2007年07月03日(火)
SVS
 「SVS」での検索があった。SVSは私の会社のCIでSenri Video Serviceのイニシャルである。おかげさまで現時点ではグーグルのトップになっていた。そのためSVSでI'm Feeling Luckyをクリックするとトップページにつながる。ただし今後も継続して1クリックでアクセスできるは限らない。SVSというキーワードでグーグルでトップになっているということは、I'm feeling mysterious. であり、偶然に感謝だ。
 SEO対策といえるほどのことは行っていないが、今のところヤフーでも「撮影技術会社」では1位にランクされ、グーグルディレクトリーでは「技術会社」で1位にも入っている。しかしグーグルの「映像制作会社」やYahoo!の「映像制作会社」ではランク外である。やはり業界用語の「撮影技術会社」よりも「映像制作会社」や「映像製作会社」、また「ビデオ制作」「ビデオ製作」などの一般的なキーワードで上位に入る必要がある。なんとか地域のキーワードを加えた「ビデオ制作 大阪」や「映像制作 大阪府」では10位以内に入っているが、ホームページを営業ツールと考えれば3位以内にランクされなければならない。
 最近グーグルのアルゴリズムが少し変化したようだ。検索結果にグーグルディレクトリーに掲載されている紹介文が反映している。このことがどういう意味を持っているかはわからないが、グーグルは日々進化していることは確かだ。先日少しホームページをいじってグーグルディレクトリーで「ビデオ制作」や「映像制作」で上位表示されるようになった。もちろん「撮影技術」では千里ビデオサービスが1位にランクされている。
2007年7月3日 | 記事へ | コメント(0) |
| 検索エンジン・SEO |
2007年07月02日(月)
ドリー 車イス
 「ドリー 車イス」というキーワードである。
 写真は歌手の金田たつえさんの撮影の際にドリーショットとして車椅子を使用している撮影だ。このロケは「湯の町椿」のプロモーション用で撮影は城崎温泉で行った。写真は彼女の事務所の社長が撮ってくれたものだ。  「湯の町椿」の前の作品はステディーカムを使って私の地元である箕面で移動ショットを撮影した。ステディーカムにベーターカムを搭載しての撮影は専門のオペレーターでない私にとってはかなりキツイ撮影で、普段使用しない筋肉を使ったため、数日背中に筋肉痛が残ったように記憶する。それが理由と言うわけではないが、車椅子を使った移動ショットはステディーカムの負担を考えると天国である。ただし揺れを抑える機能はない。車輪の空気圧の最適化や、防振レンズの併用が望ましい。
 ところが撮影に使用するキャメラが小型化したことで、ステディーカムやグライドカムというスタビライザー(防振装置)までが小型化し、さらにコストも大幅にダウンしたために車椅子とスタビライザーの併用が効果を上げている。
 上の写真はHDVキャメラのHVR-Z1Jをグライドカムに搭載している状態である。このスタイルで車椅子に乗って助手が押す。
 この写真はインテルのVPを制作するために奈良県にある病院で撮影した時の様子だ。滑らかなドリーショットの撮影では普通レールを敷いて行う。そしてレールの見切りを避けるために必要に応じてレールドリーにクレーンを乗せることを考えるが、車椅子+グライドカムを用いれば極めて手軽で短時間の撮影になる。VPでは1シーンのために数時間を費やす余裕など無い。「ドリー 車イス」というキーワードで検索した人物もそういうスタイルを探されていたのだろう。車椅子+防振装置をオススメする。上の写真を撮った現場の映像がインテルのサイトで公開されている。
2007年7月2日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2007年06月26日(火)
VE卓
 「VE卓」で「日々好日」が検索されていた。ページにはハイビジョン中継車のVE卓が載っているが、これは私の会社の機材ではなく、東通さんからお借りした中継車のVE卓だ。
 現在私の会社が使用しているVE卓はソニーのSD用システムでCCU-M5が4台とRM-M7Gだ。判りやすいようにアニメーションにしてみた。

 CCUを上下に4台積んでいるため、アイリスやゲインの調整はRM-M7Gをモニターと同じ順に並べて使用している。RM-M7Gはトレーに納めて、使用時は引き出して操作する。

