« 理類・医学・医薬系など | トップ | 未分類・エトセトラ.etc. »
2010年11月07日(日)
NEX VG10 中国製バッテリー
【NEX VG10 中国製バッテリー】という検索。けっこう上位に位置している。
先日新しいハンディーカム用のNP-FV100の互換バッテリーとして購入し、そのテストを行ったページである。この互換バッテリーはNEX-VG10、HDR-CX550V、HDR-XR550V、HDR-CX370V、HDR-XR350V、HDR-CX170、HDR-XR150等に対応し、純正の充電器での充電も問題なかった。
購入して到着するまでは間違っていないか不安だったが、化粧箱には「Fits NE-FV100」の表記があってまずは安心した。FieldReport2010年10月26日にテスト結果を紹介しているが、簡単に紹介しておこう。

容量は純正のものより少しパワーがある。セルの違いによるものか、表記方法の違いによるものかは判らないが、少ないよりは嬉しいし、テスト録画の結果も録画時間の長さで純正品を越えていた。今日までに何度か実際に使用してNP-FV100よりも長く動作することも確認した。

左が純正バッテリーで右が今回購入した互換バッテリーである。容量が大きい分、サイズも少し長くなっているが、装着には問題はなかった。ただしNEX-VG10で使う場合、バッテリー収納部の飾りカバーは干渉して装着できない。ただし実際に使う場合、この飾りカバーはバッテリー交換の際に無駄な所作が増えるだけだし、紛失しても悲しいので全く使用していない。

まだロングランの結果は出ていないが、今のところは全く問題は無い。ちなみに純正のNP-FV100が18,900円(税込)であるのに対してこの互換バッテリーは4,980円(税込)だし、2個セットなら9,560円 (税込) である。つまり純正品1個の費用で4個買えてしまうことになる。
尖閣諸島の事もあり、出来れば愛国心としてソニー製を購入したいところではあるが、バッテリーがNEX-VG10(11倍レンズ付き)の10%もすればそうも言ってられない。ちなみにVG10附属のレンズ E18-200mm F3.5-6.3 OSSは中国製(ロットによって違うらしい)だった。そして今使っている18-55mmの3倍ズームはタイ製である。ボディーでの単体販売は行われていないがレンズの単体価格を引いて計算すればバッテリーの価格がカムコーダーの価格の20%ということになるり、2本購入すれば・・・・40%にもなる。言ってはなんだが、消費者としてコンシューマー向けカムコーダーの専用バッテリーの価格には納得できるものではないし、同じサイズでありながら少し前のNP-FHシリーズのバッテリーとはノッチの位置が違っていて装着すら出来ない。そのくせNP-FVシリーズのバッテリーはNP-FH対応の豆カムHDや一昨年発売されたハンディーカムにも使用できる。
最近あまり聞かなくなった【リーズナブル】ということがこの互換バッテリーにはピタリと当てはまるように思うし、外装もきれいに出来ていて、決してチープな製品ではないと思う。
純正品がかならずそうとは言わないし、純正品のNP-FV100がそうだとは言わないが、中に入っているものは数本の高容量、高耐久のリチウムイオンバッテリー数本と機種認識や残量管理データをやりとりするICチップなど。思わずRip Offという言葉を思い起こしてしまう。

次の購入の利便もあるので、参考までに私が購入したショップのリンクを貼っておこう。
また、少し安いものも有った。こちらはPL保険加入のものだ。リチウムイオンバッテリーであることを考えるとPL保険加入は当然かもしれない。
2010年11月7日 | 記事へ | コメント(1) |
| 映像制作・撮影技術 / 写真撮影・カメラ機材 / 備忘録・メモ書き |

2010年10月27日(水)
たまには食ネタを
先日河内長野で買った生の【鷹の爪】
干しておこうと思っていたが、あまりにもいい香りがするので生のままペーストにした。

まずはきれいに水洗いし、よく水気を切っておく。それから軸を外す。先に軸を外すと水洗いの際に鷹の爪の中に水が入るのでお奨めしない。

乾いた生鷹の爪を広口瓶に移し粗塩と酢を加えてバーミックスでペーストにするだけで出来上がり。もちろんバーミックスで無くてもフードプロセッサーやすり鉢でも問題は無い。
楽天に安く売っているところがあったのでリンクを貼っておいた。次からはここで購入しよう。
私が使った塩は「南の極み」という南極の海塩。にがり入りで味がいい。それに価格も安い。

