« 照明技術・照明機材 | トップ | 備忘録・メモ書き »
2012年08月19日(日)
リングライトでカブトムシなどを:動画アップ
先日「リングライトでカブトムシなどを」として写真をアップしたが、今回は動画でアップした。

撮影は家庭用ハンディーカムのHDR-CX560VとJJCのLEDマクロリングライトを使用した。3;46に出てくるカブトムシの放尿やヤマナメクジの交尾などはお気に入りのシーン。
ここの公園は街中で色々な生き物と出会える素晴らしい公園だと思う。
2012年8月19日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 理類・医学・医薬系など / 自然環境・自然科学 |

2012年08月15日(水)
8月14日未明、猛烈激雷落ちまくり
とんでもない雷だった。雷鳴に起こされてビデオを向けて見た。 映像は雨と雷が小康状態になってからの撮影で、この30分前はPCのスピーカーがプチプチとノイズを発して電気器具をコンセントから抜いたりで撮影どころではなかった。 ダイナマイトサンダーなんて名がついてもよさそうな雷。 空電は鳴り続けて、頻繁に落雷が発生。 13日の雷よりもまだ頻度が高かった。

この朝の関西電力落雷位置情報は以下のとおり。
とんでもない状態になっていた。

カメラはHDR-CX560Vを使ったが、COMSゆえにフラッシュバンドが気になる。次に雷が来たときはFIT-3CCDのHDCAMでリベンジだ。
2012年8月15日 | 記事へ | コメント(0) |
| 自然環境・自然科学 / 理類・医学・医薬系など / NEX・HDV・HDCAM |

2011年04月09日(土)
南相馬市長がユーチューブでSOS
福島県南相馬市といえば昨年取材で訪れた場所だ。
その南相馬市の桜井勝延市長がYouTubeで実情を訴え、支援の呼びかけを行った。
今私が住んでいる地域に長期にわたる避難指示が出たとしたら・・・・
自分に置き換えて考えてみた。
市長の切なる訴えを­聞いてください。おねがいします。

2011年4月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| 備忘録・メモ書き / CEO・映像技術職人 / 理類・医学・医薬系など |

2011年04月06日(水)
久々のJenny Gu、そして放射性物質拡散
暫くCCTVに顔を出さなかったJenny Guが今月から復活していた。

トップニュースはやはりリビア。トリポリとベンガジを結んで三元中継だった。

次はやはり福島原発のニュース。低濃度(基準の500倍)とはいえ、放射能汚染水を海に放出というのは、緊急の対応であろうと本来は避けたかったところだ。 それにしても一方で人命救助、そして一方で空爆などの戦争行為。困ったものだ。

そういえば一昨日の読売「日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測」(2011年4月4日14時30分 読売新聞)が日本でも「指示されて…気象庁、放射性物質拡散予測を公開」(2011年4月5日20時51分 読売新聞)ということなった。しかし気象庁のサイトでは非常に見つけにくい。これは公開とは言わないだろう。

YouTubeにドイツ気象庁(DWD)による粒子拡散予測をもとに作った動画があった。(日本標準時 は UTC+9 時間)
予測ではそろそろ関西にも拡散してくるようだ。とりあえずウイルス・花粉用のマスクだけは必要数を手に入れた。また、車で移動の際にはエアコンをフレッシュエアーではなくリサーキュレーションで使用する。
2011年4月6日 | 記事へ | コメント(0) |
| JENNY GU / 理類・医学・医薬系など / YouTube |

2011年03月19日(土)
福島原発を東電の社員が自衛隊ヘリから撮影しAた動画が公開された
福島原発を東電社員が自衛隊ヘリから撮影した動画が公開されたが、かなりというよりも極めて悲惨な状況になっている。動画を見る限りは空爆を受けたような状態である。一刻も早い事態解決を望みたい。
現場で危険を覚悟で作業されている人々に感謝の気持ちで胸が詰まる思いだ。何か画期的な解決方法は無いものだろうか。