 RM-M7Gは撮影に必要なオペレートは全てリモートになるが、位相調整とケーブル補償はCCU-M5本体で行う事になる。また、マスターぺデスタルは不用意に動かさないため、本来よりも小さなツマミに変更している。
※VE卓という風に言っているが、正しくはビデオエンジニア調整卓ということになる。
2007年6月26日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2007年06月22日(金)
三連液晶モニター
三連液晶モニター」だ。液晶がきれいになったとはいえ、やはり見る角度、特に上下の角度に対しての明るさの変化が大きいために露出の確認には無理がある。私の会社で使っているLMD-5320はあくまで何が映っているかを確認するためのモニターで、いわばスイッチャー用に限定した使用になる。
 VE(ビデオエンジニア)が露出や色合いを確認するモニターはやはりCRTを使ったものの方が適している。会社ではPVM-6041QやBVM-9045QD、PVM-9044などを使用する。
 今回のキーワードでプロテックのライブスイッチャーVSE-500が挙がっていた。
 私の会社では現在ナショナルのAW-SW350を使用しているが、便利なはずのフレームシンクロナイザーも画質を優先するとデジタルメモリーを使用しないジェンロックモードを選ぶ方が良い。キャメラによる収録では普段SW350のFSを切ってジェンロックモードを使用している。そのことを考えればVSE-500というスイッチャーはFSを省いてゲンロック専用にしたことで価格を35万に抑えている。コンピューターやゲンロックが掛からないキャメラが使用できないが、業務用キャメラによる収録であればこれで十分だ。ライブスイッチャーとして昔はSEG-2000AやBVS-1100、BVS-3000などを作っていたソニーも今はアナログコンポジットのライブスイッチャーは作っていない。ナショナルやビクターもしかりだ。アサカやエビンも今は小型ライブスイッチャーは作っていない。
 先日映像送出で行っていたケーブルテレビショーにプロテックはXDCAM-HD用の光ファイバーユニットなどを発表していた。キャメラの周辺機器や音声機材だけではなく、スイッチャーや光ファイバーアダプターなどEFP関連の製品をどんどん開発してくて、ちょっと目が離せない企業だ。今では様々な製品をソニーに供給も行っている。
2007年6月22日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2007年06月11日(月)
ローソン川の蛍
 先日「これからはKeywordに限定されない記事なども書いてゆこうかとも考える。」と書いたように、少しキーワードから離れたことを書いてみよう。
 6月といえば蛍の季節だ。私が住んでいる北摂は昔から蛍が多く、子供の頃は生家の吹田や、母の生家である箕面ではこの頃の夕刻になると蛍の群れが乱舞していた。求愛行動である光の明滅が群れ全体に連鎖すると、数百の蛍が同じテンポで明滅するである。数匹を虫籠に捕って夜道を歩いていると知らぬ間に光の群れに追いかけられ、気が付いた瞬間に底知れぬ恐怖を感じて走り出した思い出もある。
 だが農薬と中性洗剤の乱用で70年代あたりは餌になるモノアラガイやカワニナが激減したために蛍も殆ど姿を消してしまっていた。しかし80年代の後半あたりから徐々に蛍が戻ってきたのである。
 上の写真は私が住む自宅の近所を流れるローソン川を舞う蛍(6/11撮影)である。感度800でF2.8/6秒の露出だ。デジカメになったおかげで撮影現場でプレビューできる。昔はことある毎に現像所へ走って2時間を待ったが、今はその必要もなくなった。

 これは2秒露出の間にフラッシュを1発焚いたものである。蛍の光は定常光として露出し、蛍の体と背景をフラッシュで露出する。インテリアなどを照明器具の輝きもを生かしながら撮影する方法と同じだ。

 私の亡父は千里ニュータウンで蛍を飼育し、毎年「蛍の夕べ」というものを開催していた。そして万博協会と協力し日本庭園や自然文化園の川でモノアラガイを繁殖させ、ヘイケボタルやゲンジボタルの幼虫を放流してきた。あまり知られていないが、幼虫にも発光器があり、ナウシカに登場するオームように光る。放流した幼虫たちも今では世代を更新して繁殖しているようだ。

 これは伸びをする蛍だ。蛍は1年ちかくを水中で暮らし、上陸した後は土の中で過す。そして成虫になって空中を乱舞できるのはわずか2週間ほどだ。その短い期間に配偶者を見つけて交尾、産卵をしなければ種の保存が出来ない。美しく光る蛍の光も彼らにとっては必死の光なのである。

