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2010年04月11日(日)
マイクブーム カウンターウエイト
マイクブーム カウンターウエイト】での検索があった。一昨年の記事がヒットしている。
会社ではこれを「シズちゃん」と呼んでいる。どういうものかといえば次のようなものになる。
マイクのブームポールのマイクと反対側に取り付けて重心をマイクから離すことがこのウエイトの役割だ。東急ハンズで買ったウエイトを加工して作ったものだが、今では音声の必需品になっている。
HKH-416を取り付けても2mほどに延ばしたポールの一段目に付けたウレタンスポンジの位置でバランスが取れる。バランスが取れるということは片手で持てるということだ。つまり収録中も空いた片手でフィールド用ミキサーの操作が可能になる。両手でブームポールを持っているときはマイクの位置や向きを操作してレベルと調整するが、どうしてもフェーダーを操作したくなる時がある。
ガンマイク用ブームポールのグリップエンドバランスウエイト=シズちゃんは音声現場の強い味方である。
2010年4月11日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年04月09日(金)
SEG-2000A
検索キーワードのネタ。
SEG-2000A】という検索だった。古いコンテンツがヒットしていた。ここに写っているもので現役のものと言えば、マイクロフォンのアムクロンPCC、ソニーC38BとECM-23FUとDSR-45くらいだろうか。殆どのものを更新し、スイッチャーも次のSEG-2550Aも現役を退いてSDスイッチャーはAG-SW350を2台に更新している。

下の写真が現在使用中のAW-350↓キャリングケースはSEG-2000Aのものを改造して使い続けている。
小型だが天板が鉄板で出来ているので未使用チャンネルはマグネット式カバーで塞ぐことが出来る。

VE卓は3カメまで対応できるPinPプロセッサーを使用して同一画面に最大3系統のソースとプログラムアウトを表示できる。

SEG-2000Aなんかが検索された理由を考えるとネットオークションにでも出品されているのだろう。しかし使いたおした機材ほど処分する気にはなれないものだ。今も機材庫の奥にはSEG-2000AとSEG-2550Aがしまわれている。もちろん電源も入れば動作もするが、やはり20年を過ぎた機材を使うのは危険過ぎる。しかし磨り減ったボタン類など、手になじんだ機材は倉庫を借りてでも置いておきたい。このスイッチャーに限らず、ソニーのBVP-70やBVW300、松下(当時の名称)の初代3CCDのWV-F50、アナログ最終のWV-F260などはそれぞれ1台は残しておきたい。
古い機材や古いWEBコンテンツなど、そろそろ一新しなければいけない時期のようである。何といってもアナログ地上波は来年には停波し、放送番組は殆どがHDで制作されている時代である。
今日もHDのプログレッシブで収録した素材を編集していたが、液晶モニターの画像は写真を変わらない解像度で映し出されている。

解像度や記録方式の多様化、放送メディアの多様化など、映像の世界も増大の法則があるようで、DVDやBDといえども決して恒久的なものではなく、全ては拡大、増大へ進んでいくしかないのだと思う。
2010年4月9日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年02月10日(水)
HVR-Z1 SD PAL
HVR-Z1 SD PAL】での検索。Z1Jに限らず、最近のSONY製品はPALへの対応が素晴らしい。これまで国内向けのカムコーダーはNTSC専用が当たり前だったがZ1J以降はオプションや標準仕様でPALへ切り替えられるものが多い。HDCAMも当たり前にPALに対応しているし、HDVの、Z7JなどもオプションでPAL対応になる。
現在PAL素材からのDVD制作を進めているが、これは提供素材がPALで仕上げはだ。NTSCではテレビシステムの関係でPAL→NTSC変換が必要になるが、WEB用途のムービーはPALのままで行う。変換時の画質低下を防ぐためだ。やはりPAL⇔NTSCでは走査線数やフレームレートの違いから変換時のロスは否めない。
しかしPAL制作を行う場合、撮影から仕上げまで全てPALで通すことでオリジナルの画質を損なわずに済む。そういう点で今日のSONY製品は非常にありがたい。ただし、PAL圏のヨーロッパでのテレビモニターの色温度がD65であるのに対し、日米標準のNTSC圏ではD93が標準で、経験的にPAL用ではRのゲインを抑えたほうがいいようだ。最近PAL制作の案件が増えてきたので、経験値ではなく、正確な情報を得たいところである。
アドビのサイトに色温度と色空間について少し記述があった。
2010年2月10日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年02月05日(金)
ikan 5.6吋 HDモニター
【ikan 5.6吋 HDモニター】という検索。
最近色々な現場で使っているikanというメーカーのV5600というHDモニターだ。

