2006年01月13日(金)
SAPPORO BERGHEIL
 SAPPORO BERGHEIL K.I.W.とは名匠門田の打ったピッケルのことだ。門田直馬(1877-1954)門田 茂(1910-1998) 門田 正(1932-1992)と三代に渡った銘ピッケルである。
 先日このブログで「錆が浮いているのでは」と書いて気になって引っ張り出してみたが私のKADOTAは健在だった。手にした時のゾクッとする感触は山の道具というよりも名刀に触れるような感触だ。息子達も見たかろうと写真を撮ってみた。

 今なお美しいというよりも、亜麻仁油が滲み込んで飴色に光るシャフトは昔よりも硬度が高くなっているかも知れない。まさに男の道具といった感じだ。

 私が持っているモデルはNupuri(ヌプリ=アイヌ語で山の意味)というモデルで、同級生が勤める山道具の店で購入した。1万もしなかったように記憶するが、数々の山行に携えたKADOTAは絶対に手放せない逸品である。門田のピッケルについては諏訪部豊氏が小さな山道具館詳しく紹介されている。
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| 自然環境・自然科学 |
2006年01月12日(木)
ストリーミング 技術会社 大阪
 ストリーミング 技術会社 大阪ではけっこうアクセスがある。ブロードバンドの普及で今年はインターネット放送事業が定着する年になりそうだ。
 以前にも私はビグローブの動画配信サイトでニュースを見ていると書いたが、USENが運営するパソコンテレビ GyaO [ギャオ]は注目のネット放送局だ。
 「USENが運営するGyaO!全番組が完全無料のパソコンで見るテレビ!人気の韓国ドラマから最新ニュース、さらには映画のオンライン試写会など見逃せない番組、新作が毎日続々と登場します!」ということだが、確かに凄い。CM収入で運営し、USENブロードバンドのユーザー以外も自由に利用できる。必要なのはメールの登録だけだ。
 メールを登録すると後に様々な広告メールや迷惑メールが増えるので心配だが、説明では心配はないようだ。念のため私はこういう用途専用のアドレスを使って登録した。
 一度登録するとクッキーを使って次回からのログイン手続きは不要になり、ワンクリックで映画やドラマ、PVがたっぷり堪能できる。そしてネット放送の一番の強みであるオンデマンド放送は何よりの魅力だ。日本にファンの多い韓流ドラマの「冬ソナ」も1時間15分たっぷり見ることが出来る。今は18話を放送中だ。他にも様々なコンテンツがあり、いくつかのプログラムは我々のビジネス対象となっているし、今後も大きな需要が期待できる分野になるだろう。
 ネット放送といっても昔と違いビットレートも高く、画像、音声ともテレビに近づいている。今後はハイビジョンも視野に入れた展開も期待できるだろう。技術会社としてはTV放送もネット放送も同レベルで制作しなければならない時代が来た。
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| 映像制作・撮影技術 |
2006年01月11日(水)
ロイヤルグランコンペ
 ロイヤルグランコンペで検索されていた。
 吉貝金属工業の名作グランコンペのスペシャルバージョンだ。検索された方には気の毒だが、RGCの写真は無かった。検索結果にこのブログもあったので、先日図面をアップしていた前後24インチクリテリウムのロイヤルグランコンペの美しい姿をアップしよう。
 上の写真がフロントで、下がリアになる。

 引きも軽く速度のコントロールもいい感じのブレーキで、サンツアーのシュパーブなども同系のブレーキだ。しかし天下のシマノには勝てなかった。シマノのジュラエースはカンパニョーロも押さえ、今や世界のジュラにまでなった。ツールやその他欧州の有名レースはジュラ無しに語ることは出来ない。そのジュラエースをそこまでならしめたのは、シュパーブやグランコンペという優れたライバルが有っての結果だと思う。
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2006年01月10日(火)
Panasonic AJ-SDX900
 Panasonic AJ-SDX900とはパナソニックが出している放送用テレビキャメラだ。
 現在1/2吋幅のテープを使用する放送用フォーマットとしてはHDCAMとβCAM(アナログ及びデジタル)が主流だ。そして家庭用のDVテープと同じ1/4吋テープを使用するフォーマットはDVCPROとDVCAMになる。DVCAMはもともと放送用途ではなく業務用途向けに開発されたフォーマットで、基本的には放送用キャメラは無い。しかし現実的にはソニーDSR-570やDSR-1(VTR)、そして池上のDV-7Wなどが放送用途に使われている。PanasonicのDVCPROは業務用の25Mbpsの他に放送用50Mbps及び100Mbpsにも対応し、今回検索キーワードになったAJ-SDX900はDVCPRO-25/50対応の16:9/4:3スイッチャブルの放送キャメラになる。
 では放送用と業務用では何処が違うのだろうか?
