2006年07月25日(火)
銀塩写真
 銀塩写真だった。デジタルカメラの販売数が銀塩カメラの販売数を超えたことは昨年ニュースで流れていた。世の中をデジカメの嵐が吹き荒れている。そんな中でユニークな銀塩一眼レフを紹介しよう。
 京セラのサムライというハーフ版の一眼レフでである。まるでムービーキャメラのようなデザインのスチルカメラだ。こういったユニークな製品を作っていた京セラだが、ヤシカから引き継いだコンタックスもCONTAX事業終了に伴い生産完了となった。銀塩写真は今後どうなるのだろうか。
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| 写真撮影・カメラ機材 |
2006年07月24日(月)
タンノイ GRF
 タンノイ GRFという検索だ。最近オーディオ関連でこのブログがよくヒットしている。特にタンノイ関係でのアクセスが7月には数十件もあった。今日は古いオーディオファンとして少しばかり薀蓄を語ってもよいだろう。
 タンノイというとやはりアナログオーディオだ。そしてアナログオーディオといえば当然レコード盤になる。日本では殆ど見かけなくなったレコードプレーヤーだが、海外ではまだまだ現役のようだ。日本ではベルトドライブ型レコードプレーヤーを使い続けたくても、ベルト、軸受け、カートリッジなど入手が困難になってきたが、海の向こうではリペアパーツも販売されている。オランダ家具を例にしても明らかなように、物を大事にする習慣は日本人よりも西洋人の方が優れていると思う。日本人はどうしても新しいモノに目移りが激しい。しかし優秀なものは時代を超えて優秀であり続ける。
 最初の写真は私が使っているレコードプレーヤーのトーンアーム。英国のSME-9009/SUだ。このシリーズUは兄から譲り受けたものだが、今もナイフエッジは極めて高感度である。ターンテーブルはテクニクス(松下)のダイレクトドライブSL-120だが、後継機のSL-1200はDJ達の需要のおかげで今もMK5として現行機種である。

 上の写真は今から30年余り前に購入した3009/SVで、チタンアームとオイルダンプに特徴がある。それまでの3009とは全く違ったデザインだがナイフエッジやラテラルバランス、インサイドフォースキャンセラーなどは同様のスタイルを継承している。このシリーズVはパイオニアのベルトドライブプレーヤーPL-41Aの筐体に取り付けている。↓

 40年程前に購入したPL-41Aにはオリジナルのトーンアームが付いていたが、ダイキャストボディーを加工し3009に換装して使用していた。その後モーターの回転数が1/2になったPL-41Dという8極モーターを搭載したモデルが発売され、モーター、プーリー、進相コンデンサー、軸受けを交換してPL-41Dと同等に改造し、トーンアームも3009/SVに交換した。またその時、FR(フィディリティーリサーチ)のトロイダルコアトランスを用いたFRT-3型MCカートリッジ昇圧トランスも内臓した。このトランスは機械生産できず、手作りによるものだそうだ。
 当時ターンテーブルとしてMU-41が発売されていたが「ターンテーブルとトーンアームは分離せず、剛体でひとつに結ばれているべきである」という考えからダイキャストに穴を空けてトーンアームを直付けしたのだ。さらにオリジナルの木製箱に漆黒のピアノ塗装を施した。
 この古いターンテーブルのリペアパーツは今も入手可能で、拙宅では当時の性能を維持しつつ元気に回っている。私にとってはトーレンスやガラードの名機以上の名機として愛着は深い。