HDMI入力が出来る。HDの画質はもちろん良いが、SDでの画質が良いことが有り難い。私が購入したのはPRO AUDIO VIDEO GEARというロスの会社。以前にも書いたので省略するが、日本人の石川さんが代表で、日本語でメール、電話が出来る。バイリンガルのブログもある。

V5600の単体はUS $648.95で、ikan V5600 Deluxe Kit for Sony "L" Type BatteryはUS $764.00だ。ソニーのL型バッテリーNP-F970を12Vに昇圧するアダプターやケースなどがセットになっている。
取引にはPayPalを使っている。私が購入した時は発注から4日後には届いた。その間荷物の追跡も出来てワクワク出来た。もちろん決済には送料も必要だが、それほど高くは無かった。

上の写真はHVR-Z5Jのアクセサリーシューに取り付けてリターンモニターに使っているところ。小さいので何処にでも取り付け出来、ミニジブのモニターとしても便利だ。


以前に購入したマンハッタンLCDの8.9吋は2画面表示できるが、このV5600ではその機能は無い。
現場に合わせて使い分けているが、画質を比較すれば確実にiKanだと思う。しかしそれはあくまで小型LCDとしての画質であり、画質ではSONYのLMD-940WがHDMI入力対応では最良だろう。ただし監督には液晶を嫌がる人も居て、その場合はD3やHD−SDI対応のCRTのHDモニターD9H5やD9H1になる。
いくら液晶が進歩したと言っても、やはりよく出来たブラウン管モニターは美しい。特に上下左右のどの方向から見ても明るさが一定なのがいい。ドイツのカール・フェルディナント・ブラウンが発明して付いたブラウン管だが、液晶やプラズマは人名ではない。やはりブラウン管は偉いと思う。
2010年2月5日 | 記事へ | コメント(0) |
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2010年01月20日(水)
ビンテン
ビンテンでの検索。
ヴィンテンには申し訳ないがついついビンテンになってしまう。

Viに対してヴィと書く習慣が減ってきたためだろう。ベートーヴェンがいつの間にかベートーベンで普通になってきたようなものだろう。検索結果もベートーヴェンが2,940,000件でベートーベンが 4,470,000件と逆転してしまっていることからも頷ける。
ちなみにヴィンテンは9,080件でビンテンは5,920件と今現在は逆転していない。
ホームページでも「ヴィンテンのホームページへようこそ!」ということでヴィンテンが正しいことがわかる。

さて、そのヴィンテンヴィジョン10(ビンテンビジョン10)だがカウンターバランスの調整ノブが空回りしてしまうようになり現在メンテナンス中だ。おそらくノブの取り付け部のどこかが破断したためだ。部分修理では3万弱だが、ヴィンテンのサービスからはアッセンブリーの交換を勧められた。初期状態に比べスプリングなどが弱ってきていたため、重いカムコーダーを載せるとカウンターバランスをいっぱいまで回さなければ完全バランスにならなかったことからもバネの疲労が想像できる。部分修理を行ってもすぐに別な不具合が発生することは容易に想像できる。
メンテナンス費用は高くなるが、やはりカメラマンにとって命ともいえるカメラサポートはベストな状態にしておきたい。もちろん勧められたアッセンブリー交換でお願いした。
下の写真はこのヴィジョン10からこれまでに交換したパーツ。
ブレーキやロック機構、スプリングなどだ。


