2006年12月11日(月)
映像制作会社 関西
 「映像制作会社 関西」という検索だった。ヤフーでトップに挙がっている。試しにグーグルMSNも検索してみたところ双方ともトップだった。
 先日全てのhtmlページの記述に変更を加えたことが吉と出たようだ。だがヤフーの検索結果を見て少々驚いた。東通企画テークワンアッシュよりも上になっている。昔から「客よりいい車に乗るな」と言われたが、客より上に昇っては良くないかも・・・・だ。ただしこれは恒常的にトップになるわけではなく、検索エンジンのアルゴリズムの変化で上下する。
 SEO対策が効いて検索結果が上がるのは良いが、大切なことは会社の技術力アップ、創造力アップだ。検索結果の上位ではなく、技術力の上位を目指さなくてはならない。私の本業はSEO技術ではなく撮影技術だ。私の会社は撮影技術会社である。
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| 検索エンジン・SEO |
2006年12月10日(日)
音声技師 ENG
 「音声技師 ENG」というキーワードだ。このキーワードでグーグルにトップで挙がっていた。
 写真は昨日のJ1・J2入れ替え戦で見事J1に昇格した「ヴィッセル神戸のファン感謝デー」の取材をカメアシが撮ってくれたものだ。現場が重なってしまったので、笹邊が音声技師を担当した。普段はキャメラマン、テクニカルディレクターだが、これでも日本音響家協会の正会員である。私が被っている黒い帽子はヘッドフォンが滑りにくく、またキャメラマンの時には髪の毛が邪魔にならないようにと、誕生日にあわせて娘が編んでくれたものだ。確かに効果的で暖かい。ヘッドフォンは愛用のスタジオモニターMDR-7506だ。

 昨日の結果が反映して大勢のサポーターが訪れた。今回の取材ではクリアーな音声は当然だが、サポーター達の歓声、リアクションが重要になる。

 メインステージでのイベントはPAスピーカーからの音声と客席の歓声を1本のマイクでバランスよく収録しなければならない。MCや選手の動作を見ながらガンマイクの方向を調整する。いつもはゼンハイザーのMKH-416だが、今日は機材不足のためβカムに使用しているAKGのガンマイクをクレードルサスペンションで竿に付けて使用している。

 三浦選手の囲み取材ではすかさず正面に構えたMキャメラマンのキャメラ前に屈んで下からガンマイクを向けて生声を録る。今日の仕事はJ's GOALで配信される。また12/8に同じくヴィッセル神戸を取材した練習風景三浦淳宏選手のコメント、松田浩監督のコメントが配信されている。
 明日はJ20a×8にテレサイドコンバーターを付けての望遠撮影がある。冷え込みが厳しいのでビンテンが滑らかに動くように十分にオイルを廻しておく必要がある。
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| 音声・録音・音響 |
2006年12月08日(金)
小田純平
 「小田純平」という検索。検索されたページはCGIで書いている業務日誌の「日々好日」のアーカイブスだ。CGIで書いているとどうしても検索エンジンに載り難いために、古い記事をhtmlに書き直している。
 「小田純平」もアーカイブスに入れてからヒットしている。氏の歌唱力は抜群だ。歌の理解度が違う。他の人の歌を唄うと同じ歌がオリジナル以上に魅力的なものになる。もちろん氏の歌も素晴らしい。写真は厚生年金会館の楽屋前で撮影したものだ。スケジュールが合えば是非中津ライブに伺いたい。
 今日は明日の撮影の仕込みで事務所に戻ったのは10時を回っていた。明日は7時出発になる。そしてヴィッセル神戸の取材に行っていたMキャメラの方も無事終了し、早速次の取材が決まった。次回は音声のI君がダブっているため、笹邊が音声で入ることにした。結局今年も年末のカウントダウンまで休みなしになりそうだ。
 小田さん、申し訳ない・・・・
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| アーチスト・タレント |
2006年12月07日(木)
HD 流用 SD 20倍
 「HD 流用 SD 20倍」である。これはレンズのことだ。ハイビジョン用のレンズをスタンダードの解像度、つまり地上波アナログに使用すること、もしくはその逆で、SD用の20倍をHDに流用ということになる。
 ハイビジョン放送がMUSEでスタートした頃のキャメラは1吋撮像管が使用され、そのままではSDに流用は出来なかった。しかしキャメラが高性能化し、今はSDと同じ2/3インチCCDが使用されている。また、レンズマウント、フランジバックとも同じ規格になっているため、HDレンズはSDに流用可能だ。可能というよりも、蛍石をふんだんに使用したSDレンズよりもはるかに高性能で、オーバースペックということになる。しかも使用上は問題ないどころか、より高性能になる。ただしHDレンズはSDレンズに比べると大きく重くなる。 ・・・・・と思っていたのだが、様子は随分と違ってきた。
 上の写真はフジノンの21倍HDレンズのHA-21×7.8だが前球が82φでSDの14倍〜16倍と変わらない。逆に100φの20倍〜22倍よりも小型軽量になっている。性能は勿論HDだ。下の写真は明日の現場のためにIkegami HC-D45に取り付けたものだが、その大きさはSDの15倍と変わらない。