出来上がった生鷹の爪ペースト。
自分で言うのもなんだが、非常においしい。タバスコほど酸っぱくは無く、香りは芳醇。早速レトルトのぺペロンチーノに混ぜ込んで食べた。レトルトがレストラン以上になった。とはいってもホテルのレストランでもけっこうレトルトを使っているようだから、香辛料次第でかなり味は高級になる。

なお、バーミックスで粉砕攪拌する際に大変刺激の強い気体が立ち込める。食品ラップなどで瓶の口を覆いながら作業しないと危険だ。自家製生鷹の爪ペーストは暴君ハバネロもびっくりするほどデンジャラスな香辛料ではあるあが、とにかく旨い!さすが生だけのことはある。
2010年10月27日 | 記事へ | コメント(0) |
| どうでもいいこと / 備忘録・メモ書き / 未分類・エトセトラ.etc. |

2010年05月25日(火)
守秘義務
仕事をいただく場合の契約に「守秘義務契約」というものがある。同様に「秘密保持契約」もある。
Wikiによるとそれぞれ
守秘義務は、公務員、弁護士、医師など、その職務の特性上秘密の保持が必要とされる職業について、それぞれ法律により定められている。これらの法律上の守秘義務を課された者が、正当な理由なく職務上知り得た秘密を漏らした場合、処罰の対象となる。
秘密保持契約とは、ある取引を行う際などに、法人間で締結する、営業秘密や個人情報など業務に関して知った秘密を第三者に開示しないとする契約。
というように説明されている。守秘義務と秘密保持ではかなり意味合いが異なるようで、我々映像制作業に従事する法人では秘密保持契約が主な非開示契約ということになるだろう。

私の会社でも数多くの法人や企業と秘密保持契約を結んでいる。だから業務上知り得た情報は公開してはいけない。ただしクライアントによっては公開してもよい。あるいは製品を見せないのであれば公開OKという場合もある。最近は「ブログに載せてください」とおっしゃるクライアントもいる。また、私から「WEBのレポートに載せてもいいですか」と聞いてもいる。もちろん私の場合は代表取締役という立場で聞くわけだから、掲載についての全責任を背負っているわけで、営業担当者が聞くよりも聞きやすい立場ではある。
ホームページやブログが一般化した現在、仕事を出す方、受ける方にとって秘密保持への対応は今まで以上に重要かつ柔軟な必要があるとおもう。

一方、WEBにこういう記載があったりする。
実績等に関してはクライアントとの守秘義務契約の都合上
こちらのページで詳細をお伝えする事はできませんが、
・・・・・・
実績サンプルを見たいのですが、可能ですか?

クライアントとの契約で、守秘義務がございます。
実績については直接お問合せ下さい。
どこのサイトかは言えないが、とんでもない話だ。
守秘義務契約の都合上WEBに公開は出来ないが、直接頼めば見せてくれるということは、この時点ですでに守秘義務、秘密保持は蔑ろにされているのである。秘密保持契約を結んだ限り直接依頼されても開示してはならない。裁判所の命令等が無い限り開示は契約違反になる。もちろんその場合も契約書に「裁判所からの命令があった場合はその限りではない」という記述が必要だ。
2010年5月25日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 備忘録・メモ書き / 未分類・エトセトラ.etc. |

2010年04月01日(木)
返したくないアイテム カップヌードル タイムカン

テレビで時々見かけるCM。サイバーショットで撮ってみた。
カップヌードルTimeCanの回収を呼びかけている。一部の商品において、缶の巻き締め不良 (缶の天面の接合不良) が原因で、徐々に缶の中に空気が入る可能性があるそうだ。
これが発売された時にたくさん買ってお世話になった人に差し上げた。もう食べてしまっただろうか?
レアなアイテムとして保管している人も多いと思うが、絶対に食べないように!
メーカーに返せば1缶につき300円と500円の図書券をくれるそうだ。

