撮影技術 フィールドレポート   LIST view  RSS
撮影技術会社の代表が現場で印象に残ったことなどを写真やビデオキャプチャーで綴る撮影技術日誌
(WEBへの公開は制作会社、クライアント、出演者の許諾をいただいておりますが二次利用はご遠慮下さい)
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■2010年02月28日(日)  箕面名産の【ゆず】を使ったとんこつラ~メン
【ゆずともみじの里・みのお】のラ~メンをご紹介します!といっても明日28日で終了する『ゆずとんこつラ~メン』

箕面市今宮交差点にある『大名ラーメン』箕面産の『ゆず』を使用しております。

お店の入り口の看板。明日までとは寂しい限りです。

右のキャラクターはイメージキャラクター「たきのみち ゆずる」君です。

これが『ゆずとんこつラーメン』。箕面産のゆずがたっぷり入っています。さっぱりして美味しいですよ。
こちらで箕面のゆずを紹介しています。http://www.yuzuyuzu.jp/

続いてもう一つ【箕面のゆず】を紹介します。
年末に収穫した笹邊の裏庭に成った実生のゆずです。たくさん獲れたのでご近所や友人にお裾分けまで出来ました。

♪タンタラタリリラ、タンタンタ~ン 【みのおのゆず】お料理教室!
ゆずの表面を良く洗って皮を剥きます。剥いた皮を二三度湯でこぼすと苦味が和らぎます。

実から果汁をオレンジ搾り器などで搾り、種を取り除きます。

湯でこぼした皮に果汁と砂糖を加えて煮込めば出来上がり。砂糖は三温糖がおすすめ。
といって、笹邊はパイは作ってもジャム作りは苦手。すぐに焦げ付かせてしまいます。今回は家内に作ってもらいました。こけももジャム、木苺ジャム、ブルーベリージャムetc. 色々美味しいジャムを作ってくれます。
このジャム作りの写真は家内と娘の合作です

 

■2010年02月26日(金)  CMスタジオロケハンwith EOS5DmarkⅡ
次の撮影に向けての下見とシチュエーションのチェックでした。
マンション形式のハウススタジオですが、天井が3.5mと高く、照明機材等が入れ易い造りにひと安心。

クライアントさん、代理店、演出部、制作部、美術部、照明部、撮影部、録音部の参加するロケハンでしたが、意外と広くて打ち合わせもここで行いました。マンションなので電源はトータル8kw程度ですが、1.2kのHMIを2灯とユニフォーカスのHMIなら充分です。

■2010年02月22日(月)  ザゼンソウを求めて湖西へ
ザゼンソウが咲いていると言う知らせで、ライブラリーのロケにスタッフが湖西の今津へ行ってきました。

場所は今津の自衛隊演習場のすぐ近くです。
来る2月28日はザゼンソウ祭りが開催されます。詳しくは高島市観光協会の【今津ザゼンソウまつり】をご覧下さい。


サイバーショットT100の虫眼鏡モードで撮ったザゼンソウ。
面白い形をしています。サトイモ科の植物でミズバショウの仲間です。

地上に出てきたばかりの姿はどこか竹の子に似ていると思いますが、ザゼンソウやミズバショウは毒成分がホモゲンチジン酸であるサポニン配糖体を含んでおり食すと心臓麻痺をおこすそうです。英語名を「スカンクキャベツ」と言いとても臭く、その独特のにおいでハエ類を集めて受粉します。またザゼンソウは嘔吐・下痢を引き起こす毒を持つため、冬眠から覚めた熊が冬眠中に溜まった老廃物を排出するためにわざと食べるみたいです。

群生地は保護地区になっていて中に入れないため、観察用の木道から観ます。
看板は高島市になる前のもののようです。

ザゼンソウを鑑賞した後は湖北へ足を延ばして冬の名残を満喫。
今年マキノスキー場では2mほどの積雪になったそうです。

マキノ町で見かけた看板がいっぱいの住宅。懐かしい気持ちで一枚。

夕闇が迫る知内川の河口ではワカサギ漁が始まろうとしていました。今年はまだあまり遡上していないと言うことです。

■2010年02月19日(金)  今度のパルケはCARMENが素晴らしい!
昨日(18日)志摩スペイン村の2010プレビューに招待されて伺ってきました。広報の担当者さんから「宣伝してくださいね」ということで、本当は昨日アップしたかったのですが、今日19日が正式オープンのため保留にしていました。