 明日はMキャメラマンがヴィッセル神戸の取材にこのレンズとキャメラを持って行く。SD用のJ20a×8よりも高性能で小型であれば誰もが使いたくなるのは当然だ。私は明日仕込み、明後日本番の2CAM/EFPの現場へ出向く。悲しいかな旧型のJ14a×8.5とJ15a×8になる。
 ちなみにSD用のレンズもHDキャメラに取り付けることは可能だが、SDレンズではHDの解像度には及ばない。絶対に止めた方が良い。SD用でHDに使用可能なレンズは単焦点のシネレンズか、旧型のJ14×8くらいだ。
2006年12月7日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
コードリール 定格 発火
 「コードリール 定格 発火」という検索で千里ビデオサービスの安全対策のページが検索されていた。
 コードリールは便利が良いということで最近では一般の人にもよく使われている。しかし注意を怠ると加熱して発火事故を起こす。DIYの店で手軽に入手できるものは概ね15〜20Aのものだ。P(電力)=I(電流)×E(電圧)に15Aを入れてみると、P=15A×100V(家電コンセントの電圧)=1500Wとなる。つまり100Vで15Aの電流が流れれば消費電力は1.5kWとなり、100Wの電球15個に相当する。電子レンジなら1台程度だ。
 けっこう使えそうだが、これはコードを全部引き出した状態での定格だ。コードが巻かれた状態なら定格は1/3〜1/4に下がり、定格15Aのリールでは4A程度になる。

4Aとは100Vの場合400Wということになり、電気掃除機1台がやっとだ。巻いたままのリールで15Aの交流電流を流せばリールはどんどんと過熱し、絶縁コードの不導体も瞬く間に炭化したり、溶け出したりする。そのために突然発火するか、ショートしてしまう。
 便利なコードリールだが、意外と危険な落とし穴がある。大きな電流を使う場合は必ずリールから引き出して使わなければならない。
 実はこの引き出して使うというのが面倒臭いのだ。こういうことから我々はコードリールではなくリールに巻かれていない長尺コードを使うことが多い。そして長尺コードの方がリールが無いだけに小型軽量となり便利が良い。
 長尺コードを巻く場合にはマイクケーブルと同様の「8の字巻き」が便利だ。スルスルと伸ばせて、巻き取りも早い。そしてコードが回転しないためキンクも生じない。また超長尺ケーブルの場合は2名で両端から巻いてゆけば半分ずつ巻いた状態で合体させればよい。ただし逆位相に巻くとうまく合体できないので、巻き方は揃えなければならない。
 便利なようで危険かつ不便なコードリールの規格にはくれぐれも注意が必要である。
2006年12月7日 | 記事へ | コメント(4) |
| 技術系・ハイテク系 |
2006年12月06日(水)
HC-D45
 「HC-D45」という検索だった。
 昔IKEGAMIがテレビCMを行ったことがある。確かバルセロナかどこかのオリンピックの時だった。その時のコピーは「ブラウン管の向こうで有名です」と言っていたように記憶する。確かに有名だ。そしてそれを裏付けるように高画質、堅牢だ。さらに演色性が優れている。結果として今尚βカムを一体化したHL-55や57が現役で使用されている。
 今日石原真理子の記者会見があったが、HL-55+BVV5が持ち込まれていた。確かに息の長いキャメラだ。そしてタモリ倶楽部の撮影もIKEGAMI+BVV5である。これにはIKEGAMIの技術者も「凄く古いキャメラを使っている!」と驚いていた。
 以前ナショナルが新しい研究所を発足させたときにIKEGAMIから17人のトップハンティングを行ったという噂を聞いた。確かにその後ナショナルが発売したAQ-20やAQ-11という品番のキャメラはIKEGAMI風になった。そして私が技術者と電話で話したときに「HL-791、HL-95の発色を目標にしました」と言っていたことを記憶する。これらの技術はその後のAJシリーズやバリカムにも生かされているようで、IKEGAMI信奉の監督もナショナルのAJ-SDX900などの発色を見てDVCPRO使用を決めたことがあった。
 だがIKEGAMIもその後優れたキャメラを発売している。デジタルプロセスのHC-D45がそうだ。当初業務用として発売されたが、その性能の高さからHL品番に格上げされてHL-45になった。HC-D45はNTS(NHKテクニカルサービス)のNEO OB VAN(ネオ中継車)に搭載されている。
 HC-D45は52万画素CCDを搭載し、RGB DTL方式でRGB各信号からそれぞれ独立した垂直DTL信号を作ることにより、赤、青の被写体の解像感を大幅に向上させた。
 私の会社でも当初はβカムのBVV5と一体化して使用していたが、DVCAMの使用頻度が多くなったことで、最近ではDSR-1を一体化して使用している。

