2008年06月16日(月)
近所の鉄工所
 最近見かけなくなった鍛冶屋である。鍛冶屋と言うよりは鉄工所だ。騒音の関係から最近では住宅街から姿を消していってしまった。幸い私の会社がある箕面には昔ながらの鉄工所があり、切りたい、孔を開けたい、曲げたいなどのことを気軽にやってくれる。
 これは電動鋸。ループ状の歯が静かに回って鋼板を切断してくれる。
 今日は厚さ6mmの鋼板を125mm×125mmに切ってもらった。
 孔を開ける場所を計り、罫書きとポンチでマークを付けている。
 いよいよドリルが回りだす。これもベルトで減速した低速回転タイプで騒音は皆無だ。住宅地で営業するにはこれも重要な機構である。
 これが完成したもの。マンフロットの100mmボールレベラーに付くように3/8のネジを切ってもらい、その上に皿ネジで補強できるようにしてもらった。
 裏から見るとこうなっている。3番目の写真に写っているミカミの電動リモコン雲台がそのまま100mmのビンテンやミラーのプロジブに取り付けられるようになった。実は明日のスペイン村ロケでジブを使うに当たってクレーンカットのキャメラ動作を電動で行うために急遽お願いしたのだ。この鉄工所では昨年のモノレールドリーのトロッコ製作でもお世話になっている。
 思いついてから完成するまで約1時間。ハイテクでは不可能な「こんな感じ」とか「ここら辺に・・・」という曖昧な発想を具体化するには職人さんの「目分量」が重要だ。図面など無くても彼の頭の仲にはCADも敵わない立体座標が描かれているのである。
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従来比約2倍の感度および低ノイズで高画質を実現した裏面照射型CMOS
 ソニーの2008年06月11日発表の報道資料だ。
「従来比約2倍の感度および低ノイズで高画質を実現した、裏面照射型CMOSイメージセンサー 新開発」
〜民生用のデジタルビデオカメラ・デジタルスチルカメラ向けにSN比+8dBを実現〜
 民生機で実用化され、それが業務用、放送用ビデオキャメラに導入されるまでそう時間はかからないだろう。撮像素子は画素数が多くなればなるほど感度が落ちると言うことはよく知られているが、従来の1080HDが一般化し、先端ではスーパーハイビジョンの4Kも実用化されている今日、高画素化:感度の相反する特性に苦しんできた制作者にとって、ソニーの報道発表には期待が膨らむ。
 興味のある方は下記をご覧いただくと良い。
Sony Japan|プレスリリース | 従来比約2倍の感度および低ノイズで高画質を実現した、裏面照射型CMOSイメージセンサー 新開発
 しかし感度が上がったからといって、ノーライトで全てが撮影できるわけではない。映像制作には照明演出は最重要項目である。ただし感度が上がれば、定常光をベースにした上で、補助光としての照明技術が重要視される。
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2008年06月15日(日)
CATV 160M
 私の会社は1999年からZAQのケーブル回線を使用している。それは北摂ケーブルがCATVインターネットサービスを開始する試用期間からで、いわばケーブルインターネットの先駆けともいえるだろう。もちろんテレビは契約せず、インターネットのみの契約だ。テレホーダイを昼間に使って10万円以上の電話代が来てビックリしたことを思うと、繋ぎっぱなしで定額のケーブルインターネットは神様のようだった。
 当時世間ではISDNからADSLへの切り替わり時期でもあった。幸い北摂ケーブルが事務所から100mほどの距離にあり、判らない事は直接足を運んで聞いた。当時北摂ケーブルに居られたAさんは私に色々なことをアドバイスしてくれた。10Mbps契約のケーブルインターネットはベストエフォートとは言え、実質2〜3Mbpsを出し、ADSLよりも安定していた。
 その後暫くして遂にNTTの光ファイバーによるインターネットサービスが開始され、時にCATVからフレッツ光への誘惑に惑わされもした。だが、この時に北摂ケーブルからデジタルハイビジョンの案内が来た。ケーブルテレビでデジタルハイビジョンが視聴できるというものだ。折りしも、私の会社がマイクロソフトのコンテンツ撮影を始めた時期で、16:9のモニターが必要になった時期だった。D端子対応の液晶モニターを購入するならBSや地デジチューナーの付いていない安いものでいいだろう、ということでBSハイビジョンや地デジハイビジョンはデジタルCATVで見よう!と決めた。つまり「デジタル先取りキャンペーン」に乗ってアテネ五輪をハイビジョンで観戦した2004年の出来事だった。