驚いたのはネットオークションだ。欲しい人は欲しいらしく、メーカーの意向に反して高額で取引されている。売るほうも売るほうだが、それを欲しがる方も欲しがる方だ。
2010年4月1日 | 記事へ | コメント(0) |
| 備忘録・メモ書き / 未分類・エトセトラ.etc. |

2010年01月13日(水)
EOS7D EOS5D 動画
EOS7D EOS5D 動画】だった。動画が上がっていなくて申し訳ない。
EOS7DとEOS5DにFマウントのAiニッコールを使う場合、EOS7DはAPS-Cサイズ、EOS5Dは35oフルサイズとなるが、フルサイズ用のレンズをAPS-CやニコンのDXフォーマットに使用する場合は注意が必要だ。
イメージサークルの大きいフルサイズ用のレンズをAPS-CやDXといった撮像面積が小さいハーフ版デジタル一眼レフに使用すると画角外の余分な光線が鏡筒内面やレンズ側面、またカメラのミラーボックス内部で不要に反射してフレアーを起こす。フレアーは特に暗部に大きく影響する。
動画を撮る場合やスタジオではマットボックスや蛇腹フードを用いて画角外の光線をカットする。時に開放では口径食を起してしまうギリギリのところまで攻めたりもする。しかし、いつもいつも蛇腹フードを使うわけには行かない。邪魔になるからだ。大方の人はメーカー純正のスナップオンやバヨネット式の花形フードを使われていると思う。しかしフルサイズ用レンズの場合はメーカー純正ではハーフ版カメラで使用した場合は浅すぎる。

上の写真はAi Nikkor 20mm F3.5S用のHK-14だが、見かけの焦点距離が1.6倍・1.5倍にシフトしてしまうEOS7DやニコンD300などではこれよりも深いフードが必要だ。

これはAi Zoom Nikkor 50-135mm F3.5S用のHK-10だ。20oが1.5倍シフトするから30o、つまり28o用が最適に思うのだが、レンズや鏡筒の構造によって一概にそうは言えない。実際に装着した結果ジャストフィットすることが判った。

これはフィルターサイズ72oのAi Zoom Nikkor 35-70mm F3.5用のHK-4だがこのレンズをハーフ版で使用する場合は次のフードが適していた。

Ai Nikkor 85mm F1.4S用のねじ込みフードHN-20である。

これはAi AF Nikkor 28mm F1.4DやAi Zoom Nikkor 25-50mm F4S用のHK-7だが、ハーフ版では前出のi Zoom Nikkor 35-70mm F3.5用のHK-4が適している。このHK-7が適合する裏技としてNikkor UD Auto 20mm F3.5への流用がある。上記のレンズ(28mm F1.4、25-50mm F4)が発売された頃にはすでにUD Auto 20mm F3.5は姿を消していたために推奨になっていないが、UD Auto 20mm F3.5の専用フードであるHN-9よりも適しているように思う。(HN-9と同様、フィルターとの併用ではほんの僅かだがケラレを生じる)

私が大好きなAi Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5やAi-sのAi Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5Sでは純正は95Φのカブセ式フードHK-5になる。
しかしD300やEOS7Dに使用する場合はやはりアタッチメントサイズ95ΦのAi Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8S用HN-25が最適になる。


最後の写真はDXフォーマットで使用するためにフードを装着したオールドニッコールレンズだ。
左からAi Zoom Nikkor 35-70mm F3.5、Ai AF Nikkor 20mm F2.8S、Ai Zoom Nikkor 25-50mm F4Sでそれぞれに85o用HN-20、50-135用HK-10、35-70用HK-4を装着している。(Ai AF Nikkor 20mm F2.8Sはオールドではなく現行マニュアルフォーカスレンズ)
APS-Cで使用すると25-50mmは40-80mm、20oは32o、58-11mm相当の焦点距離にシフトする。フィルムカメラの使用が長かったので、APS-CやDXモードの時はオリンパスペンFを使っていた時の頃を思い出して使うのだが、なかなか画角がイメージできない。また撮影時に1.6倍や1.5倍をかけて計算するよりも換算表の方が便利が良いし、レンズに換算焦点距離を印刷したテプラを貼ったりしている。