 完全一体型のHL-DV7Wなども使うが、キャメラ分離型の場合は完全一体型に比べてフォーマット変更などでは大変有利だ。もしβカム完全一体型のHL-V55などを購入していたなら今頃はお蔵入りになっているに違いない。HC-D45はVEリモートが使えてVP撮影には適しているのだが、VEリモートを省略したソニーの完全一体型DVCAMのDSR-400と比較すると重く大きいことは否めない。
 HC-D45wBVV5はDVCAM一体型のHC-D45wDSR-1になり、βカムからDVCAMに進化た。つまりフォーマットを進化させて稼ぎ続けているのである。
2006年12月6日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2006年12月05日(火)
gyao 納品 エンコード
 「gyao 納品 エンコード」だ。以前にもよく似た検索があったが、今回もエンコードで苦労されての検索ではないだろうか。
 動画の無料配信をうたい文句にスタートしたGyaOにとってその財源はCMである。さらにスポンサーにとっては配信されるCMの画質は最重要であることは言うまでもない。さらに音質も同様だ。ハイビジョンには適わないまでも、SDで放送されるアナログ地上波の品位が目標だ。
 私が行ったエンコードで印象に残っているのは大滝秀治さんがナレーションをする「やずや」のCMや和田アキ子さんの「リーブ21」などだ。いずれも素材はD2完パケで提供され、それを非圧縮のAVIにキャプチャーしてから指定のWMVファイルにエンコードした。コーデックやビットレート、音声レベルなど細かい指定があるが、規格どおりにエンコードすれば良い。他社からの情報ではクリーナーなどを使ってエンコードしたものは受け付けてもらえないようだ。
 厳しくて大変なように見えるが、実は極めて簡単な仕事だ。数値さえ正しく入力すれば後はコンピュータ任せである。さらに納品を急ぐ場合はサーバーを使っても可能だ。こんなに安易な仕事がほんの少しの知識でビジネスとして成立するのである。
 最近こういった仕事が増えつつあるが、これらは撮影技術や照明技術、録音技術と同じように考えるべきではないと思う。ファイルのエンコードやDVDのオーサリングなどは技術と言うべきではないだろう。技術とはまさに技であり、鍛錬の後に習得できるものだ。コンピューターを使って行えることは技術ではなく、知識と経験である。乱暴な言い方をすればマニュアルさえ読めば誰でも出来ることだ。コンピュータのプログラムを書くには知識と技術、そしてセンスを要求されるが、コンピュータを使うだけなら技術は不要だ。
 コンピュータを難しいと思っている方は多いと思うが、CPUの設計やマザーボード、ハードディスクetc.などの設計と違い、ソフトウエアを使いこなすことは決して難しいことではない。言い換えればブレステでゲームを楽しむことと同じだ。要は触ること、触って判らないことはマニュアルを読めば良い。マニュアルを読んでわからない場合は・・・・・
 ・・・・・ソフトウエアの完成度が低いということだ。
 優れたソフトウエアは「私にも写せます」と同様、全ての人に優しい操作性を持っているはずである。困ったらマニュアルを読めば良い。
2006年12月5日 | 記事へ | コメント(0) |
| コンピュータ・IT系 |
2006年12月04日(月)
シアターOM うしおととら
 「シアターOM うしおととら」である。検索されたページはポスター撮影のページだ。実は月末から東京へ行き、新宿シアターモリエールで3CAMスイッチング収録を行っていた。そして先ほど大阪へ帰ってきたばかりだ。上の写真は公演終了後「うしおととら」の原作者:藤田和日郎氏を交えての劇団員の記念写真だ。
 今回も大阪から陸路を行ったが、東京が今回ほど遠く感じたことは無かった。原因は出発寸前までスズキメソードのコンサートビデオの制作に追われ、ギリギリの出発になってしまったからだ。なんとか無事東京に着いたが、とにかく500kmをつくづく遠く感じた。
 公演終了後は一日余分に東京に泊まり、吉祥寺の制作会社で1月の撮影の打合せをし、ジブリ経由で中央道を帰ってきた。