ホタルを見る(撮る)ときは足元に注意しなければならない。そろそろマムシも活発に行動し始めていて、咬まれれば一大事だ。夜道を歩く我々からは見えなくても、赤外線受容感覚器官(ピット器官)を持つ彼らには見えているのである。
 また、撮影のために川に入るのであればヤマカガシにも気をつけなければならない。以前は頚腺毒しか知られていなかったが、72年に中学生が咬まれて死亡し、84年には私が以前住んでいた愛知で再び中学生が咬まれたが死亡した。ヤマカガシは無毒だと思われがちなうえに、咬症でも痛みや腫れが無く咬まれても大丈夫だと思ってしまうようだ。しかし数時間から1日ほど経過して持続性の出血が起こり、それに気が付いて病院へ来ることになるらしい。84年に死亡した少年の遺族が血清研究のための資金を提供したおかげで血清も出来たそうだがその数も少なく、数年前に全て無くなってしまったらしい。その後再び厚生労働省の支援を受けて新たに血清をつくったそうで、現在ヤマカガシの出血毒に対する血清は下記の施設で保有されているそうだ。
国立感染症研究所
(財)化学及血清療法研究所
杏林大学病院 高度救命救急センター
そして最初に血清を開発した
(財)日本蛇族学術研究所である。
それぞれかなり遠方だが日本蛇族学術研究所の方に聞いた話では「発症してからでも十分効果がありますから、入院されてから病院へ送っても間に合います」ということだった。
 また、マムシの血清も常にどこの病院にあるというものではない。池田保健所の話では市立池田病院箕面市立病院にはあるということだ。また高槻、茨木方面では三島救命救急センター、大阪医大、高槻日赤病院、高槻病院、緑ヶ丘病院が保有しているらしいが「昨年11月の調査のため、事前に該当する病院に確認してください」ということである。
 参考のために保健所のURLを記しておく。
池田保健所ホームページ http://www.pref.osaka.jp/ikedahoken/
高槻市-健康・福祉-保健所 http://www.city.takatsuki.osaka.jp/db/hoken/hokenjyo.html
2007年6月11日 | 記事へ | コメント(0) |
| 自然環境・自然科学 |
2007年06月10日(日)
LANCでアイリスフォロー
 「LANCでアイリスフォロー」である。LANCとはソニーが開発したVCRやキャメラを制御する信号のことで、ソニー、キヤノンのカムコーダーやソニーの民生用VCRにLANC端子として備わっている。今回のキーワード「LANCでアイリスフォロー」というのは、LANCを使ったリモコンで絞りのコントロールをしたいということのようだ。検索されていたページでもWAKOのLANCコントローラーでズームやRECトリガー、フォーカス制御、キャラクターのON/OFFを行えるリモートコマンダーを紹介している。
 また、先日AHEADCAM(アヘッドカム)というスタビライザーを製作したが、ここでもリーベックのLANCリモートを使用してRECトリガーとズームコントロールを行っている。

