2007年11月12日(月)
着ぐるみ 撮影現場
 「着ぐるみ 撮影現場」というキーワードで10件ものアクセスが有った。検索されていたページはFieldReportに掲載した「イオくん、ララちゃん」のキャラクタースタッフ教育用DVDを製作したときの記事だった。
 キャラクターの撮影では着ぐるみに入るスタッフとセリフをあてる声優で1セットになる。気ぐるみが2体の場合は基本は4名のキャストが必要になる。このときは歌のお姉さんが加わりキャストは総勢で5名。

 時録の音声はガイド用にのみ使い、後日入れ替える場合が多いが、このときはスケジュールがタイトで同録の音声で編集した。

 営業店舗で撮影を行ったため、撮影は朝6時開始。撮影終了は9時半である。

 最後の写真は先月「吉祥寺アニメワンダーランド」の続きの仕事となった「〜大鳥神社にぎわい・トライアングル・ぐる・グルめ〜練馬夕薬師」の時に撮ってもらった私のお宝写真である。この現場もFieldReportにアップしている。
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| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM |
2007年11月11日(日)
テレビ 技術会社 関西
 TBSの番組デスクから電話があった。急遽出向いてもらいたいということだ。フェーマットはベーカムである。やはり番組によっては今も健在のベーカムだ。それも全国ネットのメジャーな番組である。 ログを見た。「テレビ 技術会社 関西」どうやらこれらしい。そこでヒットしていたのはケーブルテレビショーストリーミングのindexだった。後はTXNのオンエア告知TOPICSだ。2ページ目には商談上手の受注者情報とみんなでつくる映像制作コミュニティの人気サイトトップ10などだ。けっこうヒットしている。
 最近では一体化VTRとしてのフォーマットはDVCAMかHDCAM、時にDVCPRO/DVCPROHDであり、主力はやはりDVCAMとHDCAMだ。だがメージャー番組であっても今尚ベーカム健在ということで私の会社のベーカムもお蔵入りはさせられない。ベーカムもそろそろ神話の域に入るのだろうと思っていたが、実は「ベーカム神話」⇒「ベーカム実話」が続いているのである。恐るべしベーターカムということか。

 上にも書いたが今年もまたケーブルテレビショーinKANSAI 2007が21日から始まる。私の会社はメインホールのケーブルテレビ局ゾーンイベントステージを受け持つ。刻一刻と本番が近づき、現在も打合せが進んでいる。しかしそれまでに岡山や院庄でのロケ、数本の編集アップ、そして東京で番組のMA等と非常にタイトなスケジュールになっている。
 こういうときに私の知り合いが言った一言がいい。「バタバタしている。でも大きいところはもっとバタバタしているはず。」←素晴らしい!
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| 映像制作・撮影技術 |
2007年11月09日(金)
大阪 映像制作会社
 「大阪 映像制作会社」だった。映像制作会社としては久しぶりの1ページ目での表示である。ホームページをリニューアルして心配していたが、どうやらSEOに問題はなかったようだ。といっても特に何かSEO対策を行っているわけではない。あえて言うなら「この会社はどういう仕事をどんな機材でどんな風に撮影しているのか」がわかるホームページを作っている。ということだ。

 制作した作品はクライアントとその競合会社の問題でWEBへの掲載が出来ないことが多いが、撮影現場についてはけっこう掲載を許していただけることが多い。

 写真は東大阪にあるブラシメーカーさんのVP撮影の様子だが、前作の現場と制作したDVDの盤面に印刷したメーカー名をを暈して掲載したところ、「メーカー名は暈さなくていいよ」と言っていただいた。また、超大手メーカーの研究施設で撮影を行った時は、実験用にパソコンのハードディスクにキャプチャーしたデータを撮影完了後メーカー立会いでパソコンのハードディスクから削除したこともある。つまり仕事によっては超極秘事項の場合もあれば「公開してくれたほうがPRになっていいよ」という場合もある。また、時に私の会社のスタッフが撮った撮影風景を「社内報や報告書に使うから貸して欲しい」という場合もある。

