2008年09月22日(月)
ビデオ 大阪
 「ビデオ 大阪」である。お蔭様で1ページ目に入っていた。トップは「ビデオアップ」さんだ。知っている会社で仕事をお願いしたこともある。学校関係の発表会やリサイタルをよく撮影されている会社で、スイッチャーさんはスコアを読みながらスイッチングされている。以前現場でお会いしたときは録音技師が来られていて、客席にノイマンを立てておられた。
 私の会社でもU-87や67をホールでお借りして録音するが、保有機材にするには高額すぎる。下の写真は私が気に入っているECM-56をオリジナルのステレオアームに取り付けたものだ。
 鉄板を加工して作った自作のステレオアームだ。
 パーツの大半はコーナン、五階百貨店、サウンドハウスで入手したものである。最近のメーカー製ステレオアームと大きく異なる点は全金属製ということになる。
 全金属性にした理由は強度だ。三点吊りを行った場合の安全面を考慮して、ワイヤーを通して吊り具にビレーを取れるようにしている。
 オリジナルのステレオアームとしては他にも下の写真のようなものも作っている。
 指向性の強いガンマイクを使用し、音楽だけではなく、野外の環境音の録音などにも使いやすいようにLRそれぞれにライコートのウインドジャマーをかける事が出来る。このマイク、実はDXC-637の付属マイクだ。これまで何度もDXC-637から外して録音に使ってきたが、ECM-672よりも許容音圧レベルにも余裕がある。ENGキャメラ用に左右の指向性を変えてあるが、ステレオで使う場合は一方の転地を反転することで音場がシンメトリーになる。現在DXC-637が6台もあり、殆どをEFPで使うためにマイクが余りに余っていた。そこで有効利用としてステレオアームに載せている。以前デジベ3台のアイソレーションで使って以来大変気に入っている。637の付属マイクとして一般には知られていないが、音楽ものでも使える音が録れる。ソニーが637を発表したときに「新開発のファントム専用のカメラマイク」と謳ったものだ。
 スタンドの取り付け部はECM-56用と同様に1/2(BTS)にした。なぜそうなのかは、コーナンの売り場を良く知っている人なら簡単に理解できるはずだ。キャノンコネクターのホルダーも勿論コーナンで入手したものである。
 マイクホルダーはAKG用の3/8のネジにノブスターを被せている。市販品よりも遥かに締め付けやすい。メーカー製のものでは「帯に短し、襷に長し」ということがよくある。やはり自分の現場スタイルに合ったチューニング、自作が必要だ。
 映像制作は映像だけが仕事ではない。音も映像と変わらないウエイトを占める。映像と同様に様々な工夫が求められえる。

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