しかしいずれの場合もアイリスの制御は出来ない。理由はLANCにアイリス制御のコマンドがないからである。下記のサイトにLANCのコマンド一覧がある。
http://www.boehmel.de/lanc.htm
様々なコマンドが16進のHEXコマンドで表記されているが、残念ながらIRISという文字列は存在しない。露出に関連したものとして0バイトのサブコマンドに51=Backlight、53=Exposureがある程度だ。つまりLANCの規格が変わらなければアイリスの制御は追加されないということだろう。
 しかしグライドカムやアヘッドカムを使用する場合はアイリスのコントロールは必要だ。現在HDVカムコーダーで考えられるアイリス制御の方法としてCANONのコンソールを用いたIEEE1394経由での制御だ。IEEE1394(DV端子)でどれだけのことが出来るかわからないが、キヤノンのHDVキャメラなら専用のリモートコントローラーを使ってアイリスの制御は可能になる。だが他メーカーのキャメラにDVコントローラーで制御信号を送ってもキャメラ側がそのコマンドに対応していなければならない。HVR-Z1Jの場合も期待できない。
 ではどんな方法でCCUを持たない小型HDVカムコーダーのアイリスを制御すれば良いのだろうか。残された方法は電子制御ではなく機械制御である。サーボモーターを使ってアイリス調整ダイヤルを回す方法だ。現在そのための回転機構を物色中だが、ほぼ最適なサーボモーターと減速機構、制御系が見つかった。そう遠くない時期にホームページ上で公開できるだろう。必要は発明の母という言葉を思い出す。
2007年6月10日 | 記事へ | コメント(5) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM |
2007年06月08日(金)
HDV Vision 3
 「HDV Vision 3」である。ビジョン3とは英国のビンテンが作るVisionシリーズのビデオ用三脚で最も安いキャメラサポートのことだ。私の会社では主にVision 10、11、100を使用し、時に40倍クラスの望遠レンズを使用する場合はVision 20などを使用している。そういったものに比べるとVision 3は価格も20万余りと破格の価格設定になっている。その価格設定の背景にはマンフロット社のOEMと言う話も有るが、マンフロットとはかなり違っている。ちなみにフランス製のジッツオG-1380がでは塗色こそジッツオだがマンフロットの#505と全く同じものだ。Vision 3は構造こそ似ているが、カウンターバランス構造は505や1380とは異なりスプリングが水平に取り付けられている。そしてクイックプレートもビジョンシリーズと同じものが使われている。さらにブレーキの構造は上位機種のVision 6や8、11などと同じ構造になっていて、軽いトルクでしっかりと止まる。つまり似て非なるものということだ。
 ビンテンではカウンタースプリングを1kg〜10kgまで、1kg毎のステップで10種類のスプリングを用意している。カタログではスプリングを交換することで10kgまで対応するとしているが、ボールヘッドが75mmになっているため、現実的には1/2インチクラスのカムコーダーであっても実用になるとは言い難い。あくまで小型のカムコーダー用である。
 以前他社からキャメラマンで呼ばれた時に用意された三脚がビジョン3で、キャメラはDVCPROだった。キャメラはいいのだが、肩乗せタイプのカムコーダーにビジョン3では余りにも非力過ぎる。ポジション移動の多い撮影で75mmボールでは移動ごとの水平調整に苦労する。しっかり締めたつもりでも大きくパンするとドラグが強いとボールヘッドが回ってしまう。それ以降、その会社の撮影では私の会社からヴィジョン10や100を持参して機材費として計上したいただく事になった。やはりヘッドはキャメラマンの最重要な道具であり、ボールヘッドの径もキャメラサポートの重要なパートである。
 だが、その会社の撮影に呼ばれた時にビジョン3がHDVの小型カムコーダーには最適だと言うことを知った。HVR-Z1Jをビジョン3に乗せるとまさに完璧といえる。キャメラの重量が3kg程度であれば水平調整時も締め付けトルクはそれほど強くなくても良い。75mmボールのフリクションで十分だ。Z1Jをそのまま乗せるのであれば2kgのスプリングが最適で、私の会社のようにZ1Jに放送用のフネ(三脚アタッチメント)を取り付け、センチュリーのワイドコンバータ、角型フードを取り付けた場合は3kgで完全バランスする。また微妙なバランス調整はスプリングにスペーサーを入れることでより正確なバランスを得ることが出来る。そしてスプリング交換もマンフロット#505よりも手間がかからず、操作性は#505の比ではない。もしこれからHDVカムコーダーの三脚購入を考えておられる方がいれば迷わずビジョン3をオススメする。様々なHDV三脚が内外の様々なメーカーから発売されているが、他メーカーよりも少しだけ高価なビジョン3は価格差以上のパフォーマンスをキャメラマンにもたらしてくれるキャメラサポートであるといえる。写真は先日の現場で使用したビジョン3とHVR-Z1Jである。
2007年6月8日 | 記事へ | コメント(2) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM |
2007年06月05日(火)
美人映像
 「美人映像」である。なぜこういったキーワードでヒットているのか気になってアクセスしてみた。
 ハハハ・・・・、ヒットしていたのは美人ではなく月下美人の開花を撮った動画のページだった。今年もまた月下美人の妖しく美しい開花を見たいものだ。
2007年6月5日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
箕面トンネル(箕面有料道路)
 新しいトンネルが5月30日に開通した。箕面トンネルである。箕面市坊島(ぼうのしま)と箕面市止々呂美(とどろみ)を結ぶ有料トンネルで国道423号のバイパスという位置付けになる。
 今日早朝に豊能町へ撮影に行くことがあったので帰路に箕面トンネルを選んでみた。
 あえてWEBで紹介するようなことでもなさそうだが、開通したばかりということで写真を撮ってきた。