ボールヘッドは交換で取り外したボールヘッド。磨耗のためにスリップするために交換し、現在は次のような状態だ。
ヴィジョン10LFはバルセロナオリンピックのあった1992年の購入だから、今年で18年目になる。
群馬のふくださんがブログで「安物買いの銭失い」という記事を書かれていたが、まさにその通りだ。カメラサポートは導入費用は高くついてもメンテナンスすることで長期間に渡って高性能を維持できるヴィンテン、サクラーザハトラーなどがいいとおもう。
今回のアッセンブリー交換の工賃は9,000円、部品代は58,950円で税込み合計は67,590円である。ほぼカメラマンの撮影ギャラ2日分に相当するが、長期間の性能維持を考えれば安いともいえよう。
ちなみにこれまでこのヴィンテンにかかったメンテナンス費用を合計すると凡そ30万ほど。国産の高級カメラサポートを購入できるほどだが、18年で平均すれば格安の維持費ではないだろうか。
なんといってもベスト状態のヴィジョン10がいつも身近にあるのがその結果だ。

20100121訂正
コメントを頂いたので記事を修正しました。

「ヴィンテン」「ビンテン」よりも「サクラー」の方が良くないと思います。こういう変な呼び方を業界用語として使うのはどうかと。若者がいい気になってまねをするので。
2010/01/21(木) 17:51 202.75.234.220
あと、「スチル」のことを「スチーール」と言うとか。
2010年1月20日 | 記事へ | コメント(3) |
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2010年01月01日(金)
2010年初撮影 EOS5DmarkU+Nikkor
明けましておめでとうございます。
旧年中は勝手気ままなブログにお付き合いくださり有難うございました。今年も相変わらず独断と偏見に満ちたブログになること必至ですが、何卒お引き立てのほどお願い申し上げます。
笹邊幸人 2010年元旦


昨年から徐々に計画していたEOS動画がようやくスタートラインに立った。まだ仕事を請けるところまでは完成していないが、その一部を紹介するためにスタジオで機材の撮影を行った。
先ずはEOS5D MkUに使う最長のレンズAi Nikkor ED 300mm F2.8S(IF)である。何故キヤノンのカメラにニコンのレンズなのかは後述するが、EOSで動画を撮影する場合はEFレンズよりも何かと都合がいい。そして何故ニコンのD3sやD300sのDムービーでない事も理由がある。
次の写真は最短焦点距離のAi Nikkor 15mm F3.5Sだ。
15oF3.5の水平画角は100度(対角画角は110度)で13oF5.6の水平画角108度には及ばないものの、放送用HDショートズームHJ14e×4.3B IRSEのワイド端水平画角96.3度よりも広い。明るさもF3.5と旧のAi Nikkor 15mm F5.6やAi Nikkor 13mm F5.6Sに比べて1絞り以上明るく照明部の負担が少なくてすむ。超広角レンズにみられる周辺光量の低下も全画角に一様な明るさを持つように配慮され、歪曲収差も良好に補正されているので、建造物や室内での撮影をはじめ、特異な効果を狙った撮影にも威力を発揮する。

先ほど書いたEOS+ニッコールレンズのことだが、EFレンズには絞り環が無く、ボディー側から電気的にコントロールするようになっている。同様にニコンも最新のレンズはキヤノン同様絞り環が省かれてしまった。実はこれが動画撮影にとって非常に不便になる。ビデオカメラの絞り(アイリス)は連続可変し、作画意図に合わせて微妙なコントロールが可能(一部民生機のVXやPDなどでは段階変化)である。中継録画のようにVEが撮影中にアイリスを調整することはないが、時にアイリスフォローが必要な場合は段階変化はいただけない。
では、何故ニッコールにキヤノンなのか?
それはニコンのムービー機能が動画制作向けのものではなく「連続する静止画」としての要望からスタートしたらしく、ファインダーがアイリスの変化に対応して変化しないようになっているからだ。D3sで色々確認したがアイリスを絞ってもライブビューは明るいままだった。メニューで変更できるのかとニコンの技術者にも聞いたが無理なようだ。ニコンはあくまで写真機ということだ。