 機器の性能ではそれほど変わらないというのが答えだ。では何が違うかというと、操作性と堅牢性である。以前はソニー、池上、松下はそれぞれ操作性が異なっていた。池上好き、ソニー好き、パナ好きなど、キャメラマンは1つのキャメラに慣れると、どうしても慣れたキャメラを選んだ。しかし今はソニー以外のメーカーも全て放送用はソニーの操作性に準じている。以前池上はレンズの取り付けマウントがB-3という池上マウントだったものをソニーや松下のB-4マウントに統一した。こうなるとキャメラマンは非常に助かる。どこのメーカーのキャメラを使っても基本的な操作性が同じなので、慣れないキャメラによる操作ミスが無くなる。
 しかし操作性の統一は放送用にのみ適用され、放送用の基本スタイルとなったソニーにおいては最近まで放送用と業務用で操作性が異なっていた。スイッチの位置や方向が違っているため現場で戸惑ってしまうことがある。その点ではソニーに合わせた松下、池上は有りがたい。
 AJ-SDX900はDV系テープを使うDVCAMより一つ上のランクになり、放送用としての性能、堅牢性、安定性を持ち、操作性はソニー同様。逆にソニーも後を追うように新しいDVCAMシリーズでは操作性を揃えてきた。歓迎すべき対応だが、あくまでソニーはDVCAMを業務用に位置付けている。その点ではAJ-SDX900は放送用1/4吋SDキャメラレコーダーとして唯一の製品となり、BVWシリーズに慣れてきた我々としては、松下製だがソニーよりもソニーらしく仕上がったキャメラだと思っている。
 AJ-SDX900の性能は非常に優れ、会社でも様々な現場で使用しているが監督の評判はいい。そして技術を担当するVEからも調整しやすいという評価を得ている。しかし操作性が同じになるとメーカーは大変だ。キャメラの良し悪しを同じ土俵の上で比べられる。さて、どのメーカーのキャメラが最も美しい映像を見せてくれるのだろうか?
 メーカー技術者の絵作り、絵心が問われる時代になったと言えるだろう。
2006年1月10日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2006年01月09日(月)
ケータリング コーヒー
ケータリング コーヒー」だ。
 我々の仕事現場は時に食べるところが何処にも無い場合がある。そういう場合、絶対必要になるのがケータリングだ。ケータリングの重要性については音響の「音らんど」さんが「イベントのやりかた」で詳しく書かれているので引用する。
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 ケータリング&弁当
会場の近くに食事処があれば問題はないんですが、野外などでは遠くまでいかなくちゃ食事が出来ない会場もあり、長時間持ち場を離れることになっちゃいます。こうゆう場合はお弁当を購入してきて頂ければ幸いです。 現場は、体力仕事なので、みなさん良く食います。イヤ食べます。できれば米系で!!あと、休憩時のスタッフの飲み物、用意しといてあげると、とてもとても喜びます。
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長時間持ち場を離れること、というのが重要だ。イベントではどういったことが起こるかわからない。常に持ち場から離れられない。また、オープンロケでは弁当だけではなく、炊き出しが用意されたりする。冬場の現場でお湯をストーブでお湯を沸かし、熱々のコーヒーを入れてもらうとそれはギャラの何倍も嬉しい。もちろんスタッフはギャラ以上の仕事をしてくれる。仕事を進めてゆく上で気配りは大変重要になる。また遠方へ出向いた時は、各自買いたい土産があるのでフリータイムも重要だ。
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2006年01月07日(土)
JCOMデジタル ハイビジョン 録画
 J:COMデジタル ハイビジョン 録画ということだが、HDレコーダーでなければ録画出来ない。残念ながらDVD-Rには制限がかかっている。仕事柄J:COMのイベントで録画しなければならない場合は特別な方法でVTRに録画するが、その方法は公表出来ない。