 ゲートは2つあり、ETCにも対応している。管理は大阪府道路公社である。料金は普通車600円で阪神高速より100円安い。ゲートの写真を撮りながらゲートに近づくと、料金徴収係の人が「いっぱい写真撮って帰ってくださいね」ということだ。なんとものどかなトンネルである。

 トンネルは対面通行の2車線でもちろん追い越し禁止だ。制限速度は60km/hである。

 照明は水銀灯とナトリウム灯である。入り口付近はナトリウム灯の割合が多くオレンジ色が主体だ。排気ガスが多い場合は水銀灯よりも波長の長いナトリウム灯の方が透過性が良い。このトンネルの工事記録を請け負っている友人が「なかなか迫力ありますよ」と言っていたが、いざ走ってみると迫力と言うよりも「これだけ??」というほどあっという間だ。

 トンネルの全長は5.6kmで所要時間は約5分だ。つまり止々呂美から箕面市民病院や千里中央へ10分程度で行ける事になる。またそのまま新御堂筋に接続しているので新御堂が空いていれば止々呂美〜大阪市内への所要時間は30〜40分になり、従来のルートに比べると30分以上短縮される。止々呂美や豊能の緑の中に住んで、必要な時にはトンネルで大阪市へ・・・という生活も現実的になるだろう。
2007年6月5日 | 記事へ | コメント(2) |
| 未分類・エトセトラ.etc. |
2007年06月02日(土)
5月のアクセス解析
 五月のアクセス解析である。これは羽田野太巳氏の高機能アクセス解析を利用している。
  個人利用 1サイトあたり\1,050(うち税\50)
  法人・商用利用 1サイトあたり\2,100(うち税\100)
というもので、当然私の場合は法人利用のシェアウエアである。
 五月は11790のアクセスが有り、ユニークユーザー数は7262である。つまり全体の約4割がリピーターということになる。
 検索エンジンはGoogle(JP)が最も多く全体の42%で、次がYahoo!(JP)で33%だ。そしてGoogle(COM)からの検索が1110で14%と、やはり私の会社のサイトへの検索はGoogle系が多い。
 キーワードのランキングとしては「撮影現場」がダントツに多く、次が「ハイデラバード」そして第3位に「岡田裕美」となる。ただしこのキーワードでヒットするSVS.NE.JPのコンテンツはAV女優の岡田裕美(おかだひろみ) ではなく、役者の岡田裕美(おかだゆみ) である。それも上位ではない。検索者の熱意?がうかがわれる。

 AV女優の話はさておいて、私のサイトでのキーワードはほぼ出尽くした気がする。これまでのKeywordBlogの記事数は全部で442件となり、この記事をあわせると443件になる。つまりネタ切れということである。とは言ってもこのブログを閉じるわけではない。より多くのキーワードが検索されるようにコンテンツを充実させつつ、これからはKeywordに限定されない記事なども書いてゆこうかとも考える。いずれにせよ2005年04月01日に書き始めて3年目に入ったブログに一工夫施す時が来たようである。
2007年6月2日 | 記事へ | コメント(0) |
| 検索エンジン・SEO |
2007年06月01日(金)
舞台収録 マイク
 「舞台収録 マイク」である。
 舞台収録というとノイマンのU87を思い浮かべるが、コストが高く、なかなか使えるものではない。これまでにU87を使ったのは和太鼓のプロモーションビデオを作った時と混声合唱の収録、そしてフルートの前衛的なソロ演奏の収録くらいである。写真はU87だが、音質のみで勝負する録音とは異なり、映像制作の音の場合は映像を支える音作りのできるマイクが有れば十分だともいえる。私の会社で使うマイクは下の写真のようなものが中心だ。

これはAKG(アカゲ)のC416


国産の名器C-38B(SONY)


これはアムクロンのバウンダリーマイクPCC

 ソニーのECM-23Fをクレードルサスペンションを介して天井のバトンに取り付けたものだ。舞台では物理的な振動がマイクに伝わらないような手段も講じなければならない。
 強い志向性が必要な場合はゼンハイザーの定番ガンマイクであるMKH-416になる。

