2008年06月14日(土)
AMX4S
 今日は早朝より阪大医学部の肝臓癌オペの編集をしていた。昼に作業を完了できたので少しアクセス解析を覗いてみた。そこに面白いキーワードが有った。AMX4Sだ。
 「AMX4S」とはタムラ製作所の音声ミキサーのこと。TS-4000Sをマイナーチェンジしたものでブラックフェイスが精悍だ。検索結果として唯一出てくる写真が「いい音タムラ”80年のあゆみ」に掲載された小さな写真だ。それ以外はほとんどが私の会社のサイトや、このブログに掲載した写真である。そのことから、AMX4Sの出荷量が非常に少なかったといっていいだろう。使われていたとしても報道用のミニ中継車やラジオカーあたりではないだろうか。
 さて、今回のキーワードで面白かったのは検索結果を表示したGoogleのページだ
 フレームを使用したページであることに注目してほしい。「フレームを使ったホームページは良くない」とか、「SEOにフレームはご法度」などと色々言われるが、私はフレームが好きだ。もちろん会社のホームページでもフレームを多用している。
 「ホームページ ガイドライン フレーム」を検索すると役所を中心にフレームを悪いものとしたようなページが検索される。挙句はW3Cが勧告で「フレームはダメ」と定義していると勘違いしている人もいるようだ。ここにW3Cの勧告を邦訳したページが有る。リンクはフレームの概説を訳したページだ。HTML 4仕様書邦訳計画補完委員会委員長 内田明氏の翻訳によるものだ。
 SEO的には不利であっても、コンテンツと一緒にメニューまでもがスクロールしてしまうブログのようなページよりもフレームを使用したページが好きなのは私だけだろうか。たとえフレームを使用していても<NOFRAME>の代替ページを用意すれば音声認識等のバリアフリーもクリアできるはずだ。それどころか、デザインを重視した結果、文字サイズを固定し、閲覧者が文字サイズを拡大変更しようとしても大きくならないページの方がよほど非バリアフリーだと言えよう。(このブログや私の会社のページはCTRLを押しながらマウスのローラーを回したり、ブラウザの表示メニューで文字のサイズ=最大:大:中:小:最小を選ぶと変化する)
 文書を複数のビューで提供でき、ある情報を表示させておきながら他の情報をスクロールしたり置換えたりするような文書設計が可能になるフレーム記述は決して衰退すべきものではなく、バリアフリー、ユニバーサルデザインを考慮して発展させるべきものではないだろうか。ましてや昔のように640×480や800×600といったパソコンも無くなり、最小でも1024ピクセルの表示幅をもったディスプレーが使用される今日なら、なおさらフレーム表示の方がユーザーには都合が良いと思う。下の図は私の会社のホームページ閲覧者の画面解像度の一か月分の解析結果だ。1280×1024がもっとも多い。
 AMX4Sの検索結果からGoogleがフレームを使用していたことにフレーム表示の維持に勇気付けられた。

2008年6月14日 | 記事へ | コメント(0) |
| 音声・録音・音響 / 検索エンジン・SEO |
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