古いレンズの場合、別売りや付属のフード類はメーカーに在庫は無く、Yahoo!やe-Bay、または田舎の中古カメラ店を探すと格安で入手できる場合がある。間違っても都会の中古カメラ店などで購入することは避けたい。時に発売当時の数倍のプレミア商品になっていたりするからだ。購入や入札する場合は事前に発売当時の定価は調べておきたいところだ。以前四国の中古カメラ店で500円で購入したものと同型のものが大阪のカメラ店で1万円を越える金額で販売されていた。
安く販売されていたときは迷わず衝動買いをお薦めする。見逃して次に入手できるチャンスはいつ訪れるかはわからない。
2010年1月13日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 写真撮影・カメラ機材 / 備忘録・メモ書き |

2009年12月31日(木)
2009年最後の行事
2009年の最後の行事は墓参り。亡父と亡兄、そして先祖の眠る墓の掃除と献花である・・・・・
といいつつも、今回は別な目論見があった。

EOS動画での使用を予定しているNIKONのマイクロズームAi AF Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-5.6Dのテストだ。
普通のビデオカメラの場合は標準ズームレンズにプロクサー(クローズアップレンズ)を付けて近接撮影を行い、フレーミングの調整は三脚の高さと被写体からの距離を大雑把に決めた後にズーム操作で微調整を行う。ところがレンズの描写力が問われるEOSムービーではズームレンズにプロクサーでは画質を犠牲にすることになり、せっかくのフルサイズもしくはAPS-Hの描写力が生かされない。そこでマイクロズームの解像度などを実写で評価するのが今回の目論見である。

画像をクリックしていただくと原寸のJPEGが別なウインドウで開く。
そしてもう一枚。墓の花もやはり正月らしいものが活けられている。

ニコンのサイトにこのレンズの開発秘話が載っている。今ではメーカー在庫も無くなり貴重なレンズになってしまったが、EOS動画では1本は揃えたいレンズである。グーグルで検索してみると色々出てきて面白い。またオークションにも現在神奈川のストアから1本出品されている。思わずもう一本欲しくなるレンズである。
先日このレンズでアニソンシンガーの宮内タカユキを撮影したが、撮影距離が遠い場合でも優れた描写をするレンズだと思う。
2009年12月31日 | 記事へ | コメント(0) |
| 備忘録・メモ書き |

2009年07月09日(木)
経験
備忘録として書いておきたい。
初めて映像関係で仕事をした時から30余年が過ぎた。
その道程で数多くのことを経験させていただいた。師匠や先輩から教わったこと、自分で悩んで考え出したこと、クライアントとのお付き合いの中に見出したこと。数え切れないほどの経験である。

経験を積めば楽になるよ」と言った先輩が居たが、それは違っていると思った。
経験とは積んで楽するためのものではなくて、前へ進むためもの」だと思う。積めば積むほど仕事内容は難しく厳しいものになる。決して楽にはならない。よりクオリティーを求められるようになり、より多くの知識や経験が必要になる。
これは映像の世界だけじゃなく、全ての業種、職業においても同じだろう。慣れて来て安易な行動を取ると必ずしっぺ返しがある。
私に経験を積めば楽になるよと言った先輩はこの業界から足を洗ってしまった。
先日エリモスタジオで静止画を担当された藤井カメラマンは、経験を積むことで日々精進してこられた。決して楽をするために経験されて来たのではないことは、彼に撮影に対する姿勢の中に窺えた。


防備録として一言

「経験は積んで楽するためじゃない」

2009年7月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| 備忘録・メモ書き |

2009年02月26日(木)
第5回国際水素・燃料電池展
第5回国際水素・燃料電池展」がビッグサイトで開催されている。残念ながら私は行けなかったが、注目の製品が展示されている。
ASAHI.COMによると
東京貿易機械(東京都中央区)は、家庭用ガスコンロのボンベを使う「ポータブル燃料電池」を出展した。欧米で市販されているプロパン缶1本(約400グラム)を取り付けると50Wの発電が始まり、14時間稼動する。屋外ロケ用のカメラや照明などに使うことを想定している。燃料補給の手軽さや騒音の静かさ、クリーンな排気が売り物だ。日本の家庭用コンロとして出回っているブタン缶に燃料を変更し、電力を100W仕様にした製品を開発中
ということでこれが東京貿易機械のポータブル燃料電池だ。