 途中に見た赤石山脈や八ヶ岳も白くなっていた。今年の冬こそは八ヶ岳にある友人の山小屋へ行くつもりだ。下の写真は帰路の伊吹パーキング。すっかりクリスマス気分である。
2006年12月4日 | 記事へ | コメント(0) |
| 旅の紀行 |
2006年11月30日(木)
11月のキーワードランキング
 今日は月末ということでキーワードではなく、キーワードのランキングである。さすがに1位は「マナ カナ」だった。古いコンテンツだが大和川クリーンキャンペーンのメイキングがヒットしている。次が「岡田裕美」だ。AV女優と同姓同名の役者の掲載されてページがヒットする。そして「ハイデラバード」「映像撮影 大阪」、「バリカム」と続く。またホームページのカラーバーをクリックして見える「座右の銘」などもランクされている。意外なものは「CEO対策」だ。未だにSEOとCEOがこんがらがっている人が多い。
 上位ランキングの中で「映像撮影 大阪」「バリカム」「HVR-Z1J」「VP制作 大阪」「映像制作 江坂」「DVDSERVICE」「ムービー変換 大阪」「ストリーミング 技術会社」などが実際に仕事に結びついたキーワードだ。ストリーミング 技術会社では国体の中継の受注につながり、ムービー変換などは先日から7本の受注があった。
 しかしよくヒットするキーワードの出現頻度は以前とそれほど変わっていないことも確かだ。そろそろ新しいコンテンツと最新の検索エンジンへのSEO対策を行わねばならないだろう。11月のアクセス総数は約9300でページビューは最高312ページで平均では3.2ページほどだった。
2006年11月30日 | 記事へ | コメント(0) |
| 検索エンジン・SEO |
BVM-9045QD
 「BVM-9045QD」という機種名での検索だった。検索されたページは「千里ビデオが使用する撮影機材」のページである。
 ソニーのCRTモニターにはBVMとPVMがあり、BはBroadcastの略でPはProfessionalの略になる。つまり放送用と業務用をBVM、PVMとして区別している。今回検索されたBVM-9045QDには業務用バージョンのPVM-9045があり、価格は10万ほど違ったように思う。どちらも高精細CRTが使用され品位の高い映像を見せてくれるが、並べてみるとそれなりの違いはある。その違いはBVMは放送用の画像評価用でありPVMが画像確認用の業務用モニターに位置づけれれていることに起因するようだ。またBVM-9045QDにはシリアルデジタル入力があり、DVCAMのDSR-2000を収録に使用する場合などは理想的な画像評価が可能だ。
 しかし普通のロケではバッテリーを内蔵できるPVMを重宝している。また状況によっては6吋のPVM-6041Qも多用する。いずれにしても小規模のVロケでは大型のモニターの携行は出来ないため9吋以下に限定される。最近ハイビジョン収録では液晶モニターも使うようになったが、ハイビジョンと異なりSDにおける画質ではブラウン管モニターに軍配が上がる。それは画像の精細度が9吋であっても20吋液晶以上の分解能を誇ることからも明らかだ。だがこれもパソコンのモニターが液晶化していったように、近日中にはSDでもブラウン管を超える評価用モニターが登場することにだろう。それまではブラウン管依存症の我々は、大きく重いブラウン管を使用することになる。