 インターネットもテレビもCATVで繋いだわけだが、電話だけはその後もNTTを維持している。もちろんCATVの電話なども安くていいのだが、やはり阪神淡路大震災の教訓から複数の通信設備を備えたいのである。NTTの電話回線、CATVのインターネット回線、AU、ドコモの携帯回線に非常時のリスクを分散させているということだ。
 だが、周りの会社や友人がどんどんフレッツ光に移行して実効20〜60Mbpsの接続を自慢しだすと悔しい。実に悔しいのである。そんな時に再び北摂ケーブルからの案内だ。「ケーブル回線で160Mbps」である。これには飛びついた。もちろん社内LANのインフラは旧態依然で
ルーターやハブなどに10BASE/Tのものが多く繋がっていた。それでも入り口が速くなればルーターやハブの能力をフルに使える」だろうということでインフラ整備よりも早く160Mbpsに変更した。昨年末の事だ。モデムは1000BASE/Tに対応したものに交換され、真のBB時代到来を感じた。しかしルーターやハブが足を引っ張るのか、結局実効5Mbpsというところが関の山だった。それでも特に不満も無く使ってきたわけだが、最近特にサーバーを使った動画の受け渡しが多くなり、アップロード、ダウンロードにストレスを感じ始めてきた。そこで遂に社内LANのインフラ整備実行に踏み切った。現在ルーター以下にWindowsが10台、マックが3台、そしてプリントサーバーが繋がっていて、今回全て接続を100BASE/T以上にした。さて、その速度はどうだろうか。
USENの速度測定では次のような結果だ。
 まずまずといったところか。ベストエフォートだからもちろん160Mbpsなど出るわけは無い。40Mbpsまで上がれば十分だ。GYAOやYOUTUBEでストレスを感じることは皆無になった。
 今さらながらZAQのケーブルインターネットやJ:COMのケーブルテレビを使い続けてきて良かったと思う。これは私の会社がCATVの仕事や関西マルチメディアの仕事をしているからという訳ではなく、ZAQやJ:COMの安定したITネットワークサービスに十分満足していることに他ならない。現在ZAQでは2つのIPアドレスを契約しているがファイル転送用も含めて安定したトラフィックを確保できている。
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2008年06月14日(土)
AMX4S
 今日は早朝より阪大医学部の肝臓癌オペの編集をしていた。昼に作業を完了できたので少しアクセス解析を覗いてみた。そこに面白いキーワードが有った。AMX4Sだ。
 「AMX4S」とはタムラ製作所の音声ミキサーのこと。TS-4000Sをマイナーチェンジしたものでブラックフェイスが精悍だ。検索結果として唯一出てくる写真が「いい音タムラ”80年のあゆみ」に掲載された小さな写真だ。それ以外はほとんどが私の会社のサイトや、このブログに掲載した写真である。そのことから、AMX4Sの出荷量が非常に少なかったといっていいだろう。使われていたとしても報道用のミニ中継車やラジオカーあたりではないだろうか。
 さて、今回のキーワードで面白かったのは検索結果を表示したGoogleのページだ
 フレームを使用したページであることに注目してほしい。「フレームを使ったホームページは良くない」とか、「SEOにフレームはご法度」などと色々言われるが、私はフレームが好きだ。もちろん会社のホームページでもフレームを多用している。
 「ホームページ ガイドライン フレーム」を検索すると役所を中心にフレームを悪いものとしたようなページが検索される。挙句はW3Cが勧告で「フレームはダメ」と定義していると勘違いしている人もいるようだ。ここにW3Cの勧告を邦訳したページが有る。リンクはフレームの概説を訳したページだ。HTML 4仕様書邦訳計画補完委員会委員長 内田明氏の翻訳によるものだ。
