■2008年12月28日(日)
年の瀬EFP現場
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今年も残すところ3日となってしまいました。年の瀬の現場は3カメスイッチングのEFPと東京アニメセンターで公開録音の写真撮影。東京のレポートは後ほどにして、まず大阪のEFP現場のレポートをアップします。 ここしばらくビデオでは制作ものが続きましたが、今日はEFPスイッチャー収録。ライブスイッチングの緊張感もいいものです。とはいっても、今回のスイッチングはカメラマンにオンタリーを伝えることと、アイソレーションのガイド用になります。スタッフがマルチカム編集をマスターするためのパラ撮りです。
現場はもう20年近くお付き合いのあるダンススクールのリサイタル。20年前に踊っていた子供たちが今ではインストラクターやプロになったり、月日の経つのは速いものです。そしてこれまでとり続けてこられたことに感謝します。
客席最後部の撮影スペースにスイッチャー卓とVE卓を組んでいます。スイッチャーはAW-SW350のジェンロックモード。先日1台追加購入し、今日は二号機のお披露目です。今更SDという感じですが、まだまだSDの需要が後を絶ちません。VE卓はCCU-M5をRM-M7Gでコントロールしています。スイッチャー用は液晶の三連モニターと9インチCRTのグログラムモニター、プレビューモニターですが、VE卓は6インチCRTモニターです。スイッチャー及びVEのモニターにはそれぞれモニタータリーを付けています。
収録はプログラム:DSR-80とパラ撮りにDSR-45、40を使用しています。編集はEDIUSで行います。プログラムをガイド用にして4系統のマルチカム編集モードです。現場スイッチングのプログラムでは成しえない微妙な編集が可能です。ただしテープの消費量はVTRの数だけ必要になります。
場当たりの時にシーン毎のアイリスをVEがチェックしています。 さてEFPのスイッチング収録は今日が今年の最後の現場になりますが、明日は宮内さんの大阪ライブの収録です。今回はHVR-Z5JにリモートコマンダーRM-1000BPを使った1CAM/EFPで行います。音声はローランドのR-44です。おそらくこのライブが本年最終になると思います。先ほど電話がかかって来て「会うの楽しみだよ」ということでしたが、こちらこそもっともっと楽しみな宮内タカユキライブです。 | | |