 最近ではブログやCGIが進んで全く使うことが無くなってしまったが、ホームページを始めた頃はNetscapeNavigator3/GoldやNetscapeCommunicator4.8のComposer機能を使ってコーディングしてはFetch3.01でアップしたものである。
(※ホームページはMacOS9で作成していてFetchは今も利用していている)

 色々と紆余曲折しながら作り続けているホームページだが、今では数多くのリピーターの方にも読んでいただき、日々400近いアクセスがある。おかげで先月にはアクセスカウンターも40万を超えた。

 「WEBは出版(Publication)である」と聞いたことがあるが、私の会社ような微細なWEBであっても発行する限りは常に新しい情報を掲載したい。そして常に真実で信憑性のある情報を掲載したい。そうでなければ「この会社はどういう仕事をどんな機材でどんな風に撮影しているのか」がわかるホームページにはなりえない。

 さて、明日は寒風の吹く琵琶湖で水中撮影だ。もちろん潜るのは私ではなく若い木原である。現在その機材の準備を行っている。機材メンテナンスは私の仕事だ。
2007年11月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| 検索エンジン・SEO |
大阪のビデオの撮れる音楽スタジオ
 「大阪のビデオの撮れる音楽スタジオ」というキーワードだった。特にそういったコンテンツは存在しないが、何故かヤフーの1ページ目で検索されていた。せっかくなので私の知る録音スタジオを紹介しておこう。
 スタジオは中津にある三和スタジオだ。この写真はMAルームでナレーションを録った時のものである。普段私の会社ではビデオのポストプロダクションとしてお世話になり、また録音などでもご無理をお願いしている。

 で、肝心の「大阪のビデオの撮れる音楽スタジオ」についてだが、エンジニアのMさんがデジカメで撮った写真を使ってQuickTime VRによる360度パノラマを公開されている。マックユーザーでなくてもWin用のQuickTimeが入っていればWindowsでも簡単に見ることが出来る。またスタジオの図面はここで見ることが出来る。用途にもよるが、音楽スタジオとして十分広いスペースがある。そして流石に録音スタジオだけあって、バンドの練習用のスタジオとは雰囲気が違う。コンソールはSSL SL-4056G-TRだ。


 今月は私の会社も録音で三和スタジオをお願いしている。ちなみに「ここで録ったメジャーアーティストは?」と聞くと、Mさんの話では歌手の小林幸子をこのスタジオで録音したそうだ。余談だが、三和スタジオのホームページはMAオペレーターだったマックユーザーのIさんがMacintoshサーバーで構築したものである。つまり専用線による自社サーバーということになる。
2007年11月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| 音声・録音・音響 |
2007年11月08日(木)
WV-F260
 「WV-F260」だった。なんと、約623件中の日本語サイトでは私の会社のページだけである。試しにグーグルで「WV-F260」を検索すると、やはり日本語では私のページだけである。ちなみのグーグルの画像検索も殆どが私のサイトのものだった。