 それは別にして、J:COMデジタルのディスカバリーチャンネルハイビジョン放送が始まった。これは素晴らしい!今日はキングコブラのシリーズをハイビジョンで楽しむことが出来た。(J:COM北摂ではCATV-266CHで放送)
プレビューが1MBPSのストリーミングで配信されているのでCATV契約されていない方はご覧頂くとよいだろう。
 普段ムービープラスなどをD端子接続で見ているが、ディスカバリーHDはシームレスでハイビジョン放送に切り替わる。地上波デジタルやBSHi、そして地上波アナログが全てCATVのチャンネルに割り当てられればリモコン1つで全て操作できるのだが・・・・
 ※ディスカバリーチャンネルはジュピターTVの関連会社だけあって、現在のところディスカバリーHDを視聴できるCATV局はJ:COMのみで、ケーブルウェストやスカパーでは放送されていないようだ。
 CATVのHD放送が実は今年初めからもう1局増えていた。こちらもJ:COM限定だ。女性のためのライフスタイル&エンターテイメント専門チャンネル『FOXLIFE HD』(J:COM北摂では275CH)オフィシャルサイトはこちら

女性のためのと言われるがそんなことはない。男女とも楽しめるプログラムだ。

J:COMデジタルに加入されている方は必見だ。いずれも追加料金は不要だ、ディスカバリーHDと合わせてお薦めする。
 一言付け加えておくが、私はJ:COMの営業ではい。単なるユーザーである。
2006年1月7日 | 記事へ | コメント(3) |
| 映像制作・撮影技術 |
2006年01月06日(金)
母語としての英語
 「母語としての英語」というキーワードでこのブログのアーカイブが検索されていた。
 以前に書いた「必要なときに 必要なだけ 英語」が該当するページだが、もし英語オンデマンドな生き方ができれば理想的だ。私の友人にそういったのが一人いて、今インドのバンガロールで仕事をしている。国籍は日本だが、小学校時代をアメリカで過ごして中学校で帰国して同級生になった。彼がまさに「母語としての英語」の持ち主である。アシモフに熱中し「人間は無駄な知識が増えることで快感を得られる唯一の動物である」を実践する秀才だ。帰国後も英字新聞、原書を読み漁り、彼を「ウォーキングディクショナリー」たらしめたのはまさに彼の努力の賜物である。
 「英語を第一言語とする人は世界に4億人程度。第二言語とする人も約4億人。この他に英語を外国語として使える人が8億人。母語・順母語としての英語使用者の数に匹敵する。これは英語人口が15億以上いる事を意味し、世界で4人に1人が英語を話すことになる」と先のブログで書いたが、IT時代の今日がまさに「英語を母語とする日本人」が求められる時代である。
 我々の世代の人間が英語で考えることが出来るようになるには殆ど手遅れだが、これからの子供達にはそれが可能だ。もちろん日本語教育は必要だが、グローバル化する日本の現状を考えると「英語を母語とする日本人」を育てることは大変重要な課題ではないだろうか。
 文法は便利な技術だと思うが、まずは話せる教育が必要だろう。
 私が驚愕した超ブロークンイングリッシュを紹介しよう。
 パイパル=paper=書類
 アダル=other
   あだるかんぱに=other companyつまり他社のこと
 ジロ=0
とんでもない発音だ。しかし普通に通じていた。
ただし海外旅行ではpleaseとfreezeはしっかり区別しなければならない。
2006年1月6日 | 記事へ | コメント(0) |
| 旅の紀行 |
2006年01月05日(木)
エッジクロップ

エッジクロップがキーワードだった。
 現在日本のテレビ放送では640×480のSDと1920×1080のHDが利用されている。SDは地上波アナログやCS、BSで利用されている4:3比率の画面だ。(従来方式の画面に左右圧縮して記録したスクイーズワイドもSDになる)そして地上波デジタルやBSHiで放送されているHDは16:9比率のハイビジョンだ。そしてBSHiの場合は地上波と同時放送または再放送を行う場合、映画放送のように上下に黒い部分があるレターボックス方式でダウンコンバートして放送している。この場合は作画時のフレームが全て放送されるが、4:3モニターの場合は上下に黒い部分が出てしまうし、16:9ワイドモニターで全画面表示すると拡大による画質劣化が生じてしまう。