 SEO的には不利であっても、コンテンツと一緒にメニューまでもがスクロールしてしまうブログのようなページよりもフレームを使用したページが好きなのは私だけだろうか。たとえフレームを使用していても<NOFRAME>の代替ページを用意すれば音声認識等のバリアフリーもクリアできるはずだ。それどころか、デザインを重視した結果、文字サイズを固定し、閲覧者が文字サイズを拡大変更しようとしても大きくならないページの方がよほど非バリアフリーだと言えよう。(このブログや私の会社のページはCTRLを押しながらマウスのローラーを回したり、ブラウザの表示メニューで文字のサイズ=最大:大:中:小:最小を選ぶと変化する)
 文書を複数のビューで提供でき、ある情報を表示させておきながら他の情報をスクロールしたり置換えたりするような文書設計が可能になるフレーム記述は決して衰退すべきものではなく、バリアフリー、ユニバーサルデザインを考慮して発展させるべきものではないだろうか。ましてや昔のように640×480や800×600といったパソコンも無くなり、最小でも1024ピクセルの表示幅をもったディスプレーが使用される今日なら、なおさらフレーム表示の方がユーザーには都合が良いと思う。下の図は私の会社のホームページ閲覧者の画面解像度の一か月分の解析結果だ。1280×1024がもっとも多い。
 AMX4Sの検索結果からGoogleがフレームを使用していたことにフレーム表示の維持に勇気付けられた。
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2008年06月13日(金)
新しい携帯電話
 以前使っていたムーバN506iSUが壊れたので、再び同じN506iSUにした。何故ムーバ?と思われそうなので説明すると、これは自動車電話の子機(セレクホン)になっていて、ムーバでなければ切替使用が出来ないからだ。そしてセレクホンに限っては子機の機種入れ替えが使用期間に係わらず定額で低額というのも理由だ。つまり気分で交換しても事務手数料程度でしかなかった。
 ところがデリカを新調して自動車電話を搭載していないのでここ数ヶ月は自動車電話の端末レンタル費が無駄になっていた。そこで今回自動車電話をFOMAに切り替えてセレクホンをデュアルネットワークにした。これでFOMAとムーバを同じ番号で使用できる。
 右が機種入れ替えで新しくなったムーバN506iSUで左が自動車電話から交換したFOMA F801iだ。最新ではないし905シリーズでもないが音楽を聞くわけでもないからこれで十分だ。生活防水になっていて業務用っぽいデザインも気に入っている。
 待受け画面は両機とも同じく会社のロゴにしている。上の2台(同じ番号)とへ別に私のプライベート用はソニーのSO903iTVだ。プライベイトといっても悪いことをするわけではない。自宅にかかった電話を転送する先として使用している。
 もっぱらワンセグ受信用のけいたいというわけだ。これは新規無料時代に入手したものだが、何故か最近は4〜5万円が必要なFOMAだ。
 16:9フルサイズの地デジなら文字も十分読める。この小さな携帯に電話、インターネット、テレビ、音楽プレーヤーが入っている。なんと録画も出来る。素晴らしい!
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2008年06月10日(火)
google-analytics
5月のアクセス」で書いた「google-analytics」のデータが蓄積されてきた。
 その中で「外部リンクのあるページ」の結果が面白い。
http://svs.ne.jp/へのリンクが858で、DVDのページhttp://svs.ne.jp/index_dvd.htmlや、フォトギャラリーhttp://svs.ne.jp/index_gallery.html、フィールドリポートhttp://svs.ne.jp/index_fieldreport.htmlへのリンクがトップディレクトリーsvs.ne.jpに続く。そして被リンクの総数は6199だそうだ。そして外部リンクの詳細を見るとリンク元のURLが特定でき、こんなところからリンクしていてくれた!と驚いてしまう。まだまだ使い方がはっきりと解らないgoogle-analyticsだが、こういうデータ、解析結果が無料で利用できるグーグルだから、たとえM社がY社を買収しようともトップの座は獲得できなかっただろう。
2008年6月10日 | 記事へ | コメント(0) |
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2008年06月06日(金)
Macが死んだ!