2011年3月19日 | 記事へ | コメント(0) |
| 技術系・ハイテク系 / 自然環境・自然科学 / 理類・医学・医薬系など |

2010年10月29日(金)
ビワマス採卵写真
【ビワマス採卵写真】という検索。先週から急に冷え込み、琵琶湖に注ぐ河川がまるで北海道のようになる季節、いよいよビワマスが遡上を始める。
検索されていたのはFieldReportのアーカイブ2009年10月26日の記事である。琵琶湖博物館が主催した採捕と採卵の見学会で今年も行ってきた。
下は先日行ったときの写真である。
現在は禁漁中だが、人工孵化のための特別採捕許可を持った地元の漁師がエリを揚げている。冷え込んで冷たい雨が降った翌日は大漁になるらしい。この日はビワマス数十尾とウナギなどが捕れた。

陸に上がると早速採卵、採精ののちに受精を行う。しかしこの日の最大の目的は右の写真である。漁業組合でこの日捕れたビワマスを使ってマス飯(二品)と甘露煮、地元野菜の浅漬けでの昼食会だ。ビワマス採卵の写真は昨年のFieldReport見ていただくとして、今日は少し違うが安曇川のカフェを紹介する。

湖西線【安曇川駅】の西3kmほどの高台の畑の中にカフェはある。名は【ソラノネ食堂】という。とにかく判りにくい場所でナビに住所を入れておかなければ到達は難しいかもしれない。
住所は滋賀県高島市安曇川町田中4942-1 TEL 0740-32-3750でとなる。参考用に地図を貼っておこう。

それほど大きなカフェではないが、畑の中のおしゃれなカフェという感じである。天気のいい日はテラスが気持ち良さそうだ。

畑のど真ん中だけあって、カフェの中からの風景も北海道のようだ。

この日は天気予報で「初冬の寒さ」と言っていた通りに外は肌寒かった。そして「北海道のようだ」と思った瞬間、大変懐かしい気分になり、食事は外で食べることにした。気分は十勝で農業を営んでいる友人の家の庭である。

これは私が注文した【まどご飯セット】ご飯は今年とれた安曇川の新米。さすがに美味しい。実はこの米は【かまど炊き】で、ソラノネでは【かまど体験】というものも行っていて、事前に予約することでかまどを使って薪でご飯を炊いて食べることが出来るそうだ。

こちらは相方が頼んだ【畑の恵みカレー】は野菜たっぷりのカレー。大盛りのサラダが付いて一人前である。
写真には無いが、【鹿肉のカツサンド】も大変美味しかった。

ラストの写真はソラノネのスタッフさん。左がオーナー(社長は母上だそうである)そして従業員の皆さん。是非ともブログに!ということで皆さんの笑顔をカシャ!今日の写真は全てソニーのデジタルビデオカメラNEX-VG10で撮影している。レンズはPCニッコール28mmF4とAF-S 17-35mmF2.8。このカメラはアダプターを使って様々なメーカーのレンズが使用できる。

ソラノネのWEBはhttp://soranone.jp/

住所:滋賀県高島市安曇川町田中4942-1
         安曇川駅から3,668m
交通手段:安曇川駅より車で10分
     タクシーなら1600円位か
営業時間:10:30〜17:00
     ランチ営業、日曜営業
定休日 :木曜日
平均利用金額:[昼] ¥1,000〜¥1,999
カード :不可
個 室 :無
席 数 :30席 (テーブル20席 座敷10席)
2010年10月29日 | 記事へ | コメント(0) |
| 自然環境・自然科学 / 写真撮影・カメラ機材 / 理類・医学・医薬系など |

2010年06月24日(木)
WANTED MACRO NIKKOR
写真はニコンマクロニッコールレンズ。 マイクロニッコールではありません。
左後ろから12cm F6.3マクロニッコール (2本写っています)右後ろが65mmf4.5マクロニッコール
手前左35oF4.5マクロニッコール、そして右手前19mmF2.8マクロニッコールです。


(写真はeBayから転載しています)

1960年頃から90年頃に販売されたマクロ写真装置「マルチフォト」のセットレンズです。
使われずに眠ってる「ニコン・マルチフォト」がありましたらぜひご一報下さい!