※以前にもここでモニターに関連した記事を書いているので参照していただきたい。
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| 映像制作・撮影技術 |
2006年11月28日(火)
リッチサイトサマリー
 
 「リッチサイトサマリー」という検索。
 リッチ サイト サマリーは一般にRSS(Rich Site Summary)と略される。RSSはサイトの見出しや要約などをXML形式で表示され、ブログでは自動生成される。簡単に言えばテキスト形式に近い文字ばかりのページのことだ。
 実はこの文字ばかりのページが検索エンジンと極めて相性が良い。このBloGariでもRSSは自動生成され、書き込んだ翌日か翌々日には検索エンジンにキャッシュされている。今日ではリッチ サイト サマリーはSEO対策を語る上で必要不可欠なものになった。また、自動生成されなくとも、適当なフリーウエアでWEBをRSS化し、グーグルサイトマップに登録することで大きなSEO効果が得られる。
 別な見方をすれば、テキスト形式で書かれたWEBは検索エンジンとの相性が良いといえる。ブログのようにRSS自動生成機能を備えていなくとも、テキスト中心であれば検索エンジンにキャッシュされやすいということだ。インターネットの速度が上がり、今日ではフラッシュや大きな画像もストレス無く見ることが可能になったが、やはり基本的な情報伝達はテキストが最も有効であることは確かだ。
 映像制作会社の人間がこのようなことをいうのは間違っていると思われるかもしれないが、映像を作る場合もやはり言葉が重要になる。言葉で語ることが出来なければ映像作品は生まれてこない。映画と同様に原作・脚本がよくなければ、いくらSFXやキャストが素晴らしくてもヒットしないのだ。
 映画といえば、昨日朝日生命ホールで「敬愛なるベートーヴェン」の試写会を行ってきた。仕事は本編前に10分ほどの番宣送出だったが、送出の後は映画鑑賞を楽しんだ。第九の初演シーンではこみ上げるものを抑えられなかった。
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| 検索エンジン・SEO |
2006年11月27日(月)
カメラリターンスイッチケーブル
 「カメラリターンスイッチケーブル」である。以前にもリターンスイッチの検索があったが、少し詳しく説明しよう。
 マルチキャメラでスイッチャーを使った収録の場合、キャメラマンはスイッチャーやディレクターの指示でカメラを振るのではなく、キャメラマンの感性で絵作りを行う。カット割が決まっている収録の場合も、自分の映像が入る前の映像(スイッチャーが現在選択している映像)を見なければならない。
 家庭用のキャメラをフレームシンクロナイザー内臓のスイッチャーで切り替えている映像会社を見かけることがあるが、技術的にしっかりしたところは小型の液晶モニターをキャメラや三脚に取り付けて収録している。ただしこういった場合はケーブルが煩雑になったり、仕込みに時間を要したりする。これが業務用、放送用になるとキャメラのジェンロック入力にプログラム映像を入力したり、CCUのRETURNにプログラム映像を入力することで、キャメラのファインダーを切り替えることでリターン映像を確認することができる。特に放送用キャメラや業務用キャメラのDXC-D50WSなどの場合はプログラムリターンだけではなく、リターン2としてオンエアやエフェクト、グリーンタリーの裏撮りなどの映像を見ることが出来る。キャメラケーブルも複数を張る必要は無く、多芯のマルチケーブルやトライアキシャル、光ファイバーなどでは1本のケーブルに電源の他、複数の映像、制御信号、インカム信号などが重畳されている。
 普通リターンスイッチはキャメラのレンズやボディーに付けられているが、非常に使いづらい。そこでレンズのズームデマンドを取り付けるコネクターからリターンのみを取り出してスイッチすることでファインダーの映像を撮影/リターンを切り替える。普通このスイッチは三脚のパン棒に取り付けて使用する。手動ズームの苦手な人が電動ズームサーボを使用し、コントローラーに付いているリターンスイッチを使用しているようだが、ズーミング中にリターンを確認することは至難の技である。※オーバーラップを使う場合は相手方のキャメラマンの映像がどう重なるかをリターンビデオで確認しなければ理想的な効果は得られない。
 写真は私の会社で使用しているオリジナルのリターンスイッチだ特許に匹敵する部分もあるため、詳しくは書けないが、様々な工夫を施している。しかし、キャメラマン歴の長い人が見ると直感で判ると思う。リターンスイッチは既製品が無く、技術会社はそれぞれに独自の物を自作しているというのが現状である。
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2006年11月26日(日)
大阪 ビデオ制作
 「大阪 ビデオ制作」という検索。検索者のIPアドレスから大阪北部からだと言う事が判る。
 検索されたからといって仕事に繋がるかといえば、決してそうでないこともある。このIPの場合はこれまでも数百回というアクセスをしてきたWEB制作及びビデオ制作を行ってきた会社だ。つまり敵陣視察といったところだろう。こういった場合はその訪問者がどのページをどれ程の時間を費やして閲覧したかなども分析する必要がある。そしてその結果から他社がどういったコンテンツに興味を持っているかなどを収集することで自社の営業戦略に有効利用しなければアクセス解析の意味が無いだろう。インターネットには善良な市民だけではなく魑魅魍魎たちも蠢いているのだ。そしてこういう解析を行う私自身もインターネットに棲みつく物の怪なのかも知れない。
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| 映像制作・撮影技術 |
2006年11月25日(土)
ケーブルテレビショー
 「ケーブルテレビショー」での検索が多い。23日に終わったばかりで検索が続いている。
 今回のケーブルテレビショーではメインステージとケーブルテレビブースの送出を担当した。 会場には展示ブースとイベントステージがあり、笹邊はイベントステージを担当した。ここではステージ上下(かみしも)に透過式スクリーンを配置し、5500ANSIのDLPで投影した。DLPは液晶プロジェクターに比べると明るく、発色も良い。