我々は普段からソニーのビデオカメラにキヤノンやフジノンのレンズを装着して使っているため、ビデオカメラにカメラメーカー純正のレンズを装着する必要は感じていないしビデオカメラメーカーもOEMで純正レンズを供給している程度だ。
EOS動画を考えた時にレンズは迷わずマニュアルフォーカスのニッコールと考えていた。もちろんNIKON FからF2、F3Pと使ってきたユーザーゆえにニッコールへの愛着は強い。もちろんキヤノンF1やA1も使い、FDレンズも色々使ってきたが、ここに来てEOSのマウントに余分な光学系を入れないで使えるFマウントのMFニッコールレンズが輝きだした。当然余分なコストがかからないこともEOS+ニッコールレンズの大きな理由だ。キヤノンのEFレンズもEF-S17-55mm F2.8ISやEF70-200mm F2.8Lを持っているが、これを5DMkUに装着して写真を取るかと言えば疑問だ。写真はあくまでD700である。
EOS+ニッコールレンズに対する基本的な考え方は5DMkUはあくまで撮像部分である。そのためにメーカー保証の対象から外れる改造なども必要だ。この考え方はビデオカメラに置き換えるとわかりやすい。ビデオカメラの場合はレンズ、カメラヘッド、ファインダー、マイクなど全てがバラバラに構成され、必要に応じてメーカーの枠を越えてシステムを構築する。EOS動画も同様、必要に応じてレンズ、周辺機器などを組み合わせていくことが動画カメラとしては自然な流れではないだろうか。写真には全貌は写っていないが、5DMkUに取り付けられたモニターは5.6吋の液晶モニター。小柄だが1024×600の解像度を持ち、EOS5DmkUとはHDMIで接続する。電源はソニーのNP-F970を12Vに昇圧して使用している。

際最後の写真はAi AF Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-5.6Dを装着したEOS5DmkU
AFレンズだがマニュアルフォーカスで使用する。このズームレンズはニコンだけが発売したマクロ撮影用ズームレンズで、ズーム全域で約0.37mまで被写体に接近することが可能だ。最大撮影倍率は70mm時1/3.2倍、180o時は約1/1.32倍となり、ワーキングディスタンスは約12cm。EDレンズを採用することで色収差を抑え高画質を実現し、フルハイビジョンの接写でも高い解像度が得られることはもちろん、三脚を前後ささることなくフレーミングできるために、通常のマクロレンズの数倍の速さで撮影を進めることが出来る。もちろんズームレンズ+クローズアップレンズでも同様のことが出来るが、やはりマイクロズームレンズとして設計されただけに性能は高い。マクロレンズだが無限遠性能も非常に高く、さらに近接時に露出倍数がかからずF値が常に一定と言うことも特筆すべきことである。EOS動画の物撮りには必須の一本であると思う。
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2009年11月22日(日)
映像制作 技術 関西
映像制作 技術 関西」でのヒット。Googleでトップにヒットしている。