「大学とか研究・教育機関にいる方にお願い」もちろんお付き合いのある先生方にもお願いします。
古い光学機器(顕微鏡やカメラ、半導体製造)などを廃棄する時はこっそり教え下さい。
大事に末永く活用させていただきますので、どうかご一報を!

他にも半導体のフォトマスク製作に使用されてUltra Micro Nikkor(これはマイクロです)や製版用APOニッコールなども。
古いレンズでも使い方次第ではまだまだ現役復帰させられるものがいっぱいあります。廃棄して傷だらけになる前に、是非ともお願いします。
2010年6月24日 | 記事へ | コメント(0) |
| 写真撮影・カメラ機材 / 理類・医学・医薬系など |

2010年06月20日(日)
医学系 写真撮影 大阪
先日【ハイテクを支えるローテク撮影技術】という記事をField Reportに掲載した。
すると反応するように医科学系の撮影依頼が来た。ログにあったキーワードは【医学系 写真撮影 大阪】でグーグルだった。同時にヤフーでも【医学系 写真撮影 大阪】での検索。
大変ラッキーなことだ。その記事に掲載したのは下の写真。

ある経緯で入手したもので、Nikon 5x F2.6 Ophthalmology lensと呼ばれる拡大撮影用のレンズ。眼科の撮影用らしいが、様々な拡大撮影に利用できる。顕微鏡用のRMSマウントとは違って、一眼レフ用のNIKON-Fマウントが採用されているためとても使いやすい。x5のレンズだがx2でも勿論シャープな結像を示してくれる。特殊な設計らしく、高倍率撮影でもワーキングディスタンス(レンズ先端から被写体までの距離)が大きく取れるので便利だ。
拡大撮影で使うレンズとしてオリンパスのOM時代に作られたOM ZUIKO MC MACRO 38o F3.5も使用するが、テッサータイプをリバースした4枚構成の20mmF3.5に比べると大きさに余裕がある38mmは5枚構成の変形ガウスタイプので絞りも普通絞りではなくプリセット絞りになっていて使いやすい。いずれも顕微鏡用のRMSマウントでオリンパスのカメラ(M、OM)用には同社から出ていた対物レンズマウントを使ってマウント変換できたが、ニコンのカメラに取り付ける場合はRMS→ライカL39→NIKONへ変換して取り付ける。不便なようだが、EL NIKKORレンズ(本来引き伸ばし用のレンズだがマクロ用に使用している)は元々L39でありマウント変換で困ることは無い。他にも広角レンズをリバースして拡大撮影に使用するが、フィルター径52mmのニッコールは20mmF4や28mmF3.5などが拡大撮影に適している。
昔はTTLを使ったり露出計で測った数値に露出倍数をかけたりしたがD700など一眼デジカメの場合はその場でプレビューできるので露出で苦労することは無い。さらにホワイトバランスも細かく設定できるのでマクロ撮影が極めてやりやすくなった。
顕微鏡撮影では研究室の最新機器が最も適しているが、病理標本などのマクロ撮影では一眼レフ用のマクロレンズだけではなく、様々なマイクロレンズや周辺機器を使用する。
動画撮影の会社を始めて25年ほどになるが、それ以前の写真時代に積み重ねた技術がデジタル時代の今日においても大変役立つのはやっていて面白い。更にオートフォーカスやオート露出で無い古いレンズ群が現在も通用ではなく、必要であることがなお更面白いのが写真の世界だ。冒頭に書いた【ハイテクを支えるローテク撮影技術】だが、自動化されていない、出来ないことが今なお数多くあるところが写真撮影の世界だと感じている。
それにしてもこの眼科用の特殊レンズ Nikon 5x F2.6 Ophthalmology lens は次々に仕事を呼んくれるハッピーなレンズだと思う。
2010年6月20日 | 記事へ | コメント(1) |
| 映像制作・撮影技術 / 写真撮影・カメラ機材 / 理類・医学・医薬系など |