引用に「屋外ロケ用のカメラや照明などに使うことを想定している。」とあるように、我々の業界がターゲットだ。我々の仕事は電子機器を使用することから、常に電源に縛られる。重く大きい鉛バッテリーから始まり、ニッケルカドミウム、ニッケル水素を経て、そして今はニッカドに比べて遥かに軽いリチウムイオンバッテリーを使用している。(エネループはニッケル水素)

昔読んだ「こち亀」のなかでカメラマンに扮した両津が「使い切ったバッテリーはただのオモリ」と言っていたシーンが印象的だった。まさにその通りで、こち亀の原作者である秋本治氏の洞察力のすばらしさに驚いた。ポータブル燃料電池がガスライターのボンベなどで稼動する時代が来れば「使い切ったバッテリーは軽くなる」というのも夢ではない。
私の会社ではラジオマイクやミキサー、ストロボなどの単三電池をすべて充電式のエネループ充電式エボルタに切り替えて省資源に取り組んでいるが、あくまで放電後は充電しなければならない。
将来はコンビニでカセットコンロのボンベ1つ買えば一日のロケ現場の電源をまかなえるかもしれない。未来の電池はそう遠くないところまで近づいてきたようである。
2009年2月26日 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 備忘録・メモ書き / 理類・医学・医薬系など |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/senri/trackback/825/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2009年01月03日(土)
代表取締役年頭挨拶

代表取締役年頭挨拶である。年末年始になると毎年このキーワードが多くなる。私は一昨日、つまり元旦に年頭挨拶をホームページへアップした。そのページへのアクセスがすでに100件を超えた。概ねそれらはトップページからのリンクによる。グーグルでヒットするものは2008年以前のもので、今年の年頭挨拶はまだそれほど多くヒットしない。もちろん私の2009年年頭挨拶はヒットせず、検索されるものは2008年の年頭挨拶である。しかし今年は違った。これまで年頭挨拶を元旦に検索してその年の年頭挨拶がヒットする場合はおそらく全年のうちにアップされたものであり、年頭挨拶というにはいささか疑問であった。それがCMSを利用したBLOG形式のページでは今年の記事がヒットするようになった。2009 年頭挨拶で元旦から様々な会社の2009年年頭挨拶がヒットしてきた。大きな変化である。いずれ多くの会社が営業を再開する4日以降にはHTML形式を含め、多くの会社の年頭挨拶がヒットするようになるだろう。
年頭挨拶を読むと企業の経営者が2009年に対して、何を考えているかがよく分る。それらを参考にしてあらためて2009年の指針を考える。私の年明けは情報収集から始まるのである。
2009年1月3日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| CEO・映像技術職人 / 未分類・エトセトラ.etc. / 備忘録・メモ書き |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/senri/trackback/807/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2008年12月14日(日)
人員削減
人員削減、これは私の会社のサイトへのキーワードではない。私が検索したグーグルのニュース検索である。
サブプライムローンの焦げつき問題の影響でアメリカの住宅バブルが崩壊して世界中の株価が急落した。そしてドル安。
一部の賢人達は数ヶ月前からドルは60円代にまで下がるだろうと予想している。私もそう考える。株や為替に興味ない私にとって今興味あることは大手企業の人員削減である。業績が上がれば派遣会社に頼って人員を補給し、業績が下がれば解雇が簡単な派遣社員から切っていく。都合がいいといえばそれまでだが、企業の都合で生活を失う人にとってはたまったものではない。
話をサブプライムローンに戻すがこれは低所得者層向けの住宅ローンの事で、所得の低い人やクレジットカードで返済延滞を繰り返すなど、いわゆる信用力の低い個人を対象とした住宅ローンのことだ。リスクが大きい分金利は高く設定されている。
このサブプライムローン問題にせよ、日本で問題になってる人員削減、派遣労働者の解雇はいずれも所得の低い人、弱者と言われる人が対象になっている。