 WV-F260はナショナルのアナログキャメラ最終モデルで、デジタルプロセスのAQ-20D、AQ-11D、WV-F700、WV-F500よりも後から発売された機種で、それまで出ていたWV-F250BのCCDをオンチップレンズ付きFIT CCDにしたものだ。感度は2000Lux F8だが、2/1吋のためレンズが2/3吋よりも約2/3絞り明るいおかげでつい最近まで現役稼動していた。「していた」と過去形にしているが、3〜4台のスイッチング収録が重なった場合や、2/3吋で組む予算が無い現場では今年も何度か稼動している。また、1/2吋CCDのF260に2/3インチ用レンズを装着すると画像サイズが1.4倍にシフトするため望遠用として便利がいい。ナショナルのこれ以降キャメラはAJシリーズのDVCPROやDVCPROHDになり、一部昔からの放送品番であるAKシリーズはAK-HD900等がハイビジョンフォーマットで残っている。
 現役は退いたキャメラではあるが、当初導入していたWV-F250の周辺機器が全て共用できることで、WV-F260の導入はキャメラヘッドのみで、ファインダーやCA、CCU、ケーブル、レンズなどはWV-F250から引き継いだものである。この点はベーカムのBVP-70のオンチップレンズ付きCCDへの換装サービスに近いものがありメーカーに好感が持てる。WV-F250〜F-260を通算すると12年以上稼動したキャメラであり、年間50回以上稼動してきたことを考えると、これまでに600現場以上をこなした事になる。とにかくよく働いてくれたキャメラだ。もしこのキャメラが無ければベーターカムへの移行や、HDCAMの導入は儘ならなかったに違いない。「ありがとうF260」である。
 このキャメラを使ったシステムではCURIOのラストツアー(バナナホール)のDVDやあすか組の和太鼓プロモーション、その他様々なプログラムを収録してきた。古くなったとはいえ、愛着のあるこのキャメラはいつでも稼動できる状態で6台が機材庫の棚に待機している。当然だが今更手放す気にもならない。
2007年11月8日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
2007年11月07日(水)
ノイトリック キャノン 違い
 「ノイトリック キャノン 違い」だ。キャノンとはキャノンコネクターのことでEOSのキヤノンとは違う。
 上の写真はノイトリック製のキャノン互換コネクターで作った3ピン音声ケーブルだ。普通キャノン3ピンというとITT CANONのXLR-3-11CとXLR-3-12Cのことをいう。XLRはシリーズ名で3はピン数で映像関係の電源用には4極のXLR-4を使い、ステレオマイクなどにはXLR-5を使用する。最後の11C/12Cはソケットかプラグか、つまり♀か♂のことで、11Cは♀メスを指し、12Cはオスである。また、同じITT製のXLB2シリーズも音響さんが使用しているのを時々見かける。しかし最近多いのは検索キーワードにあったノイトリック製のキャノン互換コネクターだ。ITT製に比べると若干強度不足に思われるが、現場で不具合を感じたことは無い。それよりもコストがITT製に比べると安いということと、デザインがいいことが人気の理由である。私の会社でも新しく作るものはノイトリック製を選んでいる。上に載せた写真は同じノイトリック製だが旧タイプと新タイプが混在している。最新ののノイトリックは下の写真のものになる。
 我々がコネクターを購入する時は箱買いのためにけっこう古いタイプが残っていて、このケーブルを作ったときがちょうど新旧の過渡期になった。よく使うのはやはり3極タイプであり、ほとんどが音声用である。
 ノイトリック製のコネクターには下の写真のようなL型コネクターがある。ホールの客席に配置されてマイクコネクターを借りる場合はL型を使用することでコネクター及びケーブルの張り出しが無く、安全面においても有効だ。また小型カムコーダーのマイクに使用することでコネクターの張り出しを無くすことが出来る。

 「ノイトリック キャノン 違い」だが、性能面では互換品である。スタイルの良さとコストパーフォーマンスではノイトリックに軍配が上がると私は思っている。
2007年11月7日 | 記事へ | コメント(0) |
| 音声・録音・音響 |
2007年11月06日(火)
アウトバーストしたホームズ彗星
 先のブログに書いたように北八ヶ岳の麦草ヒュッテへ行って来た。
先月24日に突然アウトバーストしたホームズ彗星が見えるだろうと期待していたが、まさにグッドタイミングだった。麦草峠は快晴で月齢22.9、風も無くシンチレーションも皆無。最高のシーイングだった。双眼鏡では核の位置も良くわかった。これならビデオも写るだろうと、取材用に持っていったHVR-Z1Jを天空に向けた。ゲインアップしスローシャッターでCCDに光を蓄積すると下のように写った。