2009年11月12日(木)
医学系 映像制作会社
医学系 映像制作会社」というキーワードがグーグルヤフーから有った。
もちろんこの分野は得意分野と言って良い。最近行った大きな仕事といえばJICAフランス語版の医薬系の仕事だ。写真は心臓のカテーテル手術のもの。

血管にカテーテル挿管を行い、血管内に狭窄を作っているコレステロールや石を取り除いて20気圧の圧力をで血管を拡張するもの。下の写真は心臓の透視。肋骨とカテーテルが見える。

そして次の写真ではバルーンが膨らみ血管を拡張している。
拡張しただけでは元に戻るため、ステント(金属製の金網)を留置してオペは完了。この間1時間足らず。ドクターは患者と会話しながらのオペだ。撮影していて「ミクロの決死圏」を思い出した。

最後にIVAS(血管内エコー)で拡張した血管を見る。術例は心筋梗塞の治療だが、心カテーテルといえば他に不整脈のアブレーション治療などがある。不整脈の原因となっている部分を高周波電流で焼るオペで、会社の近隣にある循環器病センター等で行われている。
循環器病センター、刀根山病院、医薬基盤研究所などの国立病院機構、独立行政法人が近いだけに常日頃からその方面での撮影技術は磨かなければならない。会社では写真にあるようなものを撮影し、学会発表やシンポジウム用のビデオを作ったり、患者用の説明ビデオを作る。これが医学系映像制作だ。
とはいっても決して医薬系に特化しているわけではない。化学実験を記録する理系のビデオも重要な仕事だ。つまり「技術系」「ハイテク系」の映像を様々な技術や機材を用いて、見えないものを見えるようにする。大阪大学が近隣にあるため、医学、歯学、工学、理学といった理系に限らず、文系、教育系の撮影、編集もある。もちろん代理店、制作会社から学術系以上にエンターテインメント系の音楽ものや企業向けの会社案内、商品案内などの仕事を受注する。仕事は学術分野のかたいものから、娯楽といったソフトなもの、また文型のシリアスなものまで様々だ。

映像(動画、写真)を生業にしていて面白いことは、毎回何がしかの未知なるものと出会えるということではないだろうか。
2009年11月12日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 理類・医学・医薬系など |

2009年10月23日(金)
顕微鏡撮影 映像制作会社
顕微鏡撮影 映像制作会社だった。グーグルでのアクセスが多くあった。最上位にこのブログと三位にJICAのフランス語圏アフリカ向けのDVDを制作した現場レポがヒットしていた。
千里ビデオサービスに顕微鏡は無い。にも関わらず顕微鏡撮影は多い。その理由は簡潔で、撮影を依頼していただく研究機関には必ず立派な光学顕微鏡、デジタル顕微鏡、また大きな機関には電子顕微鏡もあり、いずれも顕微鏡アダプターにカメラをつけたスタイルからPCを介したデジタル方式で録画するようになってきた。顕微鏡以外の医療用の透視動画ではAVIだけではなくDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)形式のファイルで保存したものを解析アプリケーションでAVIに変換したりする。
映像制作会社として求められるものは顕微鏡撮影というよりも、コンバート技術である。

写真はJICAのビデオを撮影していた時の現場。NIKONの光学顕微鏡にPCと繋がった高解像カメラが付いている。

PCの画面に映し出された1000倍の検体の画像だ。輝度、明度、色相を合わせてコンバーターに出力する。

弊社で保有しているコンバーター。出力された動画をHDVテープに記録している。また、前出のDICOMファイルの変換にはRealia(リアリア)を使用する。

デジタル顕微鏡に興味がある人はヤフーオークションにKEYENCE デジタルマイクロスコープ VH-8000&CCDカメラレンズ一式(中古品)が出ている。149,999円だ。
スペックは
撮影素子:211万画素CCDイメージセンサー
走査方式:インターレス方式
解像度:水平1000本以上・垂直1000本以上
使用ディスク:3.5インチスーパーディスク
光源:ハロゲンランプ
映像出力:アナログRGB
以前にも同程度のものが出ていた。やはり15万弱だった。
このように旧型のものなら意外と手軽に購入することが出来る。
この程度なら趣味で使っても面白そうな気がする。
2009年10月23日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 理類・医学・医薬系など |