 デジタル時代になった今日、日本人の美徳であった「物を大切にする」という心を海外から学ぶのも良いのではないだろうか。
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| 音声・録音・音響 |
2006年07月23日(日)
ベーカムからMPEG変換 大阪
 「ベーカムからMPEG変換 大阪」というキーワード。第1位はiMedioの受注者情報だが実は私の会社の情報である。2位は「HDV方式業務用ハイビジョンカムコーダーHVR-Z1J」でこれも私の会社のページだった。またこのKeyword Blogも1ページ目に挙がっていた。案の定問い合わせがあり、受注の方向に向かっている。
 ベーターカムからMPEGへの変換は様々だが、とりあえずVTRからハードディスクへキャプチャーする必要がある。後はPentiunDのパワーでMPEGに変換するだけだが、最近ではキャプチャーしながらMPEGに変換したりも出来るようになった。しかし問題は変換後の画像及び音声の品位だ。経験的に変換はハードウエアよりもソフトウエアで行う方がきれいだ。ビットレートは映像、音声とも細かく設定しなければならない。そして画面サイズ、ピクセルの縦横比率なども十分なテストと経験から最適値を導き出す必要がある。またMPEGといってもMPEG-1、MPEG-2、MPEG-4などの形式があり、用途によって決定される。
 GyaOのCM変換はMPEGではなく、Windows Mediaに変換するが、これはUSENからの細かなコーデック指定、ビットレート指定があり、完全に一致させたものを納品しなければならない。
 いずれにしても雛形があるわけではなく、実験、テストを繰り返す中で自社用の雛形を作ることが大切だ。またMPEG-1への変換はアマチュアの場合高価なアプリケーションを使わなくてもTMPEGencといった優れたフリーソフトも配布されているので使ってみると良いだろう。

 余談になるが最近BloGariがやたら重くなる。早急にサーバーの増設、回線の増強を希望する。
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| 映像制作・撮影技術 |
2006年07月20日(木)
HDV撮影
 HDV撮影で検索されていた。
 HDVXDCAMHDのハイビジョンキャメラが色々と発売され、家庭用も手のひらサイズのハイビジョンが一般化してきた。そして放送用のHDCAMはより高画質なHDCAM-SRにも発展した。
 我々のような映像職人にとってこの加速度的な技術の進歩は大歓迎だ。今までスチル写真でしか表現し得なかった高精細な画像が毎秒30枚、あるいは60枚も記録できるのだ。一瞬ではなく、時の流れとしてである。そしてHDVを使用することで遥かに安いコストでそれが実現出来、さらに従来の予算で特機使用の撮影が可能になる。
 先日美容専門学校の学校案内を撮影したがやはりHDV+特機を用い、さらに高価なHMI照明も使用した。それでいて予算は従来のベーターカム特機なし程度である。HDVの真価を発揮した作品はクライアント、代理店からも高い評価をいただき、改めてHVR-Z1jのポテンシャルの高さを痛感した。この作品は携帯サイトで配信されているが、AUの小さな液晶でも高精細な動画を見ることが出来た。
 HDV撮影によって機材費は大幅に下げることが出来た。ただし人件費はそうは行かない。人件費とはテクニック、センス、労働への対価である。そして個々の生活の糧である。この点はクライアントに深く理解していただく必要がある。ちなみにキャメラマンの人件費は35.000/日である。
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| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM |
2006年07月19日(水)
クラリスワークス windowsXP
 クラリスワークス windowsXPである。やはりクラリスワークスはマックでもウインドウズでも使いやすい。しかしクラリスワークスもWindows98以降は動作保証が無く、個人の責任において使用することになる。Macintoshも同様でOS-9では動作保障は無い。もちろんOSXでは動作しない。
 私が使っているクラリスワークスはMacOS9英語版上で4.0V4が走り、WindowsXP上では4.0v2が走っている。オリジナルのWindows版は4.0v1で、2000やXPで使う場合はV2にしなければ不具合がある。このアップデータはAppleのサイトからダウンロード出来る。ただしWindows版クラリスワークス4.0v2アップデータはXPでは動作せずエラーになってしまう。Windows2000では問題なくアップデートできたため、私はWindowsXPがインストールされたPCにWindows2000をインストールしてデュアルブートにすることで対応した。Windows2000を起動し4.0v2アップデータを立ち上げる。そしてXPが入ったディスクのProgramにあるクラリスワークス4.0をv2にアップデートする。いたって簡単な方法だがこれでWindowsXPでクラリスワークスが調子よく使える。
 私の場合は2000でしか走らないアプリケーションがあるため、デュアルブートにしているが、2000を必要としない場合は互換モードで対応できる。上記サイトからダウンロード解凍したCLWKS402.EXEをプロパティーでWindows2000互換モードに変更すれば問題なくアップデートできる。普通の人にはこちらがお勧めだ。

