogleとの相性がよくなった。そして日々好日にブロガリからリンクをつけたことでより一層相性がよくなった。さらにGoogleの関連ページが増えることでランクされる順位も上位に入るようになった。
 今日はたまたま「金閣寺の初雪」というキーワードをピックアップしたが「撮影技術会社」や「映像制作 関西」、「映像制作会社 関西」など、仕事に繋がるキーワードで上位に入るようになった。これは営業部が無い会社にとっては非常に大きなことだ。
 2006年を振り返ってみると様々なことがあったが、やはりインターネットの力の大きさは凄いと思う。今年1年間の仕事において、インターネット経由による受注が全体の10%を超えている。2007年にはインターネットユーザーが今以上に増えることは確実で、さらにその後も増え続けるはずだ。そして動画配信や双方向テレビ電話による教育利用など、インターネットの利用方法も大きく変わってゆく。
 日々進化するインターネット、特にWWWにおいて、パブリッシャーである我々は、より一層の検索エンジン対策が必要である。ただし忘れてはならないことはSEOの落とし穴だ。検索エンジンのプログラムはあくまで人間の作るものであり、日々変化しているということだ。今日トップにランクされているとしても、翌日にはランクが下がるどころか消えてなくなることもある。つまり「丸い月夜もただ一夜」ということだ。だがそれを恐れるよりも、検索エンジンの変化に合わせてSEOも変化することがベストだ。そしてもちをん我々自身も社会の変化にいち早く対応してゆかなければならない。
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| 検索エンジン・SEO |
2006年12月29日(金)
クレードルサスペンション
 今年も後数日で終わろうとしている。2006年のラストスパートで、連日バタバタとしていてBloGariの更新が止まっていた。そして最終の仕事がカウントダウンイベントになったために、もうしばらくは更新の頻度がそうだ。
 させ、今日の検索キーワードは「クレードルサスペンション」だった。これはマイクをゴムなどの緩衝によって床からの振動がスタンドを伝ってマイクに雑音として入らないために使うものだ。クレードルとは「ゆりかご」の意味で、サスペンションは自動車のサスと同じく「懸架装置」を意味する。クレードルサスペンション(Cradle suspension)を用いることで得られるのは何よりも安心感であり、実際にはそれほど大きな効果は無い。何故かといえば、市販品で使用されている懸架用のゴムひもが強過ぎるからだ。これまで使ったもので効果が高かったものはゼンハイザーの製品で、非常に細いゴムが使われていた。そのため、短期間でゴムが劣化し、消耗部品として定期的な交換を余儀なくされる。けっこう不便なものである。そういう点では大きな効果は無いものの、ソニーのクレードルサスペンションに使われているゴムひもは長持ちする。これは髪の毛を結ぶゴムひもと同じもののようで、古くなればコンビニや100円ショップで入手出来、細めのものを緩く張ることでゼンハイザー並みの効果を得ることも出来る。

 クレードルサスペンションが収録にどれほど必要か、必要でないかは別として、重要なことは録音に対する気配りである。マイクスタンドに鎮(シズ)や防振ゴムを付けたり、マイク周辺の床に毛布を敷くことと同様に、目に見えない音を録音することへの配慮である。そして拡声と録音、つまり音響さん(PA)と音声さん(AUD)の仕事が「似て非なる」ものであることを認識することである。
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| 音声・録音・音響 |
2006年12月26日(火)
Gyao 納品 エンコード
 「Gyao 納品 エンコード」や「gyao 入稿」「Gyao エンコード」など、10件ほどのアクセスがあった。300/日アクセスの中の10件だから3パーセント以上だ。おそらくエンコードで苦労されているのだろう。深く考え過ぎず、規定どおりの仕様でエンコードすれば良いはずだ。
 最近はGyaOのエンコードや、大型ビジョン用のエンコードの仕事が多い。先般廃止された生駒市のビジョンの変わりに、新しく江坂のビジョン用のCM制作が入ってきた。これはエンコードだけではなく、完パケまでの作成とエンコードである。制作費は・・・だが、デスクトップでの仕事のみであり、最終納品まではクライアントとのやりとりをサーバーを使って行うため、余分な制作管理の必要が無い。ブロードバンドのお陰で効率が良い。