2009年02月26日(木)
第5回国際水素・燃料電池展
第5回国際水素・燃料電池展」がビッグサイトで開催されている。残念ながら私は行けなかったが、注目の製品が展示されている。
ASAHI.COMによると
東京貿易機械(東京都中央区)は、家庭用ガスコンロのボンベを使う「ポータブル燃料電池」を出展した。欧米で市販されているプロパン缶1本(約400グラム)を取り付けると50Wの発電が始まり、14時間稼動する。屋外ロケ用のカメラや照明などに使うことを想定している。燃料補給の手軽さや騒音の静かさ、クリーンな排気が売り物だ。日本の家庭用コンロとして出回っているブタン缶に燃料を変更し、電力を100W仕様にした製品を開発中
ということでこれが東京貿易機械のポータブル燃料電池だ。

引用に「屋外ロケ用のカメラや照明などに使うことを想定している。」とあるように、我々の業界がターゲットだ。我々の仕事は電子機器を使用することから、常に電源に縛られる。重く大きい鉛バッテリーから始まり、ニッケルカドミウム、ニッケル水素を経て、そして今はニッカドに比べて遥かに軽いリチウムイオンバッテリーを使用している。(エネループはニッケル水素)

昔読んだ「こち亀」のなかでカメラマンに扮した両津が「使い切ったバッテリーはただのオモリ」と言っていたシーンが印象的だった。まさにその通りで、こち亀の原作者である秋本治氏の洞察力のすばらしさに驚いた。ポータブル燃料電池がガスライターのボンベなどで稼動する時代が来れば「使い切ったバッテリーは軽くなる」というのも夢ではない。
私の会社ではラジオマイクやミキサー、ストロボなどの単三電池をすべて充電式のエネループ充電式エボルタに切り替えて省資源に取り組んでいるが、あくまで放電後は充電しなければならない。
将来はコンビニでカセットコンロのボンベ1つ買えば一日のロケ現場の電源をまかなえるかもしれない。未来の電池はそう遠くないところまで近づいてきたようである。
2009年2月26日 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 備忘録・メモ書き / 理類・医学・医薬系など |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/senri/trackback/825/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2008年11月04日(火)
耳鼻咽喉科のオペ:気の弱い人は読まないでください!
久しぶりに見る耳鼻咽喉科の手技。といっても今回は生の手技を見るわけではない。近くの大学病院の教授からお預かりした3/4吋UmaticのテープからDVD作成とファイル化である。
開胸、開腹に比べて、耳鼻咽喉科の手技は慣れない人は見ないほうがいい。まだ開頭のほうが見やすいと思う。というのも術野が顔であったり、喉であったりで、特に顔にメスを入れる瞬間はゾッとする。もちろん電気ではなく切れ味の鋭いメスだ。解剖で顔面の組織を取り、骨を鑿と金槌削っていくのも耳鼻科の仕事だ。耳鼻咽喉科といえば大きな手術など無い様に思われがちだが、そんな生易しいものではない。
これまでに見た手術手技で印象に残るものは概ね耳鼻咽喉科のものだが、歯科のそれもただ事ではない。眼科や脳外科もそうだが、やはり首から上を切るというのはゾッとする。話のついでにもうひとつ厳しかったものは睾丸を切り、さらにそれをバラバラに解して、そこから生きた精子を取り出すというもの。これは不妊治療のひとつだが、無精子症と診断された男性がこの治療と人工授精で子供を授かっている。
ここしばらくはこういった映像とのお付き合いが続く。今回はブログにアップするような画像ではないので文字だけにした。
2008年11月4日 | 記事へ | コメント(0) |
| 理類・医学・医薬系など / NEX・HDV・HDCAM / 技術系・ハイテク系 |