 クラリスワークスの書類はMacintoshと互換性があり、ファイル共有することでオンラインでファイルの受け渡しが可能になる。ただしWindowsで開くためにはcwjという拡張子は必ずつけなくてはいけない。メインマシーンがマックからウインドウズに変わった現在も私のワープロはクラリスワークスである。
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| コンピュータ・IT系 |
2006年07月18日(火)
映像職人 機材
 映像職人 機材という検索キーワードだった。検索されたページは会社概要である。会社概要には確かに「映像職人として道具=機材を100%使いこなすことが重要」と書いている。
 「弘法は筆を選ばず」というが、我々は筆を選ばなくてはならない。また筆の手入れはとても重要だ。写真はクロジール製のオイルダンプズーマーで、滑らかなスローズームを手動で行うには大変便利の良い道具だ。しかし、肝心のズームレンズ本体のオイルが古くなっていたり、カムにゴミが入っていると、道具に頼っても望むキャメラワークは実現できない。メンテナンスをきっちり行うこといつまでも優れた性能を維持できるのである。
左の写真はキヤノンの14倍放送用ズームレンズだが、設計は約20年余り前のものだ。しかし普段使用している15倍や16倍の放送用ズームレンズに比べて解像度、色収差、湾曲収差などは勝っている。ただし重量は倍近くあるモンスターだ。NHKがキヤノンにサイズ、価格を無視した最高性能を求めて作らせただけあり、現行のハイビジョンレンズ並みの性能を持っている。まさにバブルレンズといえる。このレンズも正しいメンテナンスの実施により、私の会社では高画質を要求されるVPでは今なお現役だ。まさに銘玉である。
 会社のホームページでも機材について紹介しているが、道具についてもToolのページとして色々掲載している。現在電動リモコンによるクレーンヘッドを加工中だが、いずれToolで紹介しよう。映像職人としてはメーカー製だけではなく、様々な加工を施したオリジナル機材も重要である。
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| 映像制作・撮影技術 |
2006年07月17日(月)
品川のカレー
 品川のカレーが検索されていた。品川のバスターミナルの傍らにあるデビコーナーのことを書いた「日々好日」のアーカイブがヒットしていたのだ。
 大阪にも森之宮の「印度屋」など、おいしいカレーを出してくれる店はあるが、デビコーナーのカレーは美味しかった。その時の記事は
 品川のカレーショップ。インド人シェフだけではなく、店員さんもインド人らしい。喫茶店と思って入ったところ、本格的なインドカレーのメニューがいっぱいでした。味は私がインドロケの際に食べた現地のカレーで特に日本人向けにアレンジした様子もありません。でもまろやかです。確かに客も日本人は少なく、インドの郷土料理といったところ。IT技術者として働くインド人が多い東京ならではのお店ですね。写真の黄色い方はシーフードカリーで大海老が沢山入っています。黒い方はチキンカリーで少々辛め。他にもマトンカリーやベジタリアンメニューが豊富です。そして本格的なラッシーなども。よくはやっていたこの店の名前はDEVI レジ横にソンフもさりげなく置かれていました。場所は品川駅からすぐ傍、京浜急行バス品川バスターミナルの隣です。と書いていた。
 「品川のカレー」で自分のページが検索されるとまた行きたくなってしまった。
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| 旅の紀行 |
2006年07月16日(日)
ケーブルテレビショー 中継
 ケーブルテレビショー 中継である。ケーブルテレビ関連では様々なイベントがあり、よく中継を行っている。ケーブルテレビの仕事が楽しいのは、私がケーブルテレビユーザーだからだ。ケーブルテレビの素晴らしさは語りつくせないほどある。