Macが死んだというか、瀕死の状態だ。おそらくHDDではなく、マザーボードのコンデンサーの容量抜けだろう。まあ、MT-266も購入から10年だから仕方ないだろう。死際は潔く自決していただいた。CPU(G4/733に換装)やメモリー、HDDを取り出してジャンクである。ただしこのマックは私の仕事用として重要なポストにいた。何よりもメールである。Windowsで直接受信しても良いが、まずは全てMacのENTOURAGEで受信し、必要なもののみをヴィルス検疫のあと私の非公開アドレスへ転送している。それとファックス送信。そのためにいまだUS RoboticsのモデムとFAX STFを使用している。他にもSCSIのフィルムスキャナーなど色々だ。OSが10.4時代の今もクラシックのOS9である。(クリックすると別ウィンドウに等倍で表示)
 そこで今回MT-266のデータを別なマックに移植した。移植先はB&WのG3/350である。他にもクラシックが走るG4/1G/DUALなども有るが、ADBポートが無いのでG3/350にした。このABDポートはWindowsとマウス、キーボード、モニターを共用するために必要だ。
 Apple System Profilerではこういう風になる。(クリックすると別ウィンドウに等倍で表示)
 決して速いマックではないが、基本は軽い仕事のみなので十分だ。MT-266の換装したG4/733の石に比べると遅いように思われるが、266よりもボードのバスが速いために体感速度は変わらない。OS9英語版をインストール後9.0.4/9.1/9.2.1/9.2.1へ順次アップデートし、JLKをインストール、そしてReliverでFinderFontをNarashinoに変更しNoMeMoBusterでノメモ、TM等を修正して基本システムが出来上がる。あとはクラリスワークス、ファイルメーカープロ、Office Entourage他をインストール、そしてこれまでのメールデータなどを移行して完了だ。
 この作業には丸一日以上を費やさなければならないが、仕方ない。だが決して苦痛ではない。ここ最近Windowsばかりを触っている私にすれば、マックに没頭できる時間はパワーユーザーを自負する私にとって「至高のひととき」なのだ。この気持ちはMacだioh様なら解っていただけるだろう。束の間の幸せである。
2008年6月6日 | 記事へ | コメント(1) |
| コンピュータ・IT系 |
2008年06月05日(木)
特機 クレーン 大阪
特機 クレーン 大阪」である。トップにヒットしているのは「HDVキャメラを使ったお手軽特機撮影」だが、このページではクレーンは使用していない。
 いわゆるミニジブである。基本的にキャメラマンの手が届く範囲でのキャメラワークに限定される。現在私の会社ではこのミニジブにミカミの電動リモコンヘッド(DC12V駆動)を追加し、クレーン動作に加えてハイアングルでの上下、左右、斜めパンが可能になった。
 「Panasonic AJ-HDC27F(バリカム)による720/60Pハイビジョン撮影」で紹介しているものは軽自動車に搭載された小型クレーンということになるが、どちらかと言えば高所作業車に近い。高所作業車としてはField Reportで掲載しているニッケンの28m高所作業車などはかなり高いところまで上がれる。
 これはバケットのリモコン操作でチルト、スイングなどが自由に出来る。この撮影はBS朝日の番組だったが、オペレーターのTさんの話では世界遺産のロケでは50mのクレーン車を使ったそうだ。ちなみに東寺の五重の塔の高さは54.8mで木造塔としては日本一の高さを誇る。高所作業車では到底及ばない高さだ。
 高さの話になってしまったが、クレーンショットで重要なことはその動きである。ここに高所作業車を使ったクレーンショットのサンプルがある。キャメラマンとオペレーターの呼吸を合わせることが大切だ。
