2011年05月10日(火)
エクターレンズM42マウント

先の記事に書いたEastman Kodak Enlarging Ektar f:4.5 50mmのM42(ペンタックススクリューマウント)への変換方法について問い合わせがあったのでこちらで公開。先日の仮付けではなく正式にM42マウント化している。

マウントのベースになったものは八仙堂さんのM42ボディーキャップとレンズリアキャップ。アルミ製の黒と白があったが、Enlarging Ektarには白が似合う。24.7mmの穴をあけてEnlarging Ektarの座金用ナットで取り付けた。
右はレンズリアキャップ。これも同じく金属製。


さてこの穴あけ加工だが、やはりいつものようにホームセンターのお世話になる。便利なものがあるものだ。
サークルカッターというらしい。鉄なら2mm、アルミなら4mmの厚みまで、硬質新建材なら6mmまでの穴あけが可能らしい。穴の径は20mm〜76mmまで調整でき、芯から歯までの距離を測る専用のスケールが付いている。何故専用化というと、半径を計るのでスケールが直径に合わせて2倍になっているからだ。これを卓上ボール盤に取り付けて作業した。

Enlarging EktarをM42マウントに変換してペンタックスベローズユニットに取り付けた状態。とても美しく仕上がったとひたすら自己満足に浸っている。


とても56年前のレンズとは思えないというか、鏡筒にプラスチックを多用した近頃のレンズには無い美しさがあると思う。もちろん色収差や湾曲も無く、現代にも通用する描写力をもっているところはさすがにコダックでありエクターだと思う。
ただし60年代のコダックインスタマチックのプラスチックレンズだけは今も好きにはなれない。



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