 私とケーブルテレビとの最初の接点はインターネットだ。1999年まで遡るが、当時この北摂エリアではJCOM北摂がテレビのみのサービスを行っていて、インターネットはNTTの電話回線が一般的だった。あるとき高槻のクライアントのところで、高槻ケーブルテレビのZAQによるケーブルインターネットの案内を知った。早速JCOM北摂に問い合わせたところ、「インターネットのサービスは開始しておりませんが、近いうちのサービスを開始する予定です。よろしければモニターでお試しいただけますか?」という提案。ケーブルテレビは必要ないので、インターネットだけを条件に願いした。とにかく速かった。WEBがローカルのように開くことに感動した。
 当時はパソコンの数だけのIPが必要で、会社では5IPを契約していた。その後ルーターの使用も認められ、今では2IPで15台のコンピューターがZAQでインターネットに繋がっている。そして接続速度も従来の3倍に高速化され、現在も不満を感じることはない。
 インターネットは早い時期にZAQを利用したが、テレビはかなり遅い時期に契約した。アテネ五輪の少し前にワイド画面での編集があり、必要に迫られ2004年4月に日立のWOOOを購入したが、購入後WOOOがハイビジョンに対応していることを知った。丁度JCOMが「デジタル先取りキャンペーン」を展開している時で「オリンピックをハイビジョン」に乗ってしまった。当然地上波デジタル放送もハイビジョンで見ることになった。これは会社の方向性にとっても大きな刺激になった。千里ビデオサービスにとってのハイビジョン化の始まりだった。今ではセットアップボックスを2台にし、ハイビジョン放送の録画も楽しめるようになった。とにかく良いことずくめのケーブルテレビで、BS、CS、地デジ、JCOMオンデマンド、そしてGYAOのネット放送など、情報の嵐に溺れそうなこの頃である。
 そして最近JCOMが「電話番号そのまま」のJCOM Phoneを強力に推し進めていて、会社にも案内がされてくる。しかし、電話だけは断っている。理由は簡単だ。全ての通信機能を一本化しないということである。インターネットとテレビはCATVを利用するが、電話とFAXはNTT、携帯はDOCOMOとAUを利用している。
 インターネットは世界中のコンピューターを使うネットワークで構築され、一部が利用できなくなっても別ルートが利用できるようになっている。同様に会社もネットワークのバックアップを考える必要がある。災害時の通信手段が一社に依存していては万が一のバックアップが無い。NTTが駄目でもDOCOMO、AUがあり、ケーブルインターネットが駄目でもH"を利用したインターネットが使用できる。
 私の中には今も阪神淡路大震災の記憶が鮮烈に残っている。通常電話が駄目でも携帯電話が利用でき、アマチュア無線も有効であったこと。費用はかかっても通信手段は複数を用意しておくことは大切だ。
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| 未分類・エトセトラ.etc. |
2006年07月12日(水)
SMPTE カラーバー
 「SMPTE カラーバー」というキーワード。全く上位には上がっていないが、端的に説明されたページが無かったのだろう。カラーバーについては以前にも書いたが、改めて解りやすく解説してみよう。
 数種類あるカラーバーの中で現在最も一般的なものがSMPTE(全米映画テレビジョン技術者協会)カラーバーと呼ばれる映像信号のレベル、色相の基準信号である。
 もしカラーバーが無ければ技術者たちは見た目でモニターの色を調整しなければならないし、撮影においてもは基準となるモニターが正しく調整されているかどうか判断できない。また中継や放送において、送信した信号が受信地において正しく受信復元出来ているかわからないのである。
 カラーバーには規則性があり、色の違い(色相)を角度(ベクトル)で示している。REDに対してCYAN、MASENTAにはGREEN、BLUEにはYELLOWがそれぞれ色相が180度反転している。これをベクトルスコープで見ると星型の画面として見ることが出来る。