社団法人日本ダム協会の資料に八田與一(はった よいち[1886年7月4日−1942年5月8日]大正期から昭和初期にかけて活躍した水利技術者)のことが書かれている。
彼の業績として大正9年に台湾で着工した嘉南大しゅう事業
工事の工程は、烏山頭ダムに貯水するための隧道工事と、濁水渓の導水工事を平行して進め、次いで、烏山頭ダムの本体工事にかかり、最後に、水田をまんべんなく導水するための給排水路工事を行う、4工程に分けて建設がなされた。大正9年に着工し、昭和5年に嘉南大しゅう事業は、10年間を要し竣工した。
における彼の行動だ。
大正12年9月1日の関東大震災がおこったときである。この大震災により、日本は政治、経済、社会面で大混乱となり、その影響は、台湾にも波及した。嘉南大しゅう事業の大幅な補助費の削減となり、組合員の半数が人員整理となった。
彼は有能な者たちを解雇したのである。
『「退職者の中には、有能な者がかなり含まれております。この者達より、他の者を解雇した方が、現場としては有難いのですが」
静かに聞いていた與一は、
「私もいろいろ考えた。確かに、力のある者を残しておきたい。しかし、能力のある者は、他でもすぐ雇ってくれるだろうが、そうでない者が再就職するのはなかなか難しい。今、これらの者の首を切れば、家族共々路頭に迷うことになる。だから、あえて、惜しいと思われる者に辞めてもらうことにした。その穴埋めは、君達が残った者を教育し補ってくれ。辞めさせる以上、辞めていく者の就職口は、必ず私が見つけてくる。君達も苦しいだろうが、私もつらい」と苦汁に満ちた顔で語った。
係長の誰もが、心で泣いていた。決して、部下を粗末にしない與一の温かい心が泣かせたのである。
もはや、誰も何も言わなかった』
八田與一のことは
古川勝三著『台湾を愛した日本人』(青葉図書・平成元年)
斎藤充功著『百年ダムを造った男』(時事通信社・平成9年)
などに書かれているらしい。是非手に入れたい書籍だ。

もう一度人員削減に戻すが、労働者を人材派遣会社に任せて調達する安易な考え方に私は疑問を感じる。社員は社員だ。ともに考え、ともに働く従業員だ。会社の業務を遂行する一員を派遣会社に依存し、基本教育まで派遣会社任せでは将来は無い。もちろん派遣社員に愛社精神が生じるなど期待も出来ないだろう。さらに周旋屋的な派遣会社に上前をはねられる派遣も大変だが、直接雇用して教育すれは無駄な手数料も抑えることが出来る。もちろん愛社精神も期待できる。
今人員削減を考えている経営者の皆さんに提案である。
まず自社の高所得者から解雇は勿論無理だ。八田與一とは言わないが、役員、相談役、管理職、そして重要職の給与削減から考えられないだろうか。 もちろん政治家、公務員も同様だ。

こんなことを書けば絶対人材派遣会社からの仕事は来ないだろう。それはそれでよい。私自身が人材派遣会社に依存する気が無いから、たとえ依頼があったとしても、まともなVPなど出来るはずが無い。
2008年12月14日 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| CEO・映像技術職人 / 備忘録・メモ書き / 未分類・エトセトラ.etc. |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/senri/trackback/799/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2008年09月28日(日)
EOS 5D マークU
 ある人からの情報。驚きである。
 USAキヤノンにあるEOS 5D マークUの動画だ。
http://www.usa.canon.com/dlc/controller?act=GetArticleAct&articleID=2086
視聴にはQuicktime7が必要だが、見れば衝撃を受けること間違いなしだ。

This video was shot with a pre-production Canon EOS 5D Mark II digital SLR. The files used to create this video were not manipulated in any way, only re-compressed for ¼ resolution display on our website. To view Vincent Laforet’s comments and behind-the-scenes video on the making of REVERIE, please visit his blog: blog.vincentlaforet.com