 一方、地上波アナログは地上波デジタルとの同時放送が中心で、βCAM、DVCAM、DVCPRO等の4:3比率SDキャメラによる映像はアナログ放送ではそのまま、デジタル放送にはアップコンバートして放送されている。アップコンバートしたHD画面では左右の画像が足りなくなるが、放送局や番組のロゴ等を壁紙風にして違和感をなくしている。この場合は撮影時の画角は変わらないため問題は無い。
 しかしハイビジョンの地上波デジタル放送をペースに制作したHD番組ではそうは行かない。HDCAMやDVCPROHD等で撮影された16:9の画面の左右をカットした「エッジクロップ方式」でダウンコンバートして放送されている。実はこのエッジクロップがキャメラマン泣かせというか制作泣かせである。
 ワイド比率で撮影しつつも4:3マーカーを意識して作画しなければならない。人物のアップを撮影する時、ワイド画面ではフォローする必要の無い動きも4:3画面でははみ出してしまうため、動きをフォローしなくてはならない。ところがその画面を16:9で見るとチョコチョコ動く落ち着きの無いキャメラワークなってしまう。仕方がないので少しルーズにすると今度は突っ込みの足りない絵になってしまうのだ。また4:3ではバランスのいいツーショットも16:9では中途半端な見切れがあり、横の人の顔が半分だけで切れてしまったりする。
 今日関テレで「襲名!坂田藤十郎〜よみがえる元禄歌舞伎の花形」を放送していたが、画面端にいる人物の顔が常に切れていて一瞬「下手なキャメラ」と思ってしまった。しかし同時放送の地上波デジタルを見ると全く問題の無いフレーミングで撮られていた。おそらく制作時の意思疎通がうまく行かず、エッジクロップでの同時放送であることが伝わっていなかったのだろう。中村鴈治郎改め四代目坂田藤十郎の奥様である前国土交通大臣の扇千影さんの顔が切れてしまっては良くない。これでは扇千切れである。
 この画面比率の問題は見る側も戸惑うようだ。16:9のワイド放送ではなんら問題ないが、4:3をズーム機能やスムーズ機能によってワイドテレビの比率に合わせて見ている家庭では、中心の人物は正常に見えても、左右に写っている人物は横幅が広がってしまう。これではスリムな女優さんもブタになってしまう。また、キャメラが左右にパンしたときには曲げガラス越しに見たかのような感じでグニャグニャと歪んでしまう。やはり作画時のバランスで視聴していただきたい。
 私はHD、SDの同時放送ではエッジクロップでのダウンコンバートではなく、画角が変化しないレターボックスで放送してもらいたいと思う。撮影が16:9のみで行えることが何よりである。ただし従来の4:3SDキャメラの画像がレターボックスにはめ込まれると一層小さくなってしまうという問題は残ってしまう。地上波アナログ放送の電波が止まり、全ての放送が16:9ワイドになるときが待ち遠しい。
2006年1月5日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
ワイルダムパスハンター
 ワイルダムパスハンターというキーワードは以前にも登場している。グーグルで検索されるページが少ないために度々検索され、いつの間にか人気ページになってしまったようだ。
 ただいつもパスハンのことでは読まれる方もつまらないだろう。実は大学の冬休みで帰省している末っ子が私の書斎の奥からこんなものを見つけ出してしまった。私も忘れていたほどで、鑑定団ものになりそうな図面である。1987年に私が設計し、ナショナル自転車工業のトップビルダーである斧隆夫氏にCAD出力してもらったクリテリウムバイクとファニーバイクの図面だ。当時はトライアスロンの影響でファニーバイクがもてはやされていた。高石友也も現役アスリート時代だった。
 もともとは小径クリテリウムモデルが目的で24インチを設計したのだが、勢いあまって前後24インチのファニーまで作ってしまったのだ。ただファニーは研究不足で私の姿勢にはフィットせず、たまたまジャストフィットした友人に譲って手元には無い。

 今残っているのは前後24インチのクリテリウムバイクとパスハンのフレームだけである。当時イノーやフィニョンに憧れていた。レモンは少し後の人だった。
