■2014年08月24日(Sun)
放送を待ち望んでくれている人達がいる
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ニコニコ町会議2014全国ツアー兵庫県新温泉町湯村温泉、ゲリラ豪雨と雷で中止が危ぶまれましたが、温泉小学校の体育館の使用が許され、放送30分前の会場変更でのスタートとなりました。それでも放送を待ってくださっている数万人のネット視聴者さん期待に応えるべくオンタイムでの放送開始。野外に設置されたウイングトラックのステージに出演者が上がる通常のオープニングとは違い、全員実況席に来ての放送。マイクも通常のSM58×4本に加え、三点吊りしたガンマイクを追加。後列の出演者の声もしっかり放送に乗せることができました。 実はこの実況中にも裏ではカメラの移動、音響さんの予備機でのステージ音響のセットアップ。何と言っても二階の体育館への移動はまさに火事場のくそ力というやつです。 カメラも通常のケーブルではなく同軸ケーブルのみでの伝送で、それに会場エアと音響さんからのLINE音声を重畳。もちろんタリーやリターン、インカムも無し。放送音声の送り返しに使うキャッチミーを一方通行のインカムに使う目論見も、屋外のやぐらに設置した送信機からは途切れ途切れで使い物にはならずという環境。 実況席からの生放送を進めつつ、1カメ、2カメ、3カメと火が入り、マルチビューモニターに映像が見えるたびに私は密かに感動していました。 また、カメラマンは体育館に移設された液晶モニターとトラックから移設されたLEDビジョンをリターンがわりにSWから指示もタリーも送れないなかでカメラを振ってくれました。一見綱渡りのような環境ですが、普段から口でタリーを送っていなかったことが役立ったようです。 そして撤収の時に初めて気付いたんですが、櫓前の撮影台や10kg×4の重いウエイトも運び上げてくれていました。2階とは言っても普通の建物の3階以上に相当する階段は大変だったと思います。 イレギュラーな中継とはいえ、スカイプやLIVE-Uでの町中中継も送ることができてました。そしてエンディングではまるでタリー、リターンがあるような映像で盛り上がりを伝えることができましたし、客席中央とステージ前のカメラのマイクに入るオーディエンスが見事に熱気を伝えてくれたと思います。 いろいろバタバタした雰囲気の中、おかげさまでエンディングまでの視聴者は約8万人。有難うございました。
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