 GyaOの話に戻すが、最近MyGyaOが嬉しい。途中まで見た番組を次回は続きから見ることが出来る。今もターミネーターを途中で保留している。数ヶ月間はこの状態を保持できるそうだが、好きな時間に続きを見ることが出来るということが凄い。GyaO恐るべし!である。昔風に言えば、「今、ギャオがおもしろい」というところだろう。JCOMオンデマンドが有料なのに対し、GyaOは無料である。CATVにとってもGyaO恐るべし!だ。今後どう進むかはわからないが、GyaOの進化は目が離せない。そして私はヘビーなGyaOユーザーである。
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| コンピュータ・IT系 |
2006年12月23日(土)
コーワ スイッチャー
 「コーワ スイッチャー」である。コーワとは、「コルゲンコーワ」や「キャベジンコーワ」などの医薬品で有名だが、映像機器の製造・販売も行っている。最も有名なものはテロップ装置のオペークキャメラや時報テロップだ。しかし光学製品でもスポッティングスコープやコーワシックスという6×6のレンズシャッター式ブーニーカメラが有名だ。医薬品のイメージが強いが、業界では光学機器や放送機器でも確かな製品を出している。検索キーワードのスイッチャーとしてはマトリクススイッチャーなどがあるようだ。
 私の会社でも設立当初はテロップカード(テロップ用の白抜きの版下)を使ってポスプロでのスーパー入れをよく行ったが、マックにNTSCビデオカードを導入してからは自社内でテロップを作るようになり、テロップカードは過去のものとなってしまった。
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| 映像制作・撮影技術 |
2006年12月21日(木)
Vision10
 再び「Vision10」である。今度はこのブログがトップで挙がっている。先日も書いたので改めて書くことも無いと思うが、面白い事に気付いた。
 Vision10と書いて何と読むかである。当然ビジョンテンである。ところがVision100や11、20はというと突然和洋折衷になる。下の写真はVision100だが、これはビジョンひゃく(100)となる。
 同様にビジョンじゅういち(11)、ビジョンにじゅう(20)となるのだ。ただし全てそうとは言えない。古くはビジョンファイブ(5)があり、最近ではビジョンシックス(6)やビジョンエイト(8)などが英語読みになる。
 サクラーの場合もビンテンと同様にVIDEO14やVIDEO18、VIDEO20など和洋折衷が一般的だ。おそらく100や11は英語よりも日本語の方が言い易いからだろう。性能や見た目には影響ないことだが、Vision10というキーワードを見てふとこんなことを考えてしまった。
 明日(また今日になってしまったが・・・)の自転車博物館の撮影ではHDVを使用するため、三脚はビンテンではなくマンフロットを使用する。キャメラの大きさによってはビンテンが最高ということにはならない。
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| 映像制作・撮影技術 |
2006年12月20日(水)
コーナン 防寒服
 さすがに12月も後半になったからだろう「コーナン 防寒服」というキーワードだった。「日々好日」のアーカイブスがトップでヒットしていた。
 仕事をするにおいて、コーナンコメリなどのホームセンターは何かと便利だ。ロケ先で工具や道具が不足した場合は必ずお世話になる。車で移動する場合も途中にホームセンターがあった場所は記憶にとどめておく。この時も急な冷え込みのため、ロケ場所の近くにあったコーナンへ行って防寒服を購入した。
 ロケ先だけではなく、普段にもコーナンへはよく行く。目的の物を手に入れれるだけではなく、色々な品物を記憶に残しておくのだ。また、変わった工具や道具を「こんな使い方は出来ないだろうか?」と売り場で20〜30分、時には1時間近くもそこで考えたりする。以前作った撮影台も記憶の片隅にに残っていた洗車台を流用したものだ。その他にも両面テープ、エアダスター、コンプレッサー、そしてアイリスオオヤマのエレクター風のメタルラックなどはこれまでに10台以上購入している。
 店で考え込むことは無駄なようにも見えるが、ホームセンターやDOSパラ、ヨドバシ梅田等、DIYと言える店は私にとっては極めて便利な道具箱だと思っている。ちなみに私がよく行くコーナンは箕面今宮店千里山田店だ。
 明日は(すでに今日だが)早朝から中継の仕事がある。もちろん車にはコーナンで買ったワゴンや台車、ケース、工具など、様々なものが積まれている。
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| 未分類・エトセトラ.etc. |
2006年12月19日(火)
DVDダビング 吹田