 収録はHDVハイビジョンで行い、ダウンコンバートした動画をWEBにアップした。数十秒の短いプログラムだが、特別な装置も無く撮れることが驚きだ。
http://www2.svs.ne.jp/rainweb/17P_Holmes/index.html
 現在も3等級の光度を保っているようで、天気が良くなれば大阪でも十分見える明るさだ。ホームズ彗星については国立天文台が緊急キャンペーンを行っている。 http://www.nao.ac.jp/phenomena/20071102/index.html 見えたという報告をするのも楽しいだろう。
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| 自然環境・自然科学 / NEX・HDV・HDCAM / 映像制作・撮影技術 |
2007年10月29日(月)
(株)千里ビデオサービス
(株)千里ビデオサービスという検索だった。
 私が撮影技術会社を作ったのが今からちょうど20年前の10月でようやく20周年を迎えた。その頃はテレビキャメラも真空管式の撮像管が使われ、今日のCCD等の半導体撮像素子がようやく実用化され始めた頃である。CCDと異なり撮像管には寿命があり、長期にわたって使用するためには撮像管の定期的な交換が必要だった。特に放送用キャメラでは業務用のサチコン管ではなく、ダイオードガンプランビコンを使用していて、1本交換するだけで100万近いコストがかかった。もちろん三管式のキャメラの場合、撮像管は3本で100×3ということになる。今ならXDCAM HDを買ってお釣りが来る。今キャメラの撮像素子はCCDかCMOSということになり、キャメラの生涯コストの中に撮像素子交換という費用は不要といって良い。いい時代になったと思う。
 さて、今回の検索キーワード(株)千里ビデオサービスで検索されたページにこんなものが挙がっていた。そしてその中の私の会社をクリックすると・・・・・素晴らしい!
 インターネットの進化は留まるところを知らないというか、SNSやBLOG、データベースなどの様々な新機能が加わり、今や歯止めが効かない状況と言えるだろう。先日あるテレビ番組で迷惑メールについて色々話されていた。その番組のメインキャスターが「色々言ってますが、私はパソコンを使わないから実感が無いです」ということだった。確かに一利ある。メール依存やネット依存が社会問題になっている今日、そういう生き方が出来ることが羨ましい。いつかはパソコンや携帯電話も不必要な生活が出来るゆとりが欲しいところだ。でも今は必需品のパソコンにいつもお世話になっている。
 実は週末からホームページのリニューアルを行っていた。ヘッダーに写真をおいて、メニューにスワップイメージを導入した。ホームページは古いマック(Macintosh G3 MT266)で作っているため、スワップイメージの使えるビルダーなども無く、殆どJ-Edit2.0で書いている。それでも何とか今風のデザインになったような気がする。ヘッダーの写真はJavaScriptによって15種類の中からリロードするごとにランダムに変わる。ソースはネットを検索して見つけたものだがとても簡単な記述で実現できた。やはりここでもインターネットは便利な道具だと感心してしまった。こういう調子だから私のパソコン依存症は生涯治らないのではと考えてしまう。
 私事だが、この週末をホームページ更新に費やしていただけではない。日曜日には琵琶湖周辺へ水中撮影に出向いていた。もちろん私はこんな時期に湖に潜ったりはしない。当然若いスタッフのサポート役である。一応は本業の仕事(撮影)もしていたという言い訳を書かせていただいた。
2007年10月29日 | 記事へ | コメント(2) |
| コンピュータ・IT系 |
2007年10月26日(金)
北八ヶ岳「麦草ヒュッテ」

 私の古い友人の山小屋である。標高2,117mに位置する彼の小屋は来月50周年を迎える。50周年ということは私が生まれて数年後ということで、当然彼は二代目の小家主だが、先代も健在だ。友人とはいっても、いつも仲良くしているわけではない。忘れた頃に電話が着たり、突然私のほうから訪れたり・・・数年に一度会う程度だ。この前行ったのは2002年のGWの頃だから、今回5年ぶりに訪れる事になる。「麦草ヒュッテ」はGWであってもさすがに標高2127mである。小屋周辺には残雪があった。下の写真は5年前に撮ったものだ。↓
だが、小屋のすぐ傍を国道299号が通っていて、GW前には完全に除雪され、車なら諏訪から1時間足らずで小屋に到達出来る。大変便利な山小屋だ。