実は先日「映像制作 技術系」を検索したらこのブログからもリンクしている知り合いの福田氏のブログが第一位にヒットしていた。早速その秘密を解析してみた。その結果から会社のWEBページを50ページほど書き換え、Googleサイトマップも更新した。またこのブログも大幅に変更した。(見た目はあまり変わらないが、結果的にはこのブログでは900ページほどが書き換わったはずだ。
それが功を制したのかどうかは不明だが、「映像制作会社 技術系 関西」などが上位に上がった。
ちなみに会社のサイト内検索で「技術系」を検索したところ78件ヒットしていた。その中の“description”に書いた内容
"企業・法人用映像制作&撮影技術会社:株式会社千里ビデオサービス (大阪・近畿・関西)TV番組取材、撮影、中継、編集、DVDサービス、ストリーミングサービス、イベントサービス。医療系、医薬系、福祉系や理化学、物理、技術系などの理系映像にとどまらず商品案内、会社案内、自然映像などのECOやエンターテインメント映像の制作も行っています"
はすべてGoogleの検索結果に反映していた。ヤフーとは異なりGoogleでは現在もdescriptionは有効なようだ。しかし"keywords"についてはどれほど効果がありかは不明。いえることはホームページを放っておくとGoogleには置いていかれるようだ。やはり更新は重要に思う。
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2009年11月21日(土)
SONY スムーススローレック
SONY スムーススローレックだった。
FieldReportがヒットしていたが、実際の使用例はこれ。
YouTubeにアップしたオリジナルコンテンツ


HVR-Z5Jなどの業務用HDVだけではなく、民生用のカムコーダーにも搭載されている。HDV機ではテープ収録でないとSONY スムーススローレック出来ないが、HDD記録の民生カムコーダーや豆カムHDではメモリーでSONY スムーススローレックが出来る。
以前はハイスピードカメラが必要だったが、状況によってはこういった機種でも十分仕事が出来る。決して放送グレードの画質ではないが、予算などが重要視されるVPや番組では非常に歓迎される機能だ。
[見えないものが見えてくる]それも非常に手軽に!これがSONY スムーススローレックだ。
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2009年10月28日(水)
FieldReportの記事が700に
会社のサイトで書いているFieldReportのアーカイブが700件に達していた。2002年の末から書き始めたもので、およそ7年になる。つまり年間100件ほどで3〜4日に1件の記事を書いていたことになる。

ちなみにこのブログの記事数は現在890だ。こちらは2005年4月から始めたものでおよそ4年半。年間200件ほどだから2日に1件である。FieldReportとブログを合わせるとほぼ毎日書いていることになろうか。吾ながらよく続けていると思う。

「継続は力なり」というが、インターネットを始めて12年余り、そしてホームページを公開して11年余り。今では大きな営業力になっている。統一性が無い上に今風のデザインでもなない。ただし業者に委託したものではなく、自分で作っていることでいつも現在進行形を保っている。多くの人に今現在の会社を見ていただきたいという思いがこれまで続けてこられた力だと思う。そしてWEBやBLOGのアクセス状況によって「読んでいただいている」ということが実感できる。これからも時間が許す限りこのペースを維持してゆきたい。

現在FieldReportの旧CGI部分を新しいCGIへの変換を進めている。同時に.cgiを.htmlの記述にも書き換えている。残り56ページ=560件と気の遠くなる作業だが、SEOを考えると.cgiのままでは具合が悪い。ぼちぼちと進めるしかないだろう。これも継続は力ということだと思う。
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2009年10月12日(月)
HVR-MRC1K CFメモリー
HVR-MRC1K CFメモリーだった。
HVR-MRC1Kが無かったら・・・・たぶんHDVをやめてP2に乗り換えていただろう。DVCAM収録ではさほど問題にならなかった一瞬のブロックノイズもHDVでは映像、音声が0.5秒間欠落してしまう。DVCAMの場合にはブロックノイズが生じた部分を静止画に書き出して前後フレームから補完出来たが、0.5秒の欠落では不可能だ。
この問題をHVR-MRC1Kが一気に解決してくれた。メモリーのコストもトランセンドやシリコンパワーのものを使えばHDVのマスターテープと比較できるほどにコストがかからない。もちろん何度再利用してもテープのように表面に傷がついたりもしない。

