2007年10月12日(金)
映像 撮影技術会社
 「映像 撮影技術会社」だった。久々の快挙である。
 なんとヤフーの上位1〜4を独占し、6の「みんなでつくる映像制作コミュニティ」、7の「受注者詳細情報」 、そして10の「ビデオ制作::KONDO-NET Search」も私のサイトだった。これでは行き過ぎである。といって過剰なSEOではない。いかにブログがSEO対策に効果があるかということではないだろうか。キーワードを簡素にして「撮影技術会社」でも1位、3位、4位にランクされている。

 余談になるが、最近WEBデザインの会社からの営業が後を絶たない。そこで各社の制作実績を見ると、どれも似たり寄ったりというか、ほぼ雛形が完成していてコンテンツを差し替えただけというものが目立つ。どうやらこれはW3Cの影響のようだ。最近はWEBページのデザインがCSSによって表示され、従来のテーブルなどを使ったものから大きく変わってきた。そしてW3CにはオンラインでCSSの検証を行うサービスもある。たしかに便利で、CSSによってデザインされたページのユーザビリティーは優れている。だが結果としてWWWの没個性化の原因にもなっているようだ。
 確かにVoiceXMLなど、バリアフリーなWWWへの貢献は素晴らしいと思う。だがそういった最先端の動きから取り残されたWEBデザイナーには大変な環境である。実際に多くのWEB制作会社がCSSとXMLに長けた人材を求めていることから納得できる。WEBデザインは21世紀のドル箱には違いないが、落ちこぼれれば最悪だ。
 さて、ここで私の持論を展開しよう。私は「WEBはデザインではない」と考える。「WEBとは出版」であり、さらに印刷と異なる点は「文字サイズを読者が決定できる」ものである。我々のような中小企業のWEBを構築するSOHOスタイルのWEB制作会社に求められるものは、取材力、構成力、文章力である。しかし悲しいかな、現在のWEBデザイナー養成機関ではコーディングが重要視され、論理的な思考力や国語力の養成については手薄なことが多い。技術を身に付ければ確かに優れたオーサーにはなれるだろう。しかしそれでは本当の意味でのWEBデザイナーにはなり得ない。「WEBをデザインする」ということは、企業の理念を理解し、正しく伝え得るWEBを構築することではないだろうか。クライアントである企業もパッと見の派手さではなく、優れた取材力、構成力でWEB制作会社を選ぶべきであろう。大金を溝に捨てないために・・・・・。
 今日は話がキーワードからそれてしまったが、ムカつく電話営業が私にこういう文章を書かせてしまったと思って勘弁してもらいたい。
(※今日の記事はディレクターやコピーライターを擁するまっとうなWEB制作会社には当てはまらない。一部の、特に今日私の会社に電話をして来たような学習能力の無い会社に向けた勧告である)

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