昨日までのあわら温泉での写真がスタッフから届きました。
DSR-450WSLの感度が高く、照明を入れにくい環境でも補助光を入れずに定常光のみで撮影しています。それでも光量不足にはならず、十分な絞りを得ることが出来て自然な描写をします。高感度キャメラは有り難いですね。ただしいくら感度が上がったとはいえ、光の質は変わりません。強すぎる外光などは紗やトントン、カポックなどを使用して灯りをコントロールする必要があります。光を当てるのではなく、光の制御(コントロール)が照明部の仕事です。
XDCAM譲りのお尻がピッと上がったデザインは特徴的です。千里ビデオサービスではエンデュラではなく、NP型ケースにリチウムイオンバッテリーを入れて使用しています。
普段液晶ディスプレーはTCや音声レベルを表示させていますが、状況に応じてピクチャーモニターとして使用します。
ENGミキサーはシグマのフィールド用ミキサーSS-302です。出力端子は最近の業務用フィールドミキサーとは異なりメスで出力します。そのためDSR-450とは♂⇒♂のケーブルを使用します。
照明はHMIの575を使用しています。ハロゲンのユニフォーカスライトの筐体を使用した均一で明るい光を得ることが出来ます。色温度は太陽光と同じ6000Kで外光や蛍光灯とのバランスはフィルター無しで可能です。カポックホルダーに挟んだカポック(スチロールボード)をセンチュリースタンドに付けて反射光源にしています。 技術とは違って昼食の話です。 お昼は現場の近くにあった蕎麦屋「日の出屋」で摂りました。メニューを開くと大きな字で「そば」やはりここは福井の名物ということで、全員他のメニューには目もくれずにそばを注文。
写真は季節の山菜天ぷらそば。
今年初めての「タラの芽」です。ほんのり苦くて春の味です。 これは「天ぷらおろしそば」の徳盛。蕎麦が普通の約三倍のボリュームです。福井は「おろしそば」が名物だそうです。
サービスカット。カメラのMさんとディレクターのSさん。浴衣に着替えて温泉に向かうところ。温泉入浴は地方ロケの楽しみですね。
色々楽しく過したロケですが、帰路では新しいオンボードキャメラのテストを行いました。防振や解像度なども使えそうなレベルです。オンボードカメラのテスト映像をご覧下さい。オリジナルの640×480/MPEGをWMVに変換しています。 オンボードカメラ映像 |