現在P2やXDCAMEXなども検討しているが、HDVに比べて最も大きな問題は素材の保管である。HDVやDVでの撮影の場合、ワークフローにテープは存在しない。メモリー記録したデータをPCにコピーして編集するだけだ。バックアップとして同じデータを別のHDDにもコピーする。だが、高信頼のHDDといえども決して安心できない。実は先月、立て続けに1TBのHDDが成仏してしまった。様々な蘇生を試みたが無理だった。幸い映像データや編集データはバックアップしていたので何ら問題は無かったが、もしテープに同時収録が無く、HDDも1つだけでメモリーもフォーマットされていたらとんでもないことになる。また、メモリーがどんどん安くなって、メモリー自体を保管できる状況になってもメモリーのデータは静電気による放電で消滅するとも聞く。想像すれば恐ろしくなる。
HDという家庭用フォーマットから派生したDVCAMやHDVだが、ブロックノイズの問題をメモリーが解決はしてくれたが、やはりテープ記録の安心感は大きい。

先日ある劇団が故佐竹明夫の追悼公演を行った。その際にこれまでの公演ビデオの注文があった。マスターは殆どがβカムとDVCAMである。もしこれらがHDDやDVDだったらアーカイブは難しかったかもしれない。
フィルム〜ビデオテープ〜DVD〜BD〜SSDと様々に進化するが、私の会社だけを考えてもメディアは8mmフィルム、35mmフィルム、1/2インチオープンリールVTR、1/2インチVHS,βマックス、MU、ベーカム、DVCAM、DVCPRO、HDV、DVCPROHD、HDCAMなどと多岐に渡る。いったい何がアーカイブとして相応しいメディアになるのだろうか。
昨年東映の方と仕事をした時に聞いたのだが、古いフィルムや録音テープをアーカイブする際にHDCAMやD5など複数のメディアにコピーしているという。過去の遺産をアーカイブする際に、少なくとも単一のフォーマットでアーカイブすることは危険といえるだろう。
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2009年10月08日(木)
アドマイヤ ミル挽きコーヒー ライブ映像 本当
アドマイヤ ミル挽きコーヒー ライブ映像 本当という検索。
アドマイヤ ミル挽きコーヒーとは高速道路のSAや病院の自販機コーナーにある「コーヒールムバ」が流れながらコーヒーを入れてくれる自販機である。