 前回の訪問は塩尻と八千穂でのVロケの帰りに寄っただけであり、ほんの数時間の再会でしかなかった。今回は50周年のお祝いということで当然泊まりである。ストーブを囲んでゆっくり・・・と思うが、彼の話では昔の常連さんが100人ほどが集うようだが、それも楽しみの一つだ。おそらく大騒ぎであろう。今回はお祝いに駆けつけることが目的であり、299号が通行止めになってからゆっくり訪れることにしよう。その時の足はクロスカントリースキーもしくはスノーモービルである。当然私は楽チンコースを選ばさせていただく。
 彼と知り合ってから四半世紀の月日が流れたが、「麦草ヒュッテ」は今でも私の大好きな山小屋である。
 最新の小屋情報では最低気温−5℃、最高気温7℃ということだ。ぼんやりした頭脳を寒風に晒して活性化できるのではないだろうか。小屋からのメッセージはこうだ。
 「季節はもう晩秋へ、霜柱の朝を迎える麦草峠。半年の眠りから覚めた薪ストーブが凍える登山者を迎える季節になってきました。自然の変化をゆっくりと味わうにはよい時期です。働き過ぎの日々、ちょっぴりのんびりするのも良いことですよね!」
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| 旅の紀行 |
2007年10月25日(木)
記録写真の重要性
 「記録写真の重要性」と言うキーワードは検索結果ではない。先日ブログので書いたグーグルのイメージ検索で考えたことである。
 工事記録もそうだ。様々な工事を記録するが、動画と同時に写真も並行して記録される。これがあることで報告書などがスムーズに作成できる。そして我々の場合は現場記録となり、毎年行う仕事では重要な資料だ。さらに新しい顧客には業務内容をストレートに伝えることが出来る。当然WEBのコンテンツとして写真は最も有効な手段となる。以前「千里さんは誰が現場写真を撮ってられるんですか?」と聞かれた。まさか私が本番中に撮れるなんてことはない。当然記録担当のスタッフが行うわけだが、記録担当に1名を割り当てるような余裕は現場には無い。兼任である。
 最近は若手の前田や木原などが現場記録を行っている。

備長炭作りのドキュメント


和太鼓奏者PV撮影のレール


和太鼓奏者PV撮影のクレーン

これは木原が撮った現場写真だ。

HD中継車でスイッチング中の笹邊


HDCAMで桜を収録中の笹邊

下はJr.が担当した記録写真だ。

3CAM/EFP本番中の笹邊


ヴィッセル神戸取材中の笹邊

 彼らは記録写真を担当もするが、当然現場によってはキャメラも担当する。これはHDC-1600を振るJr.の勇姿である。
 

 これら全てはWEBコンテンツとなり、実際に重要な資料となる。以前に国土交通省の仕事を請けた時、代理店がうっかり現場記録を撮っていなかったことがあった。その時は私の会社で撮影した記録写真で成果物の納品が出来た。これは記録班のお手柄になった。実は昨日、日本テレビの番組制作デスクから私がインドロケの折にプライベートに撮影した写真を番組内で使用したいと申し出があった。日テレさんにはお世話になっているわけで、当然快く許諾し使用料も頂く。放送前なのでどの写真かは明らかに出来ないが、やはりWEBの効果である。重ねて言うが、写真は資料だけではなくコンテンツとしても重要であり、それを撮ることも責任ある仕事だ。
 撮影に使用しているデジカメは殆どがサイバーショットP100とT9である。ポケットに入るデジカメということで、今のところ不満はない。特にP100はインドへも携行し、日テレに提供する写真もこのP100で撮影したものである。