 千里ビデオサービスのホームページのサイト内検索で「クレーン」や「ミニジブ」そして「高所作業車」を検索すると色々なコンテンツがヒットする。またブログ内を「クレーン」を検索しても色々出てくる。興味のある方はご覧いただきたい。
 現在私の工房ではラック&ピニオンと椿本の減速機を使った新しい特機を開発中だ。うまく行けば年内完成に持っていけるかも知れない。それと先日Shootingで紹介した
 マグミッチカートのバッタ物?であるマグパッチカートがほぼ完成した。総アルミ製の極太大径空気タイヤの二段台車だ。現在拡張機能などを追加中で、これは間もなく公開できる。総製作費はマグミッチカートの1/10程度に収まった。近日公開、乞うご期待としよう。
2008年6月5日 | 記事へ | コメント(4) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM |
ブログのアクセス
ブログへのアクセスが多い。キーワードは「蛍」関連だ。
昨年の記事へのアクセスが圧倒的に多い。ZAQのアクセスログで昨日は総アクセスは600件を超えた。そのうち蛍関連が100件ほどある。
ローソン川(勝尾寺川)の蛍はこれからが見ごろだ。他にも豊能町や三田市もいいだろう。ホタルマップなどを参考にするといいだろう。マップの提供は「兵庫県立 人と自然の博物館」だ。以前亡父と三田へホタル獲りに行ったときは数百匹を捕獲して帰った。亡父はこのホタルを産卵させ、孵った幼虫を万博公園と協力して毎年放流していた。それが今では日本庭園、自然文化園で繁殖している。
 ホタルの話はさておき、このホタル関連の記事でブログランキングが以上に上がってしまった。昨日はなんと15位である。15位にランクされて600=15位ということは10位以上はいったいどれほどのアクセスがあるのだろうか。私の15位はイレギュラーとしても、「高槻を愛するセレブなページ」や「京都人の 抹茶とお芋」「NYの衣☆食☆住(旧梅田OLごはん事情)」等、常に上位に入っているブログへのアクセスはものすごい数字であることは確かだ。
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| コンピュータ・IT系 |
2008年06月01日(日)
リアルプレーヤー
リアルプレーヤーに関する検索がダントツ多い。
先日も「リアルプレーヤーが新しくなった」という記事を書いたが、とにかく凄い。YouTubeのダウンロードが出来るだけではなく、そのコンテンツの音だけをCDに焼いたり出来る。
 私はYouTubeからCDに焼いた音楽をデリカのミュージックサーバーに取り込んでいる。これは便利だ。音質もYouTubeで良ければ十分聴ける。で、驚きはこれだけではなかった。
 YouTubeに限らず、WindowsMedia、FlashVideo、QuickTimeまでもがダウンロード可能で、その上プラグインを追加すればDVDにまで焼けるのだ。
 無敵になったリアルプレーヤーで焼いたDVDをDVDプレーヤーで再生してみる。
YUKIのPVの再生画面には次のようなメニュー出る。勿論複数のタイトルをプレイリストに入れて焼けばボタンの数は増える。

半信半疑でボタンをクリックすると・・・・!
 DVDは何の問題も無くDVDプレーヤーで再生可能だ。「凄い!」「スゴイ!」周りに居たスタッフも感嘆、感動でだ。
 20吋の液晶テレビで再生したが、SD放送をVHSに録画した程度には見える。驚きである。ちなみにBURN PLUGINはROXIOのものだ。ROXIOといえばトースターやWINDOWSの書き込みソフトとして埋め込まれもしている。一流だ。
 昔はストリーミング=リアルプレーヤーだったが、WMVやFLVが一般化してリアルユーザーが激減してしまっていた。ここにきてリアルが打ち出したストリーミング⇒ダウンロード⇒DVD Video/VideoCD/AudioCDへ保存という技はどう進んでいくのだろうか。これまでのストリーミング=ダウンロード不可=著作権保護という定説が覆ってしまった。当然DVDに焼いたものはあくまで個人が趣味で見るものに限定されるが、ネット上に流れている映像、音楽が一人歩きすることは否定できない。世間はこのリアルプレーヤーをどう評価するのだろうか。もしかするとリアルプレーヤーそのものがDL不可になるかも知れない。