 ステージ裏に組んだ送出機器は動画用ノンリニア編集機、DVDプレーヤー、パワーポイント送出用PC、中継車からの映像を同期させるフレームシンクロナイザーやダウンコンバーターなどである。

 今回は当日に間に合わない素材があるかも知れないということで、バイオをインターネット接続ルーターとして使用した。CATVインターネットは主催者へオーダーされていなかったため、接続にはAirH"を使用している。↓

これは100BASE/Tのハブの写真だ。↓

 送出用コンピューターをハブを通してWORKGROUPにすることで全てをファイル共有とインターネットに接続した。NHKのイベントで使用した「いないいないばぁっ!」のロゴなどもインターネットでダウンロードして使用している。

 今回は「芋たこなんきん」の小西美帆さんのトークショーや新日本プロレスのライガーさんのトークショーなど、個人的にも大変楽しめた。
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 上の写真はケーブルテレビブースの様子だが、今回はこのブースの送出も担当した。送出システムは下の写真のようにコンパクトなものだが、2台の65インチプラズマに異なった映像を同期させて送出するためにPanasonicのラップトップ編集機を使用している。スイッチャーはイベントステージ、展示ブースともPanasonicのAW-SW350を使用している。

 今回のケーブルテレビショーで笹邊がとても気になったものはPanasoniの出展ブースに展示されていたAW-SW350の後継機であるHD-SDI用ライブスイッチャーだ。操作性や画質もよく、イベントでのHD送出やマルチキャメラ収録に重宝しそうだ。次回のイベントは是非HDを採用していただきたい。

 この日の様子は後日ホームページのShootingに掲載する予定だ。
2006年11月25日 | 記事へ | コメント(4) |
| 映像制作・撮影技術 |
2006年11月21日(火)
簡易中継車
 「簡易中継車」というキーワードで検索されていた。簡易中継車の検索結果 約952件中1-10件目ということだが、中継車としてはお粗末なものだ。しかし、このスタイルは様々なイベントで使用している。たとえばヤンマー農機の大型イベントや国土交通省の防災訓練中継などだ。
 正式な中継車と比較することは無意味だが、必要に迫られて構築してきたスタイルも定着し、今では大きな武器になっている。ここに簡易中継車を使用した現場レポを掲載している。
2006年11月21日 | 記事へ | コメント(0) |
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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