 信号の強度(明るさ)はウェーブフォームモニターで見ることが出来る。

 基準となるSMPTEカラーバーをマスターテープの始めに記録しておくことで本編を基準通り(記録した時の状態)で再現できるのである。また、中継もSMPTEカラーバーを使うことで正しい再現が可能になる。もちろん音声も基準となる1kHz/0dBのテストトーンを用いて規定レベルの調整を行う。
 SMPTEカラーバーは10cmを10cmとし、100gを100gとするるための原器であり、ベクトルスコープ、ウェーブフォームモニターは定規であり秤なのだ。
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| 映像制作・撮影技術 |
2006年07月11日(火)
blog seo keyword
 blog seo keywordだった。いつの間にかこのブログがSEO関係で上位になっていたのだ。やはりRSSのパワーだろうか。検索はヤフーで行われ、blog seo keyword で約2,050,000件中の1件目である。
 ZAQのBLOGariの能力もなかなかのものである。検索エンジンとは相性がよいようだ。私の会社のサイトへのアクセスもBLOGari経由が毎日20〜30件ほどあることを考えるとブログがSEO対策にもたらす効果は大きいといえる。現在制作進行中のDVDサービスのコンテンツのキーワードは DVDSERVICE・オーサリング・DVDプレス・DVD制作等である。
2006年7月11日 | 記事へ | コメント(0) |
| 検索エンジン・SEO |
2006年07月10日(月)
レンズ交換 リアルタイムビュー:追記
レンズ交換 リアルタイムビュー」という書き込みをしたが、その後オリンパスが「世界初のライブビュー」をすでに発売しているという意見があった。
 確かに世界初のライブビュー一眼レフはオリンパスの製品である。ただし悲しいかなオリンパスのライブビューはファインダー内に新たに追加されたフルタイムライブビュー専用CCDに結像した画像を見るもので、いわば二眼レフもどきである。ファインダー内にハーフミラーを置き、光学ファインダーとCCDに分配している。つまりレンズを通して撮像素子が捕らえる画像ではなく、一旦ミラーで反射され、ファインダー内のミラー(オリンパスはペンタプリズムではなくミラー式のファインダーである)を回ってきた光をフルタイムライブビュー専用CCDに結像させているのだ。そのために液晶ファインダーによって露出の加減が出来ない。常に適正露出様に見えてしまい、露出計を見て適正を決めなくてはならない。
 ファインダー画像で適正露出、被写界震度、ホワイトバランスが確認できてこそ真のライブビュー、リアルビューである。
 以前「サイバーショット 進化 一眼レフ」で「何が悲しくて、今更レンズに入った光を鏡に反射させてピントグラスに結像させ、ましてそれをプリズムによって左右反転まで行ったものを見なければならないのか?」と書いたが、再び言うと「何が悲しくて一つのカメラに二つの撮像素子を組み込むのか?」である。
 オリンパスの製品はオリンパスペン、ペンF、ペンFT、M-1、OM-1と使い、コンパクトカメラのXAやXA2、そしてズイコーも多数使ってきた。またデジカメもカメディアC900、3040、4040と使ってきて今も気に入っている。しかしデジタル一眼レフはまだまだ完成したとは思えない。銀塩時代からの一眼レフ至上主義というか、一眼レフ信仰が消費者だけではなく、作る側にも残っていることは悲しいことだ。デジタル時代に対応した新しいコンセプトを打ち出してもよいのではないだろうか。
 私がオリンパスに期待するものは豊富な交換レンズ群が使用できるライブビュー専用のフォー・サーズレンズ交換式デジカメである。デジタル化したカメラに機械的なミラーなど必要ないのではないだろうか?シンプルな機構は故障も少なく信頼性も高い。そして何よりミラーを省くことでレンズ設計に無駄なミラースペースを考慮する必要が無くなる。デジタルカメラの今後には、我々消費者の考えも及ばない新しい技術を期待したい。
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 8/10追記
Bモード(マクロビューモード)ではミラーアップしてCMOSに結像した画像がリアルタイムに液晶に表示されると言うことだが、それなら始めからミラーの無いレンズ交換式のライブビュー専用機を作った方が安くて性能もよくなるはずだ。ただし超高速の液晶と高速大容量のバッファを備えて高速連写に対応しなければならない。うまく予算を分配すれば、高級一眼レフデジカメと同額でレンズ交換式高速一眼ミラー無しデジカメは出来るだろう。
デジカメWatchに面白い記事が掲載されている
2006年7月10日 | 記事へ | コメント(2) |
| 写真撮影・カメラ機材 |
2006年07月09日(日)
ビデオ 撮影 機材
ビデオ 撮影 機材」というキーワード。検索されるページは「千里ビデオが使用する撮影機材について」だ。
 撮影には様々な映像機材を使用するが、全てが最新というわけにはいかない。もちろんハイビジョン機材も使うが、購入から十数年を経たベーターカムなども今なお使用頻度が高い。


 これは我々のような小さなプロダクションにかぎらず、放送局自体が今なおベーターカムを使用しているからだ。先日放送を終了したビフォア・アフターの高画質な映像も実はベーターカム一体型のBVW-400やBVW-400Aで撮られていた。
 また機材はキャメラだけではなく様々な周辺機器が必要だ。たとえば音声関係の機材や特機といったものが必要になる。