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| 検索エンジン・SEO |
2007年10月24日(水)
PCで映像送出
 「PCで映像送出」だった。検索されていたページはPCを使ったライブ中継と映像送出の現場大型映像送出と現場編集等だ。現場では常にPCが動いている。

これはツイン21での現場。

他にも何点か紹介しよう。下はATCでのCATVショー。


仕込図はこんな感じになる。
 

 またライブキャメラを併用する現場もある。これはフェスティバルホールでの送出&収録。

 下は神戸行ったイベントの仕込図だ。PC2台とライブキャメラを用いている。

 最近では送出にVTRを使用することは殆どなくなった。かといってDVDではレスポンスが悪く、ジャストタイミングでの送出は難しい。やはり今風な送出を行うにはPCは不可欠といって良いだろう。使用するアプリケーションはPremiere6.5やPremiereProそしてEDIUSなどだが、やはりノーマルのPCで行う送出ではフリーズやクラッシュの危険を伴う。不要なアプリケーションやハードウエアは最大限に省き、構成部品も信頼性の高いものが望ましい。Windowsを使う場合はXPよりも2000の方が遥かに安定している。私の場合は現場に持ち出すWindowsの構築には1年近い期間をテスト運用に費やした。安定性ということではBeOSを用いたEDIROLLは流石である。ただしDVDの読み込みなどには対応できないのでキャプチャー作業が必要だ。下の写真はEDIROLLとシームレススイッチャーを用いたポートピアホテルの現場だ。

 そして先日行ったAPDW2007の中継現場の舞台裏だ。

 しかし送出のシステム全てがPC化したわけではない。今尚VTRが最適な現場も数多く有る。下は東京のケーブルテレビショーでの現場。

 こちらは大阪での舞台裏だ。いずれも松下のラップトップ編集機を使用した。

 様々な送出方法があるが、それぞれの現場に最適なシステムを構築することがコスト的にも有効であると同時に、送出事故の防止になる。そしてそういうシステムを考えることが我々テクニカルディレクター、もしくはシステムプランナーの重要な仕事であり、現場ではキッカケに全てを集中しなければならない。現場で「映像が出ない」「音が出ない」などの状況が有ってはならないし、頭の中にシステムが見えていればそういくことにはならない。
 と、偉そうなことを言っているが、脳内メーカーによると私の脳内はこういうことらしい。
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| コンピュータ・IT系 |
2007年10月23日(火)
笹邊幸人

 久しぶりにアクセスログに自分の名前があった。「笹邊幸人」である。以前の検索は「笹邊幸人」でのウェブ検索だったが、今回は何故かイメージ検索だった。
 そこで面白い事に気が付いた。グーグルでの検索では何と、434もの画像が検索されていたが、MSNの画像検索ではフィルターONで4件、OFFで46件だった。そしてヤフーでの「笹邊幸人」画像検索ではわずか2件しか検索されなかった。グーグル恐るべしである。
 キャッチコピーの通り、まさに「史上最強のイメージ検索!」と言って良いと思う。
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| 写真撮影・カメラ機材 |
2007年10月22日(月)
ブリンプ 川 透明度
 「ブリンプ 川 透明度」である。ブリンプとは水中撮影に用いるハウジングのことだ。海や河川で水中撮影を行うとき、その映像の良否は透明度にかかっている。もちろん照明(自然光、人口光いずれも)の良し悪しでも見かけの透明度はかわるが、やはり水そのものの透明度が重要だ。
 昨日琵琶湖に注ぐ川へ撮影に行ったが、雨の翌々日だったためか、意外に透明度が高かった。無数の鮎が遡上していて、予定の産卵もうまく撮影することが出来た。その時の写真や動画の一部をここにアップしている。