とあるように、発売前ののキヤノンEOS 5DマークIIデジタルの一眼レフで撮られたものだ。そしてヴィンセント・ラフォレのコメントとメイキングビデオが彼のブログに載っている。ブログで彼はEOS 5D マークUをhe next HD camcorderと書いているが、それはもうすぐそばまで来ている。EOS 5D マークUはキヤノンのHDカムコーダーXH A1などとは全く次元の異なる撮影マシーンであることは確かだ。
http://blog.vincentlaforet.com/2008/09/23/behind-the-scenes-video/#comment-2436
 ここにきてデジタル一眼レフとデジタルシネマの境が曖昧になってきたように思う。撮影レンズの自由度ではデジタルSLRのEOSに軍配が上がることは勿論であり、フルサイズの撮像素子は35mm映画サイズよりも有利だ。
 後はEOS 5D マークUのシューティングスタイルだけである。EOS 5D マークUをシネスタイルに改造するガレージメーカーも出てきそうな気がする。
 D700も欲しいが、EOS 5D マークUも欲しくなってしまう。しかしそれよりもEOS 5D マークUの動画で撮らなければならない仕事が欲しい!
 ちなみに今日はある企業の50周年記念のパーティーの収録だ。オーダーのフォーマットはDVCAM SDの4:3である。放送以外のHD化にはまだしばらく時間がかかるのが現実のようだ。
2008年9月28日 | 記事へ | コメント(9) | トラックバック(1) |
| 映像制作・撮影技術 / 写真撮影・カメラ機材 / 備忘録・メモ書き |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/senri/trackback/735/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2008年09月27日(土)
グリップエンドバランスウエイト〜カウンターバランス
 昨日のマイクブームポール用バランスウエイトの書き込みの後、色々調べていてこんなものを見つけた。

 NASAのエンジニア達が、 ロケット工学に基づく物理学的な検証を重ねて開発したシステム・・というゴルフクラブ用のカウンターバランスだ。また、釣具のリョービのサイトではキャスティング競技用のグリップ内バランスウェイトのページがあった。こういった考え方はテニスのラケットなどにもあり、様々なものにカウンターバランスが利用されていることがうかがい知れる。
 我々が最もお世話になっているカウンターバランスは、何といっても三脚のヘッドである。昔のユニバーサルやミラーなどのヘッドではカウンターバランスを持っていないので、撮影アングルに合わせて毎回ビデオキャメラの装着位置を前後させてバランスをとらなければならなかった。今日ではビンテン、サクラー、マンフロットetc.全ての製品がヘッド内にカウンタースプリングを内蔵してキャメラの重量を打ち消すようになっている。一度調整すればキャメラをどの上下どの角度に向けても完全バランスが取れるようになっている。
 昨日書いたように「マイク ブームポール バランスウエイト」などを検索するが何もヒットしないのはおそらく業界標準という考え方が強いからだろう。某巨大掲示板でも「Sennheiserの816 416が普及してるのは放送業界で標準的に使われているから。 他の商品でもいいものがあると思われるが 新商品を試すような冒険はだれもしてないのが放送業界の現状。」といった記述がある。
 はたして実際そうなのだろうか。私の知人が関わる放送技術研究所では従来の常識にとらわれない研究が日夜行われている。もちろんへんてこりんなものも開発されるようだが、それらの積み重ねが画期的な映像、中継を生み出してきたことは確かだ。私の会社のような零細企業がこういったことを引き合いに出すのはおこがましいが、ものづくり精神は持ち続けていたい。
 まもなくビジネスマッチング博がはじまる。今年も私の会社は会場中継と記録を担当する。様々な業種の企業が出展され、興味深いのものづくり精神に触れることができそうで楽しみだ。
 開催日程と場所は下記のとおり。
■平成20年10月16日(木)・17日(金)
■マイドームおおさか 1階展示場
■10/16 10:00 〜 17:00
■10/17 10:00 〜 16:00
2008年9月27日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 理類・医学・医薬系など / 備忘録・メモ書き |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/senri/trackback/734/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2008年06月16日(月)
従来比約2倍の感度および低ノイズで高画質を実現した裏面照射型CMOS
 ソニーの2008年06月11日発表の報道資料だ。
「従来比約2倍の感度および低ノイズで高画質を実現した、裏面照射型CMOSイメージセンサー 新開発」
〜民生用のデジタルビデオカメラ・デジタルスチルカメラ向けにSN比+8dBを実現〜
 民生機で実用化され、それが業務用、放送用ビデオキャメラに導入されるまでそう時間はかからないだろう。撮像素子は画素数が多くなればなるほど感度が落ちると言うことはよく知られているが、従来の1080HDが一般化し、先端ではスーパーハイビジョンの4Kも実用化されている今日、高画素化:感度の相反する特性に苦しんできた制作者にとって、ソニーの報道発表には期待が膨らむ。
 興味のある方は下記をご覧いただくと良い。
Sony Japan|プレスリリース | 従来比約2倍の感度および低ノイズで高画質を実現した、裏面照射型CMOSイメージセンサー 新開発
 しかし感度が上がったからといって、ノーライトで全てが撮影できるわけではない。映像制作には照明演出は最重要項目である。ただし感度が上がれば、定常光をベースにした上で、補助光としての照明技術が重要視される。
2008年6月16日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 写真撮影・カメラ機材 / 備忘録・メモ書き |