自販機には「世界初!!一杯毎に豆を挽くミル挽き珈琲とある。

検索はこの自販機の中央にある液晶モニターのライブ映像だ。はたしてライブなのか、それともメモリーに録画されたものなのか?   答えは生中継である。
以前に上高地へ行った帰りのSAでメンテナンスを行っている人が居たのでので中を見せてもらった。
数台の親指カメラが仕込まれていて、珈琲の移動に応じてスイッチングされる。まさにライブ中継だ。
かなり昔だが、物流関係の会社が幕張で展示会を行った時にカメラマンが付くカメラ3台と合わせて、コンベアやリフトに沢山の親指カメラを取り付けてスイッチングしたことがある。
「見えないものが見えてくる」ということでクライアントや来場者に大変喜ばれたことを思い出す。
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2009年10月01日(木)
dvdservice
dvdserviceという検索。DVDSERVICEは現在dvdservice.jpとして会社のホームページsvs.ne.jpのドメインエイリアスに登録している。エイリアスはMacユーザーには馴染み深いが、Windowsでいうショートカットのようなものだ。
IT用語辞典によると
<Blockquote>エイリアスとは【alias】
エイリアスとは、偽名、別名、通称などの意味を持つ英単語。ITの分野では、ファイルなどの実体を別の名前で参照するためのシンボルといった意味で使われることが多い。</Blockquote>
ということだが、ドメインエイリアスを設定するとdvdservice.jpへアクセスするとURLはhttp://dvdservice.jpのままでhttp://svs.ne.jpと同じものが見える。非常に便利がいい。
転送後のURLが表示されるURL転送とは異質なものである。
現在http://www.mugikusa.comを会社のサーバーに仮想ドメイン(仮想サーバー)として立ち上げているが、mugikusa.jp、kitayatsugatake.com、kitayatsugatake.jpをドメインエイリアスとして設定している。
すでにドメインネームを取得して運用している場合も類似したドメインをエイリアスとして登録しておけば入力ミスなどの場合のも目的のサイトへアクセスできるというメリットもある。
自社でWEBサーバーやDNSサーバーを管理することで、こういった作業には費用がかからない点で有りがたい。
気に入ったドメインがあればドメインエイリアスとして登録すればメールにも同じ複数ドメインを使用できる。意外と便利である。
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2009年03月11日(水)
特殊撮影技術 制作会社
特殊撮影技術 制作会社」というキーワードだった。
映像を作る場合、基本はカメラ、照明、音声だが、用途によっては特殊な技術が必要になる。ここでいう特殊とは特殊効果やクレーンなどの特機とは違い、学術的な実験などに対応した特殊な技術である。
たとえば天体の撮影や顕微鏡撮影、赤外線撮影、高速度撮影、低速度撮影、その他諸々である。こういった特殊撮影技術も制作内容によっては表現手段として必要になる。ただし予算に限りがある場合は無理・・・・であろう。また、予算があっても撮影技術が確立されていなければやはり無理・・・・である。
しかし検索にあった特殊撮影技術という言葉は撮影技術会社には心地よい響きがある。一般的に無理であれば無理であるほどいっちょやったろかという気持ちがうずく。
最近新しい案件が持ち上がっているが、通常の撮影以外に特殊と考えられる撮影が必要になる。この案件を受注するためにはその撮影方法を確立しなければならない。断片的なものはぼんやりと見える。今はその糸口を探している。歩きながら、食事を摂りながら、時に用を足している最中。また、ベッドに入って夢うつつで考える。まるで頭の中で粘土細工をやっている感じだ。
ベッドに横たわり水平思考でシミュレーションし、ハッ!としたら昼夜構わず机に向かっている。そして問題点に気づいて再び悶々とするのである。こんな私を妻は「またしょうもないことを考えてる」といい、娘や息子達とともに「趣味の世界に入ってる」と・・・・。そのとおりだ。まさに趣味レーション中である。
※シュミレーション〜シミュレーション(simulation)のありがちな覚え間違い。
しょうもないことであっても決して反対しているわけではない。結果に対しては協力的であり、失敗を責めることもない。こういった協力があるからこそ経験を積むことができ、シミュレーションのみで終わった場合であってもそれは知的経験として蓄積することが出来る。
さて今回の案件だが、これは知的経験のにみは終わらせたくない。望まれれば望まれるほど何とかしなければならない。
写真は特殊撮影とは関係ないが、蛍光灯照明下でのインタビューに蛍光灯ライトにGフィルターをかけている。これは照明部の技術である。
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2009年01月05日(月)
“disc”と“disk”の違い
DVDプレスの盤面印刷用の版下が届いた。
私はいつも2枚組のDVDを作る場合はDISC−1とDISC−2に分けていた。クライアントがデザイン会社に発注して届いた盤面にはDISK−1/DISK−2という記述になっている。
????
確かにフロッピーディスクやハードディスクの筐体にはDISKと書かれている。ちょっと心配になって調べてみた。

このことを端的に説明していたのはAPPLEのサイトだ。(以下引用)
“disc”と“disk”の違い
最終変更日時: 25 July, 2008
記事: HT2300

概要
“disc(ディスク)”と“disk(ディスク)”は、発音は同じですが、技術的には明確な違いがあります。

Disc
“disc”は、オーディオ CD、CD-ROM、DVD-ROM、DVD-RAM、DVD ビデオディスクなどの光学式メディアを指します。“disc”には読み出し専用のもの (ROM) と、一度だけコンテンツを作成する(ファイルに書き込む)ことができるもの(複数回にわたる作成操作を行わない場合の CD-R や DVD-R など)と、消去して何度でも書き換えられるもの(CD-RW、DVD-RW、および DVD-RAM ディスクなど)があります。

“disc”はすべて取り外し可能です。つまり、デスクトップや「Finder」からマウント解除またはイジェクトすると、コンピュータから物理的に取り出すことができます。