 手元に残るバイクのパーツを紹介すると、チェーンホイールはスギノのスーパーマイティーに56〜64Tのギヤホイールが数枚。ディレーラーは大きなギアに最適なサンツアーのスプリント。ブレーキは吉貝(決して読み間違えの無いように)のロイヤルグランコンペ。

 ブレーキレバーには唯一シマノのジュラエースエアロ。しかし、この迷車も今は埃を溜めKADOTA同様に悲しい面持ちで私を眺めている。ただ、最近長男が某有名アウトドア関連企業で自転車担当となり、近々現役復帰できそうである。
 このバイクの図面を発見した末っ子は現在ナカガワのレーサーをレストア中だが、父親の過去を知った今、強い味方を得たと喜んでいるようだ。季節が良くなれば父子でパスハンツアーに出かけたいものだ。
2006年1月5日 | 記事へ | コメント(0) |
| シクロ・銀輪・チャリ |
撮影技術会社 カメラマン
 新年からむさくるしい顔写真で申し訳ない。
 カメラマンというキーワードで東京からたどり着いていただいた方がいる。MSNからの検索だった。4ページ目まで探していただき頭が下がる。
 会社のサイトではキャメラマンという言葉で統一しているが、スチル写真についてはカメラマンという言い方で区別し、プロフィールの紹介で2つを使い分けている。ちなみにキャメラマンで検索すると2ページ目から私のサイトが出没し始め、撮影技術会社 キャメラマンではSEO対策の効果か、堂々のトップであった。
 実は4日の撮影だが、番組の編集が徹夜になったため、現場へは他のスタッフが行くことになった。ずっと椅子に座り液晶画面とにらみ合っているとやはり現場が恋しくなる。「現場恋しや、キャメラマン」なんて鼻歌が出てしまう。そういえばここ10年以上冬の八ヶ岳にも訪れていない。KADOTA(kajitaxでは無い。SAPPORO BERGHEIL K.I.W. NUPURIだ)も錆が浮いているかも知れない。山も恋しくなってくる。
 先の書き込みのアクセス数だが、仕事始めの4日は367アクセスで、ページビューは775ページに達していた。気になる年頭挨拶の閲覧数は96であった。ちなみに私が使っているアクセス解析プログラムは羽田野太巳さんの高機能アクセス解析CGI Professional版で法人・商用利用 \2,100(税込)/サイトのシェアウエアだ。もちろん料金は払っている。多くのSEO対策業者も採用しているものだが非常に優れている。同じソフトウエアも個人利用であれば \1,050(税込)/サイトとなっている。また高機能アクセス解析CGI Standard版はフリーウエアとなっている。太っ腹の太巳さんである。アクセス解析に興味のある方は是非 futomi's CGI Cafe を訪れていただきたい。
2006年1月5日 | 記事へ | コメント(0) |
| 検索エンジン・SEO |
2006年01月04日(水)
2006年年頭挨拶
 今日で2006年がスタートして丸3日が過ぎた。
 会社のホームページへのアクセスは3日間で600弱、ページビューは1500に僅か届かない。普段は平均300アクセス/1日ほどあるが、さすがに正月らしい数字になっている。BtoBのページだから当然である。
 この3日間で面白かったのは検索キーワードだ。

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 2006年年頭挨拶がダントツで10件
 2006年年頭挨拶 8件
 2006年 年頭挨拶 3件
 年頭挨拶 2006 2件
 2006 年頭挨拶 2件
 新年挨拶 2006 2件
 年頭の挨拶 1件
 2006新年挨拶 1件
 年頭の抱負 1件
 年頭挨拶 2005 1件
 2005 年頭挨拶 1件
 2006 年頭 挨拶 1件
 年末 年頭挨拶 1件
 年頭 挨拶 2006 1件
 年頭の会社の挨拶 1件
 2006年の年頭挨拶 1件
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 年頭挨拶に関連したキーワードが実に37件で、昨年末の検索数を加えると優に50件は超えている。さて、この数字は一体何を意味しているのか?