フラメンコショー「カルメン」より


いつもは新名神を車で走って行きますが、今回は体一つで電車移動です。上本町から近鉄特急に乗って・・・・寝ていても到着できるって、楽ですね。

送迎車の時間も合わせてトータル約2時間半でパルケエスパーニャに到着しました。この日のパルケご覧のように見事な天気です。

早速招待者への挨拶と新規アトラクションなどの説明が行われました。前列側に座ったため写真には写っていませんが、約300名ほどの招待者で最後部にはメディアのHDCAMがズラリと並んで、さながら記者会見の体でした。

アトラクションやエンターテイメントのプレビュー前に昼食会。スペイン料理のバイキングに参加された方々も満足そうでした。

魚介類中心のスペイン料理は日本人の味覚には良くあうと思います。スペインの生ハムや定番のパエリアも美味でした。

プレビュー第一弾はストリートミュージカル「アプラウソ!(Aplausos!)」 ~スペイン一座に拍手喝采!~
スペインの旅芸人一座がトレーラー(移動式変形舞台装置)を舞台に、バラエティに富んだ楽しいパフォーマンスを繰り広げる、陽気で賑やかなストリートミュージカル。

銅鑼の音が響きわたる中、スペインの旅芸人一座「ボカシオン」が志摩スペイン村に里帰り。一座はキング&クイーン、ジャグラー、ダンサーからなる10人家族。機敏でフットワーク抜群のフロートステージを舞台に、スペインの文化をモチーフにした、歌やダンスやジャグリングなど陽気で楽しいパフォーマンスを広場や通りで繰り広げます。途中大きな丸い布(パラバルーン)を使って一緒に参加できるシーンもあります。上演時間約25分で1日2回上演。ストリートミュージカルですから、もちろん料金は不要。

綺麗なお姉さんたちのダンスは見ていても、撮っていても楽しいもの。
メディアの皆さんのHDCAMも沢山テープが回ったことでしょう。
技術さんは概ねHDW-750か730でしたが、局カメでHDW-700Aが1台、そしてDVCAMやHDVのCANONも回っていました。

次が冒頭に写真を載せたフラメンコショー「カルメン」
スペインフラメンコ界の奇才“ホセ・バリオス”が構成・振付する本場スペインのエンターテイナーによる情熱的なフラメンコショー。オペラ「カルメン」をモチーフに2010年春、演出・振付・音楽などを一新し、新しく生まれ変わりました。

料金はお一人様500円(ワンドリンク付)
上演時間約25分【予定】で上演回数は1日2~3回上演【予定】です。
上演場所はカルメンホール★当日予約制になっています。

何度もパルケに来ている笹邊ですが、フラメンコショーを通して見るのは今回が初めてです。いつも資料映像で見た気になっているだけで、生で見ると・・・・
もうここはスペインの芝居小屋!25分に凝縮されたカルメンは本物でした。大人が本気で楽しめる、というより感動できるステージでした。

次々と展開していくステージ。ダンサーさんの動きに無駄が無く、素晴らしい演出と演技だと思いました。もちろん表情の演技も素晴らしい!

クライマックスに近付くステージ。
パルケにいかれたときには是非ともご覧下さい!

プレビューのラストはイルミネーションライド“くるみわり人形”イルミネーションは全部で20万個使ったそうです。
ここは写真を掲載するとネタバレしてしまうので写真は割愛します。内容は童話「くるみ割り人形」の世界を旅するアトラクション。
まばゆいばかりのイルミネーションの中を、乗り物から流れる臨場感あふれるチャイコフスキー作曲のバレエ音楽を聴きながら、少女クララが体験した不思議な夢の世界が体験できます。ゆっくりと進む乗り物なので、小さなお子様からご年配の方まで安心してお楽しみいただけます。
音源は西本智実さんが振る日本フィル演奏によるものということでした。

スペイン村2010プレビュー、楽しい一日でした。
【AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G(IF) NIKON D300】

■2010年02月13日(土)  ロケの後で
今日は27日OAの特番で京都ロケでした。現場は八坂通のミシュラン☆☆の和食割烹。とても楽しい撮影でした。
近くには双龍図で有名な建仁寺があります。


建仁寺です。


建仁寺では小泉淳作画伯の筆による「双龍図」の拝観を行っております。


■2010年02月12日(金)  京都が続いています
今日の仕事は四条河原町でした。
今日で京都の仕事も一段落のつもりでしたが・・・。
打合せが入り、明日も京都で番組ロケが決定。

