2007年12月20日(木)
ローライフレックス2.8F
 フォトアルバムにローライフレックスの写真をアップした。
 30年ほど前に買ったもので、CM写真を生業にしている頃はファインダー画像が欠落しないことが好きで、ハッセルよりも好きだった。そのローライも今は手元に残っていない。何故かといえば、ハッセル用のテレテッサーの下取りになってしまったからである。
 長らく忘れていたが、最近末っ子が倉庫からそのローライフレックスを撮影したプリントを見つけ出してきた。バライタ紙に焼いたローライフレックスのモノクロ写真は変色も無く、美しいものだった。たぶん塩化金を使った金調色にはまっていた頃のもので、諧調は焼いた時の状態のままだった。デジタル時代とはいえ、やはりローライには銀塩がよく似合う。
 このローライフレックスの下玉はシュナイダーではなくツァイスのプラナーだった。懐かしの一枚は今事務所に飾られている。まさにローライの遺影である。ローライはこの他にローライ35も使っていたが、貧乏カメラマン時代にはいい質種になった。いつも若い者にいうが、どんな写真でも「生きざま」が映るようである。被写体の「生きざま」を写したつもりでも、自分自身の「生きざま」が映るのである。このローライで撮影した80年頃の鶴橋もWEBにアップしている。

2007年12月20日 | 記事へ | コメント(2) |
| 写真撮影・カメラ機材 |
こんにちは、お邪魔します。
ローライフレックスの2.8Eと44を使用してます、
以前より存じ上げていたので、ギャラリーは見せて頂いてました、
白黒のフィルム写真は味があって楽しいです。
4X4 の方は、フィルムも手に入り、
可愛い筐体が気に入ってるのですが、レンズに曇りがあるのが残念です。
また、二眼レフの話題も楽しみにしてます。

レスが遅くなり申し訳ありません。
新年明けましておめでとうございます。
年末からバタバタして、結局12/31、1/1も仕事に追われました。
最近はスチルの仕事もほぼ100%デジタルで、銀塩は気が向いたときにプライベートなものを写すくらいです。
最近息子が仕事でデジタル一眼レフを使うようになったのですが、しょっちゅうプレビューを見る習慣が付いてしまっているようで、老婆心か「液晶を切って写せ!ファインダーから眼を離すな!」と口を酸っぱくしています。
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