2008年09月27日(土)
グリップエンドバランスウエイト〜カウンターバランス
 昨日のマイクブームポール用バランスウエイトの書き込みの後、色々調べていてこんなものを見つけた。

 NASAのエンジニア達が、 ロケット工学に基づく物理学的な検証を重ねて開発したシステム・・というゴルフクラブ用のカウンターバランスだ。また、釣具のリョービのサイトではキャスティング競技用のグリップ内バランスウェイトのページがあった。こういった考え方はテニスのラケットなどにもあり、様々なものにカウンターバランスが利用されていることがうかがい知れる。
 我々が最もお世話になっているカウンターバランスは、何といっても三脚のヘッドである。昔のユニバーサルやミラーなどのヘッドではカウンターバランスを持っていないので、撮影アングルに合わせて毎回ビデオキャメラの装着位置を前後させてバランスをとらなければならなかった。今日ではビンテン、サクラー、マンフロットetc.全ての製品がヘッド内にカウンタースプリングを内蔵してキャメラの重量を打ち消すようになっている。一度調整すればキャメラをどの上下どの角度に向けても完全バランスが取れるようになっている。
 昨日書いたように「マイク ブームポール バランスウエイト」などを検索するが何もヒットしないのはおそらく業界標準という考え方が強いからだろう。某巨大掲示板でも「Sennheiserの816 416が普及してるのは放送業界で標準的に使われているから。 他の商品でもいいものがあると思われるが 新商品を試すような冒険はだれもしてないのが放送業界の現状。」といった記述がある。
 はたして実際そうなのだろうか。私の知人が関わる放送技術研究所では従来の常識にとらわれない研究が日夜行われている。もちろんへんてこりんなものも開発されるようだが、それらの積み重ねが画期的な映像、中継を生み出してきたことは確かだ。私の会社のような零細企業がこういったことを引き合いに出すのはおこがましいが、ものづくり精神は持ち続けていたい。
 まもなくビジネスマッチング博がはじまる。今年も私の会社は会場中継と記録を担当する。様々な業種の企業が出展され、興味深いのものづくり精神に触れることができそうで楽しみだ。
 開催日程と場所は下記のとおり。
■平成20年10月16日(木)・17日(金)
■マイドームおおさか 1階展示場
■10/16 10:00 〜 17:00
■10/17 10:00 〜 16:00
2008年9月27日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 理類・医学・医薬系など / 備忘録・メモ書き |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/senri/trackback/734/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2008年07月02日(水)
ファイル変換サービス 大阪
 「ファイル変換サービス 大阪」である。様々なファイルを異なった形式に変換することや、アナログデータ、例えばビデオテープから動画ファイルに変換である。
 実は今、長大な変換作業がスタートした。今回は第一弾として2000タイトルの変換である。1タイトルの長さは約10分強、つまり2万分ほどの素材だ。国立病院の資料室に溜まった、もしくは貯まったビデオテープの映像をMPEG2に変換する仕事だ。効率よく作業するために一人が専従して、パソコンを2台を割り当てて進めている。
 大変貴重な資料だが、今すぐに必要というものではないらしい。しかしビデオテープのまま放置しておけば、いずれは廃棄せざるを得なくなる。大量のテープもデーター化することで数テラバイトのハードディスクに保存できる。安全のためミラーリングで保存しておけば、定期的にハードディスクを交換すれば長期に渡ってアーカイブスとして維持できる。そしてアーカイブ作成は今しか出来ないのである。
 ビデオ制作を生業にしていて、その仕事が医学や科学に貢献していると感じられる時、それはクリエイティブな仕事とはまた違った喜びになる。研究用映像、実験映像とはそういうものである。

2008年7月2日 | 記事へ | コメント(4) |
| 映像制作・撮影技術 / 理類・医学・医薬系など |

 

PHOTOHITOブログパーツ


ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
色々出ます

»くわしく見る

バイオグラフィー