2008年06月01日(日)
リアルプレーヤー
リアルプレーヤーに関する検索がダントツ多い。
先日も「リアルプレーヤーが新しくなった」という記事を書いたが、とにかく凄い。YouTubeのダウンロードが出来るだけではなく、そのコンテンツの音だけをCDに焼いたり出来る。
 私はYouTubeからCDに焼いた音楽をデリカのミュージックサーバーに取り込んでいる。これは便利だ。音質もYouTubeで良ければ十分聴ける。で、驚きはこれだけではなかった。
 YouTubeに限らず、WindowsMedia、FlashVideo、QuickTimeまでもがダウンロード可能で、その上プラグインを追加すればDVDにまで焼けるのだ。
 無敵になったリアルプレーヤーで焼いたDVDをDVDプレーヤーで再生してみる。
YUKIのPVの再生画面には次のようなメニュー出る。勿論複数のタイトルをプレイリストに入れて焼けばボタンの数は増える。

半信半疑でボタンをクリックすると・・・・!
 DVDは何の問題も無くDVDプレーヤーで再生可能だ。「凄い!」「スゴイ!」周りに居たスタッフも感嘆、感動でだ。
 20吋の液晶テレビで再生したが、SD放送をVHSに録画した程度には見える。驚きである。ちなみにBURN PLUGINはROXIOのものだ。ROXIOといえばトースターやWINDOWSの書き込みソフトとして埋め込まれもしている。一流だ。
 昔はストリーミング=リアルプレーヤーだったが、WMVやFLVが一般化してリアルユーザーが激減してしまっていた。ここにきてリアルが打ち出したストリーミング⇒ダウンロード⇒DVD Video/VideoCD/AudioCDへ保存という技はどう進んでいくのだろうか。これまでのストリーミング=ダウンロード不可=著作権保護という定説が覆ってしまった。当然DVDに焼いたものはあくまで個人が趣味で見るものに限定されるが、ネット上に流れている映像、音楽が一人歩きすることは否定できない。世間はこのリアルプレーヤーをどう評価するのだろうか。もしかするとリアルプレーヤーそのものがDL不可になるかも知れない。
2008年6月1日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / コンピュータ・IT系 / 備忘録・メモ書き |

2008年03月09日(日)
Windows2000の時計
 久しぶりにWindows2000のコマンドプロンプトをいじった。私の会社でもほとんどのパソコンがWindowsXPになってしまったが、一部2000でなければ走らないソフトが有り、今なお2000のままになっているものが数台ある。
 普段コマンドプロンプトは使わないが、時にDHCPを開放したりするときに使用する。今回はWindows2000をXPのように時計をタイムサーバーに自動同期させるためにこの作業を行った。この機能は2000が元々持っている機能で、2000をベースにしたXPではそれが使いやすくなっていただけである。
 まず管理ツールのWindows Timeを起動させる。

 起動してきたものがW32Timeである。これを自動に変更し適用をクリックする。

 最後にスタートからプログラムのアクセサリーにあるコマンドプロンプトを起動させ、
net time /setsntp:"ntp.ring.gr.jp"
と入力する。

ntp.ring.gr.jpは指定ではなく、
ntp1.jst.mfeed.ad.jp
ntp2.jst.mfeed.ad.jp
ntp3.jst.mfeed.ad.jp
などの独立行政法人通信総合研究所のNTPサーバでもよい。

確認は下記のコマンドを入力する。
net time /querysntp

以上でWindows2000がXPと同様に自動時刻同期が可能になる。
まだまだ使えるWindows2000である。
2008年3月9日 | 記事へ | コメント(2) |
| コンピュータ・IT系 / 備忘録・メモ書き |

前へ 次へ
 

PHOTOHITOブログパーツ


ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
色々出ます

»くわしく見る

バイオグラフィー