2008年6月1日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / コンピュータ・IT系 / 備忘録・メモ書き |
5月のアクセス
 5月が終わり6月に入った。では先月のアクセス解析だ。
 日別のアクセスは次のようになる。
 現在は太己さんの高機能アクセス解析CGI Professional版を使用しているが、最近「google-analytics」を使い始めた。高機能アクセス解析CGIと得られる情報は似ているが、併用すれば何かSEOに対するヒントを得られるかも知れない。しばらくは様子伺いという状態だ。
 5月で面白かったのは「一人あたりのインプレッション数」=ページビューである。多い人は数十から百ページ以上を見てくれている。google-analyticsでは「滞在時間」なども記録してくれるので、閲覧者の興味の度合いなどを知ることが出来そうだ。WEB管理をMacからWinに変更したために少し更新に手間取ってしまうが、見てくれる人が多いことが更新の励みになる。しかしもうしばらくホームページビルダーと格闘しなければならない。ロケの少ない梅雨時に攻略できれば良いのだが・・・・。
2008年6月1日 | 記事へ | コメント(0) |
| 検索エンジン・SEO / コンピュータ・IT系 |
2008年05月30日(金)
蛍 関西
蛍 関西」で多くのアクセスがあった。そろそろ蛍の季節だ。
 検索結果には「ローソン川の蛍」というタイトルで2007年06月11日に書いた記事が挙がっていた。
 蛍を見るには雨上がりの夕暮れ時が良い。私の家の近所でも珍しくなく蛍を見ることが出来るし、少し山手に入ればいくらでもいる。また、ここ十数年、蛍が増えてきたことは確だ。しかしその理由が川の環境改善だけとは考えにくい。川の環境について考えると、私が蛍の群れに追いかけられて恐怖した子供の頃の方が遥かに大量の農薬が散布されていた。
 私が思うに、バブリーな時代に誰も蛍に目をやらなかっただけ、つまり気づかなかった?のかも知れない。少なくともローソン川の周辺を車で走っているかぎりはまず見つけられない。川縁を散歩し、暗さに慣れた目で見れば護岸や中洲の叢に無数の蛍を見つけることが出来る。蛇に気をつけて歩けば勝尾寺川のいたるところで蛍を見ることが出来る。ちなみに私がいる箕面周辺では彩都の上や豊能、茨木、亀岡など、夜になれば「蛍だらけ」といっても良い。まず身近なところを夜目を利かせて見ることである。
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| 自然環境・自然科学 |
2008年05月28日(水)
数年前に撮ったプロモーションビデオがYouTubeに有った!
 私が撮影したリチャード・ハートレイのPVがYouTubeに上がっていた。Richard Hartley & Soul Resurrection Music Video "Love Is All We Need" である。アメリカでオンエアされていたそうだが、私はデジベで見ただけで、オンエアは見ていない。

 この撮影の様子は会社のホームページのShootingにアップしている。
http://svs.ne.jp/home/svs/home/genba/st21/index.html
大部分をスタジオ21で撮影し、路上カットはひっかけ橋付近だ。大勢のエキストラが入った撮影は見ても新鮮だ。動画をアップした人はアメリカ人のようだ。映像にスーパーなどが無いことを考えると業界人だろう。おかげでYouTubeで動画を見ることが出来るようになった。
忘れていたものを思い出させてくれて有難う!  で、もしかしてと思い、YouTubeで「CURIO」を検索してみた。有るではないか!