 普段の舞台収録でははマイクの本数も少ないので下のようなサブを組んでいる。
しかしマイクの本数が増えて現場でミックスする必要がある場合は下のように多入力のミキサーを使用する。
 どちらの場合もキャメラマンにセリフが聞き取りやすいようにインカムやイヤフォンに舞台間際のマイクで拾ったクリアーな音を送る必要がある。
 様々なマイクを使って行う舞台の収録では映像と音像が一致した音作りが重要だ。音声技師は求める音をがしっかりイメージできる経験と技術が求められる。

 余談だが最近のノイマンはマイクの会社として知れ渡っているが、私にとってはレコード盤のカッティングヘッドのメーカーというイメージが強い。
 これは一世を風靡したSX-68でプレスマスターの親になる盤をカッティングしている様子だ。
 そしてこれがカッティングヘッドである。今ではレコードメーカーもレコード盤は作らなくなってしまった。
2007年6月1日 | 記事へ | コメント(0) |
| 音声・録音・音響 |
2007年05月31日(木)
りんどんさん、「ゆすらうめ」です!
 りんどんさんが5/29の記事の液晶に写っている「ゆすらうめ」に対して、いかにも羨ましそうなコメントを書いてくださったので、改めて羨ましがらそうと写真を掲載する事にした。
 我が家の裏庭でかなりの量の「ゆすらんめ」が採れた。収穫量はおよそ1.2kgであった。最近は「ゆすらうめ」と呼ぶ人が多くなったが、私が子供の頃は「ゆすらんめ」と呼んでいた。念のために「ゆすらんめ」をググッてみたが一応1000件ほどヒットする。間違いではなさそうだ。

 木になっているところはこんな感じである。実はさくらんぼに似ていて、味もさくらんぼっぽい。グミとは全く違った味である。

 柄をはずして流水で洗って水気を切って少し陰干しののちに果実酒用の酒に漬け込む。私が作業しているのではなく、もちろん家内が漬け込んでいる。その工程を記録するのが私の役目だ。

 氷砂糖を入れ、果実酒用の酒(今回はブランデー)を注ぎ込む。いい香りが立ち込める。1年も経てばこの洋酒の香りが優しい果実酒の香りに変化する。私は下戸だが、甘い果実酒だけはとても好きだ。

 「ゆすらんめ」の上に乗った氷砂糖がブランデーに溶け出していく。美しい眺めである。

 漬け切れなかったのこりの「揺すらんめ」はそのまま食するのも良いが、一部を煮込んでジャムにした。

 白いホウロウの鍋とのコントラストがきれいだ。煮込んでゆくと種も実も皮も混ざってしまうが、種は途中でフォークを使って取り出す。

 出来上がったジャムだ。どことなくトマトケチャップのように見えるが、味はジャムだ。それもかなり美味い。娘が手作りしたパンと相性がやさそうである。しかしそれにしても液晶に写った写真を見ただけで「ゆすらうめ」と言ったりんどんさん、人間業でない。りんどん、恐るべし。
2007年5月31日 | 記事へ | コメント(3) |
| 自然環境・自然科学 |
2007年05月29日(火)
デジカメ 液晶カバー 交換
 「デジカメ 液晶カバー 交換」はキーワードではない。しばらくこのブログを更新していなかったのでお役立ち情報の提供である。
 近頃は写真も殆どがデジタルに変わり、私の会社でも銀塩のNIKON F3Pはたまにシャッター音を楽しむくらいで、フィルムを入れることは少ない。その代わりにCybershot R1やEos5Dなどが仕事で動く。そして最近Eos30Dが6/30までに購入すると2万円のキャッシュバックがあることと、ヨドバシのポイントにつられて1台購入した。やはり新しい機械は見ていて気持ちがいい。そして車と同じように新車、ではなく新品の臭いがする。

 さて、この新しいEosを覗いた若いものが「液晶に傷が付いたら嫌だから、保護フィルムを貼りましょう」といいだした。どうも携帯電話の液晶保護フィルムの影響らしい。確かに物を大切にすることは良いのだが、撮影画像確認用の液晶パネルに何か他のフィルムを貼ることが私には許せない。
 傷が付けば交換すれば良いではないかと思う。「EOS 液晶」を検索すると保護フィルムやプロテクターが上がってくる。おおむね2000円前後である。だが考えてみればどこか可笑しい。デジカメに付いている液晶パネルの表面は液晶本体ではなく、液晶保護のアクリル系の透明強化樹脂である。つまり手が触れる部分は元々プロテクターであり、液晶そのものではない。何故プロテクターの上に保護フィルムを貼らねばならないのだろうか?
 そこで少し調べてみたところ、キヤノンから純正部品としてこの保護パネルのみを供給している。機種にもよるが1000円弱である。交換も両面テープで止めているだけだから自分で出きる。参考までに下記のURLをご覧頂きたい。