 考えられる理由は年頭挨拶の参考にすること。4日が仕事始めになるため当然だろう。しかしそれだけだろうか?私が年頭挨拶を考えるときネット上のデータは参照するが、他の人の挨拶を参考にすることは無い。なぜなら挨拶は自分の言葉でなければならないからだ。ではどうしてこれほどの数字が挙がるのか?おそらく2006年に向けて他の経営者が何を考えているかを探っているのだと思う。私の場合、同業ではなく異業種の経営者の考えを年頭挨拶から探っている。年頭挨拶のブックマークもかなりの数になる。
 最近「異業種交流会」なるものが盛んに行われている。素晴らしいことだと思う。同業者間では腹の底の探りあいになりかねないが、異業種という関係なら下心無く自由に交流出来る。また自分の知らない分野からの意見は興味深く聞くことも出来る。しかしながら、私のような零細企業の場合なかなかその交流会へ出向くことが出来ないのが現状だ。そこで役立つのがインターネットによる異業種経営者の情報収集である。まさにインターネットは知識の宝庫だ。
 この仕事をしていると企業説明会や講演会の撮影を通じて様々な知識を得ることが出来る。もちろん機密保持契約があり他言無用だ。しかし一旦聴覚を経由して脳に入った情報、視覚に入ったイメージは私の老化し始めた脳を激しく刺激してくれる。別な言い方をすれば「異文化」との出会いこそが私の最大の楽しみ、あるいは推進力となっている。
 2006年の幕開けに、もう暫くは柔軟な脳を維持していたいと思う。
2006年1月4日 | 記事へ | コメント(0) |
| 未分類・エトセトラ.etc. |
2006年01月03日(火)
キャメラ
 キャメラがキーワードだった。
 年末の紅白ではどのくらいの数のキャメラが動いていたかは知らないが、今回スーパーハイビジョンキャメラが使われていたことは確かだ。7680×4320という現行ハイビジョン1920×1080の4倍の解像度、面積で16倍にもなる超高精細画像だ。愛知万博で公開されていたが、今回の紅白では代々木のNHKふれあいホールにおいて530インチの大画面でのデモンストレーションが行われたらしい。
 「そんなに高性能なものが必要?」いう意見もあろうが、常に技術は進まなければ意味が無い。ADSLから光に変わったとき「そんな速さは不要」といわれたが、今では光接続にさえ不満を感じることがある。
 さて今回「キャメラ」で挙がってくる「マルチキャメラ」に興味のある人は「マルチキャメラについて」を一読されたい。この「キャメラ」という言い方については異議を唱える方もいるが、業界の監督達はみな「キャメラ」「キャメラさん」という。芸能人の和田アキ子さんも有名だが渡哲也さん、ケーシー高峰さんなどもキャメラ派だ。笹邊の友人の稲森誠も佐竹明夫氏もキャメラである。
 それはさておきマルチキャメラで撮影するとき「近くのキャメラでロングを撮って、アップは遠くのキャメラから抜くのはどうして?」という質問をされることがある。理由は簡単だ。遠くからロング(全景)を撮るとアップを撮っているキャメラが見切ってしまう。アクション映画を想像されるとよいだろう。焦点距離の短い(画角の広い)レンズを使って近くからロングを狙うと遠近感が誇張され迫力もあり、離れた位置から焦点距離の長い(画角の狭い)レンズでアップを撮ることで遠近感が押しつぶされ、主人公が浮き立つ。もし画角の広いレンズでアップを撮れば抜けがゴチャゴチャして画面の整理が付かない。ただし極めてクリアーでシャープなアップショットを求める場合はそうではない。レンズの解像度はイメージサークルが同じであれば焦点距離に反比例するという約束がある。
 2006年年頭挨拶で「コンピューターやITが進むことで映像制作の世界に誰もが簡単に参入可能な時代」と書いたが、今の時代なら専修学校に行かなくても様々な専門知識がネットにゴロゴロしている。もちろん私も様々な知識を得るし、また公開もしている。公開することで常に今以上を求めている。
2006年1月3日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2006年01月02日(月)