 「DVDダビング 吹田」という検索である。また「DVD コピー テレビ 2時間」などという検索キーワードもあった。ヒットしていたページは会社のサイトマップである。検索結果を見ると信じられないほどの低価格での案内をしている店が目立つ。
 DVDのダビングは作業としてはいたって簡単で、例えコピー禁止コード付加されていても簡単な操作でコピーできてしまう。また片面2層のディスクでも再エンコードすることで片面1層に収録できる。これらはDVDドライブを搭載したパソコンさえあれば誰にでも出来ることだ。また大量にダビングする場合はデュープリケーターを使用することで短時間に大量の作業が出来る。
 しかし重要なことは著作権である。私の会社ではテレビを録画したもののコピーやレンタルや市販のDVDのダビングはお断りしている。これは映像制作会社として当然のことであり、我々が制作したDVDが無断で複製されていれば当然文句をいう。コピーやリッピングはあくまで本人が学習や趣味で自分自身で行う必要があり、著作権、無体財産権などの隣接権を尊重、厳守しなければならない。これらの権利を侵害することは犯罪であり、刑事告発を受ければ確実に起訴されて有罪になる。
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| コンピュータ・IT系 |
2006年12月18日(月)
テロップリアルタイム出力
 「テロップリアルタイム出力」という検索だった。検索結果には随分と古いページが上がっていた。「テロップリアルタイム出力」ということから、編集システムではなく、送出システムのことだろうか。放送や送出では一般にシステムの最終部分でDSK(ダウウストリームキーヤー)によってテロップを挿入する。単独のDSKもあれば、スイッチャーの中にDSKを備えていたりする。そしてテロップの信号源としてテロップ専用の装置(コーワが出していたテロップカード専用のシステム)やコンピューターを使ったCG(コンピュータグラフィックスではなく、キャラクタージェネレーター)などを使用する。(CGには野球などのスポーツ専用の送出システムなどもある。)最近では朋栄のVWSシリーズなどがあり、リアルタイムに3Dエフェクト付きのテロップ送出が可能である。

 上の現場写真ではマックにNTSCボードを追加してリアルタイムにテロップ、スーパーを出せるように構築している。このシステムは外部同期に対応していて、ジェンロックを掛けることでフレームシンクロナイザーを内蔵しないスイッチャーでも同期結合が可能だ。そしてPhotoshopのレイヤーから透明部分をアルファチャンネルとしてキー信号を発生できるようになっている。アルファチャンネルをキー信号として使用することでフィル画面に黒があっても黒く抜くことが可能になり、フルカラーのスーパーを出すことが出来る。

 写真は古いパワーマックにG3カードを追加して使用しているが、現在は青白ポリタンクを使っている。このNTSCカードはG4との相性が悪く、G3での使用が条件となる。システムもOS-9が安全だ。このカードがあるために今尚マックを手放せないといった方が良さそうだ。テロップを現場でリアルタイム出力するにはCGも重要だが、キー信号と外部キー入力を備えたスイッチャーが必須になる。
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| 映像制作・撮影技術 |
2006年12月16日(土)
ビデオ信号静止画取り込み
 「ビデオ信号静止画取り込み」という検索である。検索結果はかなり古いページで、マックを使ったビデオボードの比較ページだ。当時はこういった作業のために数十万のビデオボードやアクセラレーターを使用していたが、今では数万円のボードでも十分に実用的な静止画をキャプチャーすることが出来るようになった。もちろん業務用のビデオ編集ソフトから静止画を出力するのが最も良いが、例えばDVDビデオから静止画を取り出す場合に限定すれば、PCやDVDドライブのバンドルソフトやオマケソフトで十分である。もちろん追加のビデオボードなどのハードウエアも必要なく、PCのみで作業できる。
 先日小田純平さんの記事が産経新聞に掲載された。その時に使用した写真はDVDからキャプチャーして、制作会社にメールで送ったものである。静止画の取り出しに使用したソフトウエアはインタービデオのWinDVD4だった。これはDVDドライブに付属していたバンドル版で↓これがその写真だ。

 今日16日はエキスポランドでコスプレイベントの撮影がある。オフィシャルサイト用の写真だが、メインカメラマンは会社の若手に任せている。私は宮内タカユキ氏のライブやかわいいコスプレイヤーを楽しみながら撮影しよう。私のデジカメは当然一眼レフではなく、Cyber-shot R-1とT-9だ。
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| 映像制作・撮影技術 |