 透明度といえばやはり摩周湖と思うが、私が初めて行った70年代後半に比べると今は当時の半分の20mほどに低下している。原因は定かではないが、やはり様々な環境の変化が影響しているのだろう。当時裏摩周から湖畔に下りて飲んだ「摩周の水」だが、意外と普通の水だったように記憶する。水の美味さでは白州に敵うものは無いと今も思っている。
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| 映像制作・撮影技術 |
2007年10月20日(土)
SIGMA SS-302
 「SIGMA SS-302」だった。言わずと知れたENG定番の3in/2outのポータブルミキサーだ。一時製造中止になっていたが、現在再生産が行われている。廉価版のKS-T2000が出てもSS-302の人気は高いようだ。また、今日ではプロテックからFS-302PというSIGMA SS-302によく似たミキサーや、SIGMA KS-342に似たFS-40Xが発売され、現場でもプロテックを使う音声さんが増えている。
 写真は先日の中継現場で使用したSS-302だ。神奈川と神戸を光ファイバーのメガリンクで結んだ双方向中継での技術連絡用のインカムアンプとして使った。下の写真が千里ビデオサービスオリジナルのヘッドセットだ。本線の音声にはTAMURAを使用し、インカム用にSIGMAという少し贅沢なセットである。現場の様子はField Reportに掲載している。

 フジヤエービックシステムファイブの通販を見ていただくとわかるように、放送用の音声ミキサーは高い。もっと安くならないのか?と思う。しかしその回路構成や小型ボディーに凝縮された機能、そして出荷台数を考えると当然かもしれない。製造メーカーは製品の販売コストに製造コストだけではなく、サービスコスト、開発コストも含まなければならないのである。放送用キャメラ、レンズ、三脚なども同様に民生モデルとはかけ離れたコストがかかっている。それらは全て高性能、高信頼性、高耐久性のためなのである。そして映像のデジタル化が進むとことで音声ミキサーもAES/EBUのデジタル音声出力が必要になってきた。
2007年10月20日 | 記事へ | コメント(0) |
| 音声・録音・音響 |
2007年10月19日(金)
J:COM和歌山(J:COMブログ@わかやま)
 ブロガリのアクセスログの訪問者ログに「J:COM和歌山」(J:COMブログ@わかやま) というのが有った。J:COM和歌山のオフィシャルというよりはスタッフによるブログのようだが、J:COM和歌山からのお知らせ教室・イベント情報などもカテゴリーに含まれている。そして最も書き込みの多いカテゴリーがスタッフ日記である。開設されたのは2007年07月01日であり、今で3ヶ月半だ。
 以前「J:COMのてけてけ日記」といって「J:COM内では営業さんをRep(レップ)と呼んでいます。そんな私達J:COM女性Repの奮闘記とまではいかないものの、日々の出来事をブログにしてみました。」というスタッフブログが有った(今も有る)が、開設から3ヶ月の間に8回更新が行われただけで、昨年11月から現在まで全く更新されていない。また「KCN番組制作ブログ」といって「甲賀ケーブルネットワークの一癖も二癖もある超個性派番組制作スタッフが色々なコメントを掲載していきます。取材中の出来事や裏話、放送内では言えないヒ・ミ・ツのお話など、何が飛び出すか、お楽しみに。」というのも有るが、2006年7月に開設以降月に2回程度の更新である。意地悪くいうわけではないが、ZAQユーザーから見るとスタッフブログで有ってもそれはオフィシャルブログなのだ。にもかかわらずアクティビティーが低い、というか低すぎる。
 さて「J:COM和歌山」J:COMブログ@わかやま)だが、
2007年10月 (6) 月半ばなので(12)と換算すればよいだろう。
2007年09月 (10)
2007年08月 (22)
2007年07月 (21)
というふうに、開設3ヶ月目からアクティビティーが落ち始めている。
頑張りすぎることは良くないが、継続することは大きな力になる。スタート時のペースは無理だとしても、9月以降のペースは落とさないように頑張っていただきたい。J:COM和歌山(J:COMブログ@わかやま) という看板を掲げた限りはJ:COM和歌山放送局を代表していることなのである。
2007年10月19日 | 記事へ | コメント(0) |
| 未分類・エトセトラ.etc. |
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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