http://www2.ezbbs.net/cgi/reply?id=uoaa&dd=38&re=2208&qu=1

 1000円もしない液晶保護カバーを保護するために倍以上もするフィルムを貼るというのは可笑しな話だ。ましてや貼り方が悪ければ粘着面に気泡を残したり、汚れを残す事になる。つまり見づらくなるだけだ。画像確認用の液晶はあくまでもクリアーな状態で見たいものである。
2007年5月29日 | 記事へ | コメント(3) |
| 技術系・ハイテク系 |
2007年05月21日(月)
DXC-537
 「DXC-537」だった。このキーワードで10件以上の検索があった。生産が打ち切られて10年以上も経ったキャメラなのにどうして?と思ってヤフーオークションを検索してみると3台が出品されていた。
 入札して購入されるのは購入者の意思によるもので、私がとやかくいう筋合いは無いのだが、DXC-537は2006年3月末でサービス受付終了になっている。もちろん定期点検・専用部品による修理受付も終わっている。後継機のDXC-537Aにあっても2007年3月末で同様にサービス受付が終了している。つまり故障すればそれまでである。
 オークションには様々なものが出品され、リサイクルの観点からすれば大変素晴らしいことだが、修理できないものに対して数万円〜数十万円という金額を支払うことに価値があるのだろうか?これがクラシックカメラや骨董品などなら頷けるが、電子機器であるビデオキャメラではいかがなものであろうか。落札後に想定外の結果ではただの大型ゴミである。それどころか処分にさえ費用が発生したりする電子機器ではメーカーの修理対応などを十分に検討して入札する必要があると思う。そういう点では今回の10件以上の検索は正しい判断といえるだろう。
 下の写真はDXC-537だが、出品物とは全く関係ない。中古販売している海外サイトから借用したものである。
2007年5月21日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2007年05月15日(火)
BVW-400 修理
 「BVW-400 修理」である。
 BVW-400とはベーターカム一体型カムコーダーのことだが、ついに400がサポート終了対象モデルになってしまった。2006年3月末に「定期点検・専用部品による修理受付終了」となり、2007年3月末で「サービス受付終了」である。つまりオーバーホールや修理の受付も終わったらしい。幸い300Aや400Aはまだ大丈夫である。一応400を400Aの部品によって修理することは可能だが、あとはソニーマーケティングの対応次第である。
 「いつまでベーカムを使っている」と言われそうだが、テレビ番組を見てもらえば判るように未だに様々なシーンでベーカムは活躍している。ただしどちらかといえば地方局である。都心部ではニュースなどもHDCAM化してきている。だが地方においてもNHKが昨年DVCPRO HDの採用を決めた。2011年に向けていずれは全てHD化し、ベーターカムは姿を消す事になる。今回ソニーがBVW-400の修理受付が終了したことも肯ける。しかしいかにベーターカムというフォーマットが優れているかはその歴史が物語っている。
 VHS vs BETAではことごとく敗退したソニーだが、そのベーター用テープを用いたベーターカムは画質の良さとコンパクトかつ手ごろなサイズ、長さによってVHSテープを使って20分記録するMビジョンに圧勝し、松下&NHKの共同開発であるMU(一応米NBCや一部のNHKで採用された)もベーターカムには歯がたたなかった。ベーターカムよりも小さくなったものの、20分しか記録できないMUではなく、30分収録できるベーターカムSPを世界は選んだのである。ベーターカムのテープはベーターカムSP、デジタルベーカム、ベーターカムSX、IMX、そしてHDCAMまで継承され今に至っている。つまりHDCAMのVTR(HDW-M2000)があれば全ての放送フォーマットのベーターテープが再生できるのである。ベーターカムはハイビジョン信号としてアップコンバートされHDCAMの中で生き続けることができるということである。つまりベーターカムの勝利は互換性の勝利と言えるだろう。
 古いものを切り捨てないで、下位互換を保ってきたソニーのスタイルが素晴らしい。だからこそBVW-300A/400Aの修理受付は当分維持していただきたいと思うのは私だけではないはずである。
2007年5月15日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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