2006年12月15日(金)
カメラ リターンスイッチ ケーブル
 「カメラ リターンスイッチ ケーブル」というキーワードだ。以前にも同じようなキーワードでの検索があった。
 スイッチャーによるEFP収録ではリターンが無ければ不可能だ。写真は私の会社で使用しているリターンスイッチだ。レンズ側のコネクターとスイッチを日本橋で購入して自作している。
 よく似たものにレックトリガーがある。

 同じコネクターに差し込んで使用するが、スイッチの種類が異なる。リターンスイッチは無音だが、トリガー用はカチカチと音がする。このスイッチはレックスタート時にキャメラが揺れないために使用する。同ポジ撮影では必須の道具となる。リターンスイッチはマルチキャメラ収録に使用するものだが、トリガーはENGスタイルで使用する。
 二つのスイッチの共通点はレンズ側のコネクターと連結するリングネジを外していることだ。撮影時には敏速な抜き差しが必要なため、ネジで締め付けて固定するとかえって不便だ。コネクターのフリクションで十分である。
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2006年12月14日(木)
BVP-T70
 「BVP-T70」での検索だった。BVP-T70とはBVP-70のCCDブロックをキャメラヘッドから分離できるようしたもので、キャメラヘッドと一体化した場合はBVP-70と同様に使用できる。その分割高だが時にT70で無ければ撮影できないものもある。例えば狭い室内での撮影でキャメラの引き場所が確保できないときなどだ。
 写真はロイヤルホストのCMを撮影した時のものだが、狭い調理場では非常に有効だった。また、車載キャメラや狭い社車内の撮影でも活躍する。
 BVP-70はCCDがFITだが、IT型を使用した低価格のBVP-T7なども販売されていたが、それでも数百万もする高価なキャメラだ。ところが最近ではナショナルのDVX100AやHVX200、そしてソニーのZ1J、V1Jなど、MiniDVテープを使用する高画質で低価格な小型キャメラが出現し、T70を使わなくても同等のものが、それも必要に応じてハイビジョンで撮影できるようになった。
 今度またインテルのVPを撮影することが決まり、従来はイケガミのHL-DV7Wを使って撮影したものが、今度はHVR-Z1JとV1Jをステディーカムで使用する。キャメラの進化は凄いものだ。
2006年12月14日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2006年12月13日(水)
Vision10
 「Vision10」という検索だった。
 Vision10はイギリスの三脚メーカーのビンテンが作る三脚で、放送関係では最も多く使われているのではないだろうか。Vision10は発売後かなりの年月を経てきたもので、発売当初はサクラーと激しく競合したが、現在ではサクラーの黒いヘッドよりもビンテンのベージュのヘッドの方が多い。Vision10はひとまわり大きいVision100へと進化し、Vision10に変わるものとしてVision11が発売されている。私の会社でもVision10、Vision11を使用するが、私はVision10の方が好きだ。メンテナンスも定期的に実施し、これまでに2度オーバーホールも行っている。性能的にはVision11の方が優れているのだが、道具の評価は使い手の好みに大きく左右される。もしVision10とVision11のいずれかを差し上げると言われれば私は迷わずVision10を選ぶ。非常に完成度の高いキャメラサポートだ。
 Vision10といえば代理店との間でこんな話があった。実は三脚ケースのファスナーが壊れて破れてしまった時の事だ。修理できる状態ではなかったため、新たに購入するか、代用品を手に入れる必要があった。もちろんオリジナル品がベストだが、価格が8万もする。当然値引き交渉をするわけだが、その中で私が「あの青いケースはキャメラマンの誇りだ。サクラーの黒いケースなんて・・・」と言ったことがどうやらビンテンに伝わったようだ。10日程経って会社に真新しい純正ケースが届いた。だがそこには請求書は付いていなかった。「進呈」である。商売の機微というものだろうか。キャメラマンの誇りを感じてくれたビンテンに感謝した。そしてそれまで100%ビンテン派だった私はこの時を境に200%ビンテン派になった。
2006年12月13日 | 記事へ | コメント(0) |
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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