SEO 検索結果に上位表示
 2006年もSEO対策は気になるようだ。
 確かに検索エンジンは生き物のように変化し、一度対策をしても数ヶ月すれば効果がなくなってしまう。上位表示されて喜んでいても数ヵ月後には転落していたりすることは珍しいことではない。
 今年になってYahoo!のキーワード検索がアクセス集中のため機能しなかったことを経験された方も多数いたと思う。元日の午前中の出来事だ。Yahoo!からは特に障害の報告も無かったので、単にアクセスが集中してロボット君がてんやわんやしたのだと思うが、インターネットの利用者が格段に増えていることは確かだ。
 昨年NTTレゾナント株式会社はポータルサイト「gooブロードバンドナビ」において、NHKの番組22本を有料配信するトライアルサービスを開始すると発表した。トライアルは2005年12月28日から2006年3月末まで実施する。最大の特徴は、2006年2月下旬から6MbpsのHD映像を配信すること。これまでgooブロードバンドナビでは500kbpsや1Mbpsの映像を配信してきたが「より解像度が高く、高品位な映像配信をトライアルで実施。ユーザーの反応やシステムの検証などを行ない、今後のコンテンツビジネスに反映させたい」という。
 インターネットを使った動画配信サービスもいよいよ本格化してきた。今後益々ネットワークの太さ、速さ、サーバーの高性能化が要求されるのは必至だ。電波メディア、記録メディア、ネットワークメディアが同じ土俵に上がってきたと感じる2006年である。
2006年1月2日 | 記事へ | コメント(4) |
| 検索エンジン・SEO |
2006年01月01日(日)
謹賀新年
 今回はキーワードではない。
昨年このブログを訪れていただいた皆さんに深くお礼を申し上げたい。普段から失礼な口調で書くブログにもかかわらず、大勢の方に読んでいただいた。これを励みに今年も書き続けたいと思う。
 ブログは続けることが大事なのは当たり前だ。そして書き終えたブログもさることながら、書くという行為を行う自分の存在が重要なのではないだろうか。
 今回2006年年頭挨拶では「2006年に笹邊が求めるものは高価な機材や、編集室ではありません。作品に挑むキャメラマン、スタッフの『いきざま』です。」と書いた。ブログも同様だと思う。ブログを書くことが「いきざま」だ。
 写真は昨年NTVのニュースプラス1で「マツケンサンバを踊る犬」を取材した時のものだが、戌年の今年は何を踊ってくれるのだろうか。
2006年1月1日 | 記事へ | コメント(6) |
| 未分類・エトセトラ.etc. |
2005年12月29日(木)
PentiumD 並列処理 マザーボード
 ビデオ編集に使用しているコンピューターの処理が追いつかなくなった。
 PentiumDによる並列処理でかなり能力はアップしたのだが、内容が複雑になりCPUだけでは処理しきれないのである。PentiumDを駆動するチップセットが945ではメモリー関係で限界があることが判明し、今回955を搭載したマザーボードに交換した。
 搭載可能メモリーも一気に大きくなり8GBまでサポートし、より高速なメモリーの搭載が可能だ。クロックが限界にまで達した今日、電子計算機はハードだけではなく、演算方法によって速さが決まる。従来以上に技術者達のセンスやアイデアが求められる時代だ。
 昨夜「プロジェクトX」の最終回をやっていたが、終わりの無い進歩は益々新たな挑戦者達を求めてくるだろう。いつ陽の目を見るかわからない研究に予算、人材を費やすためには企業そのものが挑戦者とならねばならない。
 より高い画像処理能力を求めてゆくことが私の挑戦であり、より多くのプロジェクトX達が現れてくれることを望んでいる。
2005年12月29日 | 記事へ | コメント(0) |
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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