 キュリオのバナナホールでのラストライブだ。この時の私はスイッチャー/テクニカルディレクターを務め、キャメラは教え子達である。
このときの様子もShootingにアップしている。著作権の問題はさておき、YouTubeというのはなんとも凄いアーカイブなのだ。私はもっぱら「空耳ジャンパー」を検索するのが大好きだ。
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| アーチスト・タレント |
2008年05月25日(日)
三元ラセン管工業の高嶋さん
 ビッグサイトでの最終日、三元ラセン管工業代表取締役の高嶋さんとお会いできた。
 三元ラセン管工業はベローズとフレキシブルチューブの設計・製造を行う会社で、特殊素材(ハステロイ インコネル チタン モネル ニッケル等)に対応している。私は以前からその加工技術に興味があり、いつかはフレキシブルな抑振装置に結びつくものと密かに夢を膨らませている。
 現場を無事に終えて帰路に付いたのは19時だった。3名のドライバーが交互に運転したが、結局大阪へ到着したのは26時である。やはり東京は遠いのだ。帰った日、すでに日付は24日になり、メールの整理などを行って、さらにHPの更新などを行ってようやく作業完了となるのだが、24日はVPのHDV書き出しなどの立会いがあり、否応無しにたたき起こされる。そして今日は待望の日曜日だ。HPを管理していたマックの調子が悪かったのでローカルファイルを全てWindowsに移した。ネットワークで移すのだが、総ファイルサイズが10GBほどあり、かなり時間が掛かった。そしてWindowsではIBMのホームページビルダーを使うことにした。ドリームウェバーが良さそうなのだが、WEB素人の私にはホームページビルダーが簡単でいい。使ったのは以前購入したIBM Homepage Builder V9である。これまで使ってきたJedit2.0を考えるとワープロのように簡単だ。これからはWEBの更新が楽になる。さて、明日は松本に向けて早朝に出発する。今日くらいは速く寝ることにしよう。
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| CEO・映像技術職人 |
2008年05月22日(木)
初日終了
 東京ビッグサイトでの初日を終えた。FieldReportに載せる時間がないのでブログでの現場レポートだ。
 初日の朝、ホテルから見たヨーカドー。宿泊は大森海岸駅前のサンルート。朝が爽やかだと一日がいい感じになる。
 車でおよそ25分ほど走ってビッグサイトに到着。今回は最上階のイベント会場の西3が仕事場である。
 現場ではすでに舞台さんたちが入場口を作っていた。早朝から大変だ。
 現場でいきなり声を掛けてこられたイベント制作のO社のHさん。郵貯のイベントなどでお世話になっている方だ。遠くの現場で偶然の再会は嬉しいものだ。
 今回の私の仕事場。送出ミスを起こさないために、仕事のしやすい環境を構築することがイベントでは最重要だ。
 キャメラマンのMさんが中継リハを行っている。今回の仕事はこのインタビューを会場の各所に設置されたPDPにライブ中継することと、現場編集したインタビューをインターバルに再放送することだ。
 今回の中継では会場が広く、移動するケーブルを張ると危険なために映像及び音声をマイクロで伝送した。写真はAJ-SDX900に取り付けたソニーの2.4GHz帯の伝送装置。信号はSDIで映像と2CHのエンベデッドオーディオである。キャメラの最後部に付けたB帯のラジオマイクはレポーターのマイクを受けている。
 これはレシーバー。映像音声の受信だけはなく、インカム信号、タリー信号を送り返すこともできるが、今回はDVCPROカムコーダーを使用したためそれらは使用不可となる。
 信号の状態はレシーバーのディスプレイで確認する。受信アンテナの中にコンバーターが内蔵されヘテロダインされた中間周波がレシーバーに届く。そのために表示はRFではなくIFになっている。
 キャメラから送られてきた映像信号。今回はPDPのアスペクトに合わせて16:9での撮影になる。
 キャメラ内臓のインカムが使用できないため、インカムはワイヤレスを使用。ベースと出先の子機4台の5元双方向同時通話が可能だ。
 ワイヤレスインカムは収録用ミキサーのTS-4000Sと同じタムラ製。信頼性が高い。
 映像の最終確認をして仕込み終了。後は本番を迎えるだけだ。
 スイッチャーはいつも通りAW-SW350。フレームシンクロナイザーを5回路内蔵しているため、非同期のSD映像信号のスイッチングでは抜群の操作性だ。また、入力5にはPCからUSBで静止画を送り込むことができる。静止画をAW-SW350のROMに書き込むことで電源を切っても揮発しない。今回もロゴはスイッチャーに書き込んだものを使用している。
 ホテルに戻って夕食はインド料理のバイキング。またインドへ行きたくなってしまう。
 本番日の朝。少し早く着いたためゲート前で少し待機。タバコを楽しむMキャメラマン。朝の爽やかさがタバコを美味しくしてくれる。
 朝一番の仕事は開会式テープカットの中継。無事終了した。
 22日のインタビューを全て終えて初日は終了した。明日は三元ラセン管工業の高嶋社長のインタビューもある。楽しみだ。
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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