 率直なところ技術会社は利益を上げても設備投資に追われ続けるしかないのだ。「機械や技術が好きでなければやってられない」のである。とりあえず不景気な時は設備投資に力を注ぐのが良いと思っている。そしてホームページの更新も重要である。現在DVDサービス(DVDservice)としてオーサリングやコピー、プレスに関するコンテンツを企画している。またリアルタイムエンコードの実験を始めた。そちらの方も盆までには公開できるだろう。
2006年7月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2006年07月08日(土)
winy ダウンロード
winy ダウンロード」という検索キーワードが後を絶たない。頻繁にWinyやShareの危険性や情報漏洩事件が報道されているにもかかわらず、未だに解らない人が居るのだ。
 私のような小さな会社でもファイヤーウォールやウイルス対策ソフト等を使ってIP経由の攻撃からコンピュータを守っている。シマンテックのライセンス料もコンピューターの台数分有り、10ユーザー×2が必要になる。これが従業員数百、数千の企業や公共機関になると莫大な金額になる。
 セキュリティー対策を行っていても、その中の一人でもWinyのようなファイル共有ソフトをインストールすれば全てが崩れてしまう。頑丈な壁に内部から穴を開けるようなものだ。Winyのようなソフトを企業内のPCにインストールすることはもちろんだが、組織内から情報を持ち出して自宅にあるWinyの入ったPCに入れることは情報犯罪と言えるだろう。これからの時代は情報管理に対して、企業経営者、組織管理者がもっと厳しい姿勢で臨まなければならない。
 Winyは飲酒運転やギャンブル依存症と同じで「わかっちゃいるけどやめられない」ということだろうか。ちなみに私は酒は飲まないし、ギャンブルもやらない。

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2007/1/4追記
Winyのスペルが間違っていた。
正しくはWinnyである。
2006年7月8日 | 記事へ | コメント(0) |
| コンピュータ・IT系 |
2006年07月07日(金)
MSNサーチ 上位検索
MSNサーチ 上位検索」はヤフーからのアクセスである。MSNサーチへのSEO対策を解説したページがSEO対策を行っている会社を抑えて最上位で挙がっていた。
 ヤフー、グーグルの人気も高いが、IEのデフォルトになっているMSNユーザーも非常に多い。今回の検索キーワードからMSNサーチではヤフーやグーグルとは異なった要素を持っていることが判った。MSNでは今も《meta name="description" content="****"》というメタタグが有効であることだ。もちろん全文検索でああるが、見出しとしてメタタグが検索結果に表示されている。
 今回の検索キーワードはMSN攻略に有用であった。早速ホームページのスクリプトに微妙な変更を加えてみた。結果は1〜2ヶ月後に現れるだろう。しかしプラスになるかマイナスになるかは解らない。一か八かである。
 そういえばMerriam-Websterが今秋に出版予定の辞書に追加する新語のサンプルをオンラインサービスMerriam-Webster OnLineで公開した。その中には「mouse potato」や「manga」が含まれるほか、「google」を動詞として使う用法が認められている。
 日本語でも"ググる"が一部で通用するが、米国ではgoogleが"検索"を指す言葉として広く使われており、2002年には動詞としてAmerican Dialect Societyのワーズ・オブ・ザ・イヤーの次点となっていた。

 「ググる」が辞書に載るかもしれない。
2006年7月7日 | 記事へ | コメント(0) |
| 検索エンジン・SEO |
2006年07月06日(木)
波形モニター
波形モニター」の画像検索だ。検索結果をみると、私のサイトの写真がやたら挙がっていた。
 波形モニター(ウェーブフォームモニター)はデジカメで言うヒストグラムの様なものだ。ビデオ信号のレベルをCRTにグラフ状に表示してくれる。撮影時、編集時に信号が規定レベルになっているかが一目瞭然だ。ピクチャーモニター(普通のテレビモニターと同じ)では相対的なものしか判らず、絶対的なレベル管理には波形モニターは無くてはならない。
 自動車で言えばスピードメーターの様なものだろうか。体感速度は道路の広さや、周囲の車の流れによって大きく変わる。勘を頼りに走っているとつい速度違反をしてしまう。時々スピードメーターに視線を移して体感速度を補正しなければならない。正しい速度を守るためには必ず計器が必要になる。


 今日は阪大医学部のポスター撮影だ。もちろんデジカメを使うが、使用サイズが大きいため10000000画素のサイバーショットR-1を使用する。もちろんヒストグラムを使って諧調を確認しなければならない。
2006年7月6日 | 記事へ | コメント(0) |
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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