Disk
“disk”は、磁気媒体を指します。たとえばフロッピーディスクやコンピュータのハードドライブのディスク、外部ハードドライブ、iPod もこれに相当します。“disk”は、意図的にロックやライトプロテクト(書き込み禁止)をしない限り、常に書き込み可能です。1 つの“disk”を簡単に複数の小さなボリュームに分割(パーティション設定)することもできます。

“disc”も“disk”も円形ですが、“disk”は通常は金属かプラスチックのケースで覆われています(多くの場合、“disk”とそれを囲んでいる構造のことを総称して「ハードドライブ」と呼んでいます)。
もっと調べてみると
disk 名詞
1)平円盤(状の物),競技用円盤,蓄音機のレコード,植木の花盤
2)平円形の表面
ちなみにレコードレーベルはDisk labelとなる。
けっこうややこしくなってきたが、アドビのプレミアやアフターエフェクツが収録されたアドビビデオコレクションのインストーラーを見るとDisc-1/Disc-2・・・と最後がCのDISCであった。
もう一つEDIUS PROのインストールディスクも見たがやはりDISCである。

どうやらここは慣例に従ってDVDの場合はCのDISCを使うほうが良さそうだ。
というわけでこの旨をクライアントに伝えたところ、早速デザイン事務所から修正したものをメールで送ってもらえることになった。便利である。
ディスクという言葉で思い出すのがCFカードを開発したサンディスクだが、これはKになっていた。

普段何気なく使っているディスクという言葉だがCとKにはこだわりがあることを知った。
それと参考までに、これはブルーレイのセミナーで知ったことだが、ブルーレイディスクはBlu−ray Discであり、BLUEではない。
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2008年12月30日(火)
著作権 隣接権 音楽 映像制作
著作権 隣接権 音楽 映像制作」だ。
映像制作だけではなく、最近ではネットラジオや動画サイトが普及し、知らずか知ってか、著作権がないがしろにされている感がある。
放送局の場合はシーケンシャル契約という形でJASRAC等に放送時間から算出された莫大な料金を払っているので、その都度毎の著作権料の支払いは無いが、一般に言う映像制作業務では使用許諾、音源使用料、音楽著作権料を支払わなければならない。よく誤解されるのが「著作権料=JASRAC」と思われていること。JASRACは音楽著作権を管理する団体であり、音楽家がJASRACに入っていなければJASRACではなく、その音楽家個人、もしくは所属する会社、プロダクションと契約することになる。私の会社で使用している音源は「フリーユースBGM」とか「著作権フリー」という音源である。数千曲のライブラリーを自由に使用することが出来る。(あくまで使用できるであり、著作権、音源権は制作会社にある)もちろんそのために年間の契約料金は支払わねばならない。
ところが最近ではCD単位の販売だけでなく、インターネットを利用して視聴、選曲したものを1曲単位でクレジット決済によるダウンロードができる方法も伸びてきた。いわばロイヤリティーフリー音源のオンデマンド販売である。「必要な時に必要な音楽をダウンロードし、支払いはクレジットカードによる決済となる。
私の会社のスタッフのWATARUもTARuというストラクチャー名で楽曲提供している。
彼の提供する音楽はフルスペクトラムプロダクション ミュージック ライブラリーのサイトにある
ファット・ディ・フュージョンのダウンロードサイトで視聴〜ダウンロード出来る。
ダイレクトにアクセスするには
http://www.phat-d-fusion.com/default.php/manufacturers_id/51となる。

冒頭に書いたネットラジオのBGMだが、私が関わる放送局でも様々なロイヤリティーフリーの音源が使用されている。簡単そうに見えるネットラジオ=免許の要らない放送局ではあるが、音楽著作権・音源使用に関する費用、許諾は守っていかなければならない。そうしなければネットは無法地帯と化してしまう。放送免許が要らないだけで、コンプライアンスは一般の放送局や企業と同様でそれが無ければ続けてはいけないのである。
2008年12月30日 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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