ただしHDCAMではなくHDVのデジロケ。
祇園の割烹へ行きます。
照明や三脚の養生を忘れては大変です。機材庫に準備して今日は終了。

今日の現場付近にてスナップ

Nikkor-Q Auto 135mm F2.8 NIKON D700

■2010年02月08日(月)  明日も京都で撮影
明日(9日)も京都です。内容はあるお店のプレオープンイベントの撮影です。

下の写真は昨日(7日)別現場のロケハンに行った邑久がサイバーショットP100で撮ってきたものです。T100とともにお気に入りのメモカメラ。小さいけれども良く写ります。










邑久達は次の撮影のロケハンだったのですが、途中、化野のアンティークのお店に寄って筆を20本ほど買ってきてくれました。昨年のロケハンの時に見つけたもので、埃取りに便利でとても重宝します。でも20本もあれば何年使えるのか・・・・・

■2010年02月08日(月)  雪も止んで無事終了
7日太秦で。
心配していた雪も止んで、冷え込みも緩み、午前中は快晴で日当たりの良いところでは上着も必要ないくらいでした。午後からは雲が出てきたためにけっこう雲待ちになりましたが無事終了です。

現在ドラマを6本ほど撮っているようですが、さすがに灯体が大きいです。

照明さんの話ですが、これで餅が焼けるそうです。

■2010年02月06日(土)  明日は太秦です
明日の現場は太秦です。(写真は昨年2009年12月20日の映画村です)

ただし今日の広沢池は雪だったそうです。そして千里ビデオサービスのある箕面も雪が舞っています。

千里ビデオサービスのデリカD:5やボンゴブローニーもご覧の通りです。タイヤは四輪とも冬タイヤに履き替えていますから問題ありませんが、京都までの道程、そして現場の状況はどうなんでしょうか。早朝から機材を積み込んで出かけます。
寒そうです・・・・・・・・

■2010年02月02日(火)  SVS工作室:ナショナルストロボ PE-480SG をビデオ用バッテリーで駆動
SVS工作室、久しぶりにアップします。

大型ストロボを必要としない(使用できない)撮影用に頻繁に使っているナショナル【パナソニックではなくNational】ブランドのPE-480SG。これまで同シリーズのPE-5651とPE-400を使って来ました。現在はオートストロボのPE-480SGを3台とPE-400を引き続き2台使っています。

積層電池はもう20年以上前から使用せず、もっぱらACパックかTRパック(アルカリ電池で昇圧する電源)を使っています。ACパックでは問題ないのですが、TRパックでアルカリ電池を使用するとチャージ時間が長いために速い撮影ではイライラすることがありました。そこでACが取れないオープンロケでは充電に一晩かかってもチャージ時間の速い単一型ニッカド電池を使用してきました。しかしいつの間にか単一型ニッカド電池が姿を消し、ここ最近はチャージ時間が長いうえにコストのかかる単一型アルカリ電池に頼らざるを得ませんでした。

この写真は写っているTRパック+BPバッテリーでPE-480SGを発光させて撮影した改造後のTRパックです。

今回の工作はバッテリーライト用のニッカド電池BP-95Sでの駆動です。ベーカム時代に使っていたBP-90タイプバッテリーケースをTRパックと一体化し、取り出したケーブルを4PINキャノンコネクターでTRパックに供給できるようにしました。NP-1も便利だろうと考えてテストしましたが、NPでは許容電流を越えるため電池に内蔵された安全回路が働いてしまいました。やはりBPは強力です。
このPE-480SGはかなりのロングセラーで、笹邊が動物の無人撮影装置を作った30年ほど前から発売されていて、何台も愛用してきました。当時の製造は大阪にあるウエスト電気で、無人撮影装置製作では色々と相談に乗っていただきました。ナショナルがパナソニックに変わった現在、ウエスト電気はパナソニック フォト・ライティング株式会社となり、後継機のPE-60GGを製造しています。

モノブロックの購入も考えましたが、現場的にAC駆動が難しく、また発発を用意できる現場でないためにバッテリー駆動のPE-480SG+アンブレラがベストです。発光間隔はフルチャージで約3秒、ハーフなら1秒で連続発光が可能です。気になる発光回数ですが、ハーフで1000発くらいは使えそうです。
またチャージ時間は長くなりますが、この電源一つで2灯に増灯しても問題ありませんでした。ちなみにPE-480SGはガイドナンバーの他にストロボの光量単位Wsでの表示もあります。その光量は166Ws、ハンドストロボとしてはかなりのものです。

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